【2026-2027年度版】足立区のエリア別 保活難易度|六町・竹ノ塚・北綾瀬・西新井、どの地域が入りやすい?

※本記事の申込件数はすべて足立区公表の全申込者指数一覧に基づく延べ(待機となった方は希望したすべての園に重複して掲載される)です。延べは実人数より多くなるため、そのまま競争の重さとしては読めません。あわせて内定者数(実人数)と、選考結果の内定最低指数(46など)を実態の物差しとして使います。足立区は募集枠の集計表を公表しないため、当サイトは募集数と申込数の比率は用いていません。エリア区分は施設の所在地域で、数字は傾向の目安としてご覧ください。
同じ足立区でも、住むエリアで保活の見え方は変わります。面白いのは、「延べ申込が積み上がる場所」と「内定の実数が多い場所」が必ずしも一致しないこと。延べの数字だけを見ても、エリアの実像はつかめません。
そこで本記事では、区内261施設を6エリアに分け、0歳・1歳・2歳の「内定者数(実人数)」と「延べ申込」を並べ、内定最低指数(ボーダー)と重ねて整理しました。申込が最も積み上がるのは六町・竹ノ塚をかかえる竹ノ塚・六町地区と、北綾瀬をかかえる綾瀬地区。西新井駅周辺や、青井駅前の人気園にも集中が見られます。いっぽう千住・江北方面は延べが相対的に軽め。順に見ていきます。
- 6エリアの内定者数・延べ申込・内定最低指数のクロス(2026年4月一次・区内261施設)
- 1歳の延べ申込が最も積み上がるのは竹ノ塚・六町地区(延べ868件)と綾瀬地区(延べ863件)。六町駅前と北綾瀬に園が集まる
- 梅田地区は西新井駅周辺の集中に加え、青井駅前に区内屈指の人気園(青井保育園)。1歳の内定最低は48〜50
- 内定最低指数はエリアを問わず1歳46が最頻。人気園は48〜50、0歳は39〜46——エリア差より「園ごと・年齢ごと」の差が大きい
- 0歳はどのエリアも内定の実数が多く、入り口が広い(区全体で内定1,008人)
- 延べの数字に気圧されない。実態は内定者数と内定最低指数で読む
① まず全体を一枚で:延べの積み上がりと、内定の実数は「別物」
足立区は全申込者指数一覧を6地域に分けて公表しています。当サイトでは区内の認可・認証・小規模・企業主導型など261施設を所在地域で6エリアに分け、内定者数(実人数)と延べ申込をクロス集計しました。
| エリア | 施設数 | 0歳 内定/延べ | 1歳 内定/延べ | 2歳 内定/延べ |
|---|---|---|---|---|
| 竹ノ塚・六町地区 | 56 | 180/328 | 226/868 | 93/187 |
| 綾瀬地区 | 49 | 212/319 | 234/863 | 73/101 |
| 梅田地区 | 44 | 179/242 | 166/698 | 67/125 |
| 西新井・伊興地区 | 42 | 167/210 | 170/575 | 62/173 |
| 江北地区 | 34 | 142/183 | 160/361 | 49/88 |
| 千住地区 | 36 | 128/151 | 143/256 | 30/35 |
| 区全体 | 261 | 1,008/1,433 | 1,099/3,621 | 374/709 |
※2026年4月入所一次・区公表の全申込者指数一覧より当サイト集計。「内定」は内定者数(実人数)、「延べ」は待機となった方が希望したすべての園に重複して掲載される延べ申込件数です。延べは実人数より多くなるため、そのまま競争の重さとしては読めません。内定最低指数は毎年変動する参考値です。
読み取れることは3つ。まず、1歳の延べ申込が最も積み上がるのは竹ノ塚・六町地区(868件)と綾瀬地区(863件)で、六町駅前・北綾瀬に園が集中するエリアです。次に、延べの多さと内定の実数は別物だということ。竹ノ塚・六町地区は延べ868件ですが内定も226人と多く、受け入れ規模自体も大きい。そして、0歳はどのエリアも内定の実数が多い——区全体で0歳の内定は1,008人と1歳(1,099人)に近く、延べの集中は1歳よりずっと緩い。0歳の入り口の広さは区内全域で共通しています。決着の指数は、次のとおりエリアより「園ごと」で大きく変わります。
足立区の内定最低指数は、1歳児クラスで46が最頻(父母フルタイム共働きのライン)。人気園は48〜50、0歳児クラスは39〜46と幅があります。これはどのエリアでも共通の傾向で、「〇〇地区だから入りやすい/厳しい」と一括りにはできません。同じ地区の中に、48以上が要る人気園と、46で内定側に入れる園、0歳なら39〜41でも内定が出た園が同居します。エリアで当たりをつけたら、最後は必ず園ごと・クラスごとの内定最低指数で確かめてください(ボーダーの記事参照)。
② 竹ノ塚・六町地区:延べが最も積み上がる。ただし内定の実数も多い
区東部の56施設。1歳の延べ申込は868件と区内最多で、その主役はつくばエクスプレス六町駅前に密集する園です——たんぽぽ保育所第二六町園(六町駅5分・1歳内定3人/延べ64件)、六町駅前保育園(六町駅6分・内定5人/延べ60件)、たんぽぽ保育所六町園(六町駅3分・内定3人/延べ54件)と、駅近の小さな内定枠に希望が折り重なります。竹ノ塚方面も竹の塚北保育園(竹ノ塚駅5分・内定9人/延べ53件)に申込が集まりました。
ただし、このエリアは内定の実数も1歳226人と区内で最も多い。延べが積み上がって見えても、受け入れ規模自体が大きいエリアです。延べ件数は待機となった方の重複掲載を含むので、六町駅前の小枠に申込が集中する一方、少し外せば内定側に入れる園もある——最終判断は園ごとの内定最低指数で。人気園でも内定者数がまとまっていれば46で内定側に入れる、というのが足立区の読み方です。
③ 綾瀬地区:北綾瀬に集中。1歳の延べは区内2番目
区中央部の49施設。1歳の延べ申込は863件と竹ノ塚・六町地区に次ぐ規模で、集中の中心は東京メトロ北綾瀬駅の周辺です——北綾瀬聖華保育園(北綾瀬駅5分・1歳内定19人/延べ59件)、AIAI NURSERY 北綾瀬(北綾瀬駅2分・内定4人/延べ58件)、チェリー保育園(北綾瀬駅3分・内定9人/延べ40件)と、駅近に園と申込が集まります。
もっとも、綾瀬地区は0歳の内定も212人と多く(区内最多クラス)、受け入れ規模は厚いエリア。北綾瀬駅前の人気園に希望が集まる一方、内定者数がまとまった園なら46で内定側に届く余地があります。北綾瀬聖華保育園のように内定19人と枠がまとまった園は、延べ59件でも内定側の下限が下がりやすい——延べの見た目より、内定者数を見て希望を組むのがこのエリアのコツです。
④ 梅田地区:西新井駅の集中に、青井駅前の人気園が重なる
区中西部の44施設。1歳の延べ申込は698件で、西新井駅周辺に園が集まります——西新井きらきら保育園(西新井駅4分・1歳内定3人/延べ54件)、足立ひまわり保育園(西新井駅4分・内定9人/延べ42件)など。西新井駅は隣接エリアにもまたがる区内屈指のターミナルで、駅近の園に希望が折り重なります。
そしてこの地区には、区内でも指折りの人気園があります。青井保育園(青井駅すぐ)です。1歳児クラスは内定が50・50・48——フルタイム共働きの46では届かず、内定最低48〜50=きょうだい在籍などの加点を持つ世帯の帯でした。内定は3人と枠が細く、46の待機が多数並ぶ激戦園です。青井保育園のような園を希望に入れるなら遠慮はいりませんが、46で内定側に並べる園を必ず併せて組むのが現実的です。
⑤ 西新井・伊興地区:延べ575件。46で内定側に入れた園も
区北西部の42施設。1歳の延べ申込は575件。伊興すみれ保育園(竹ノ塚駅6分・1歳内定9人/延べ67件)のように延べの積み上がる園もありますが、内定者数がまとまっている園では46で内定側に入れています。全申込者指数一覧で確認できた例がi‐保育園(谷在家駅)で、1歳児クラスは内定9人・内定最低は46。48以上が並ぶ園でも、内定者数が多ければ46で内定側に届く——「延べが多い=入れない」ではないことを示す好例です。2歳児クラスの内定も62人・延べ173件と、このエリアは2歳の動きが比較的あるのも特徴です。
⑥ 千住地区・江北地区:延べが相対的に軽め。0歳は千住大橋で39でも内定
区南部の千住地区(36施設)と区北部の江北地区(34施設)は、1歳の延べ申込がそれぞれ256件・361件と区内では相対的に軽めのエリアです。千住地区のアイグラン保育園千住大橋(千住大橋駅4分)は、1歳児クラスの内定最低が46(内定4人)、0歳児クラスは内定最低39(内定6人)。0歳は46に届かない指数でも内定が出ています。江北地区でも興本保育園(江北駅3分・1歳内定19人/延べ34件)など、内定者数がまとまった園が申込を受け止めています。
ただし「延べが軽い=どの園でも入れる」ではありません。千住地区は施設数も36と少なく、内定の実数(1歳143人)も控えめ。エリアの延べの軽さより、園ごとの内定者数と内定最低指数を見て、自分の指数で届く園を選ぶ——この原則はどのエリアでも変わりません。
⑦ エリアの数字を、希望リストに落とす
エリア分析を希望園リストに落とすときの原則はこうです。
- 延べの多さに気圧されない:延べは待機の方の重複掲載を含む数字。竹ノ塚・六町地区(延べ868件)も内定は226人と多く、受け入れ規模は大きい。競争の実態は内定最低指数で読む
- 人気園と46の園を混ぜる:青井保育園(青井駅・内定最低48〜50)のような激戦園だけで埋めず、内定者数がまとまって内定最低46の園を必ず併せて組む
- 内定枠の大きい園を1つ入れる:内定者数の多い園(例:北綾瀬聖華・興本・i‐保育園)は、延べが多くても内定側の下限が下がりやすい。持ち点46の逃げ場になります
- 0歳で動けるなら、エリアを問わず入り口は広い:0歳は区全体で内定1,008人。千住大橋のように39でも内定が出た園があります(年齢の壁の記事参照)
- 認証・認可外も地図に入れる:認証は駅ごとに選択肢があり、費用の補助も手厚い。エリアの受け皿として併せて検討を(比較記事参照)
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出典:足立区 令和8年4月入所 全申込者指数一覧(6地域)。エリア別の集計は当サイトの整理で、公式の数値ではありません。延べ申込は待機者の重複掲載を含むため、そのまま競争の重さとしては読めません。内定最低指数も毎年変動する参考値です。実際の難易度は各園・最新の区資料でご確認ください。