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【2026-2027年度版】文京区のエリア別 保活難易度|どの地域が入りやすい?

文京区のエリア別 保活難易度のイメージ

※本記事の申込者数はすべて文京区公表の申込状況(延べ・第1〜10希望の合算)に基づきます。延べは1人の子が最大10園分カウントされるため、実際の競争はこの数字より緩くなります。あわせて「内定最低指数」(数値/定員割れ 等)を実態の物差しとして使います。エリア区分は当サイトの整理(7エリア)で、公式の区分ではありません。エリアの数字は傾向の目安としてご覧ください。

同じ文京区でも、住むエリアで保活の見え方は変わります。面白いのは、「申込(延べ)が積み上がる場所」と「点数が締まる場所」と「埋まらない園が残る場所」が、それぞれ別の顔をしていること。延べの数字だけでも、内定最低指数だけでも、エリアの実像は見えません。

そこで本記事では、認可124施設を7エリアに分け、0歳・1歳の「延べ申込÷募集」×内定最低指数(27以上のクラスがいくつあるか/「定員割れ」がいくつ残ったか)のクロスで集計しました。点数が締まるのは春日・後楽園と茗荷谷・新大塚。区内最大の受け皿は白山・千石。そして延べがいちばん重い千駄木・根津は、実は27以上がほとんどない——順に見ていきます。

この記事でわかること
  • 7エリアの延べ申込÷募集×内定最低指数のクロス比較(令和8年4月1次・認可124施設)
  • 点数が締まるのは春日・後楽園(1歳の27以上が7クラス)と茗荷谷・新大塚(同6クラス)——ただし茗荷谷は「定員割れ」も区内最多の二極化
  • 白山・千石は区内最大の受け皿:1歳の27以上は1クラスだけ、0歳の「定員割れ」14クラス
  • 千駄木・根津は「数字は重いが26で決まる」:延べは区内最重量級なのに、埋まる先は26中心
  • 0歳の入り口は護国寺・江戸川橋と本駒込に広い——どのエリアで動くかで0歳と1歳の損得が変わる

① まず全体を一枚で:延べの重さ・点数の締まり・埋まらない園は「別物」

当サイトでは文京区の保育施設を7エリアに分けて掲載しています。令和8年4月1次の認可124施設(区立・私立・小規模等)を、区公表の申込状況と内定最低指数のクロスで集計しました。

エリア認可施設数0歳 募集/延べ申込(÷)1歳 募集/延べ申込(÷)1歳 27以上1歳 定員割れ0歳 定員割れ
春日・後楽園18100/400(4.00)80/621(7.76)7クラス3クラス5クラス
茗荷谷・新大塚22111/355(3.20)98/625(6.38)6クラス8クラス12クラス
本郷三丁目・湯島1985/318(3.74)89/578(6.49)4クラス2クラス3クラス
白山・千石22120/331(2.76)110/533(4.85)1クラス6クラス14クラス
本駒込1683/223(2.69)58/435(7.50)5クラス0クラス11クラス
千駄木・根津1370/337(4.81)52/403(7.75)3クラス0クラス1クラス
護国寺・江戸川橋1477/158(2.05)75/371(4.95)5クラス2クラス10クラス
区全体124646/2,122(3.28)562/3,566(6.35)31クラス21クラス56クラス

※令和8年4月1次・区公表の募集予定人数・締切後申込者数一覧(12/17時点)と内定指数一覧(1/30公表)より当サイト集計。申込者数は第1〜10希望の延べ人数で、1人の子が最大10園分カウントされるため実際の競争はこの数字より緩くなります。「27以上」は内定最低指数が27〜29だったクラス数、「定員割れ」は申込者や内定者が定員に満たなかったクラス数です。

読み取れることは3つあります。まず、1歳で27以上の高得点帯が付いたクラス(区全体で31)は春日・後楽園(7)と茗荷谷・新大塚(6)に厚く分布すること。次に、延べの重さと点数の締まりが一致しないこと——延べが区内最重量級の千駄木・根津は27以上が3クラスにとどまります。そして、「定員割れ」がどの年齢にもまとまって残ること。0歳の定員割れ56クラスのうち47は、茗荷谷・新大塚、白山・千石、本駒込、護国寺・江戸川橋の4エリアに集中しています。

② 春日・後楽園:延べも点数も締まる、文京の正面の激戦地

春日・後楽園駅周辺(小石川・西片・水道方面を含む)の18施設は、1歳の延べ申込÷募集が7.76、そして1歳の27以上が7クラスと区内最多。延べと点数の両方が締まる、正面の激戦地です。文京ガーデンひかり保育園(1歳 募集3・延べ67・内定27)、富坂まきば保育園(募集3・延べ44・内定28)、小石川ここわ保育園(募集6・延べ77・内定27)、ちゃいれっく小石川保育園(募集4・延べ40・内定27)——再開発で子育て世帯が増えた後楽園駅圏の園に、上積みを持つ世帯の申込が集まります。

それでも受け皿はあります。1歳の「定員割れ」はテンダーラビング保育園小石川(募集8・延べ13)、グローバルキッズ後楽二丁目園(募集6・延べ9)など3クラス。0歳では区立の水道保育園(募集9・延べ9)も「定員割れ」でした。人気園と埋まらなかった園が徒歩圏で同居しているので、エリア内でリストの強弱をつけられます。

③ 茗荷谷・新大塚:二極化の極み。名前の知られた園と「定員割れ」8クラスが同居

教育の街・茗荷谷を抱えるこのエリアは、文京区の二極化がいちばんはっきり出る場所です。片側には、1歳で募集4に延べ94と区内最大の集中を見せたお茶の水女子大学こども園(内定28)。小学館アカデミー茗荷谷保育園(募集4・延べ63・内定27)、ソラスト茗荷谷保育園(募集5・延べ63・内定27)、モニカ茗荷谷駅前園(募集4・延べ48・内定27)と、27〜28の園が並びます。

もう片側には、1歳の「定員割れ」が8クラスと区内最多グローバルキッズ新大塚園(募集10・延べ13)、さくらさくみらい護国寺(募集10・延べ10)、まなびの森保育園茗荷谷(募集9・延べ26)、区立の久堅保育園(募集8・延べ27)——募集の大きい園が埋まらずに残りました。0歳の「定員割れ」も12クラスあります。「茗荷谷だから無理」でも「茗荷谷なら安心」でもなく、園単位で別世界。エリアの平均値がいちばん当てにならない場所です。

④ 本郷三丁目・湯島:26のスタンダード勝負。「逃げ場」は少なめ

本郷・湯島の19施設は、1歳の内定最低指数の顔ぶれが26中心(26が9クラスと区内最多)で、27以上は4クラス。ポピンズナーサリースクール本郷(1歳 募集3・延べ63・内定27)が頭ひとつ抜け、本郷ちとせ保育園(募集5・延べ45・内定26)、ぽけっとランド 本郷保育園(募集5・延べ45・内定26)と、26の同点勝負の園が続きます。

注意したいのは、このエリアは「定員割れ」が少ないこと(1歳2クラス・0歳3クラス)。赤門小規模保育園(1歳 募集8・延べ17)のような例外はありますが、基本は「どの園でも26の勝負が成立する」エリアです。持ち点が25で止まりそうなら、リストの保険は白山・千石側や湯島の東側まで広げて確保するのが現実的です。

⑤ 千駄木・根津:延べは区内最重量級。でも、決まるのは26

意外な結果がここです。谷根千エリアの13施設は、0歳の延べ申込÷募集4.81が区内で最も重く、1歳も7.75と春日・後楽園(7.76)にほぼ並ぶ最重量級の数字が付きます。ところが1歳の内定最低指数はしおみ保育園(募集4・延べ52)も藍染保育園(募集12・延べ47)も向丘保育園(募集5・延べ32)も26。27以上は3クラスにとどまります。

からくりは枠の細さです。このエリアの募集は0歳70人・1歳52人と区内最少クラス。園の数自体が少ないので、1人が10園まで書ける延べ申込が同じ園に重なり、数字が膨らみます。それでも決着ラインは26——つまり「延べが重い=高得点が要る」ではありません。ただし裏面もあります。「定員割れ」は1歳0クラス・0歳も保育所まぁむ東大前園(募集5・延べ12)の1クラスだけで、エリア内に「埋まらない園」がほぼ残らない。26に届かない場合の保険は、隣の本駒込や白山・千石まで通園圏を広げて確保する設計になります。

⑥ 本駒込:1歳は締まり、0歳は緩い。年齢で損得が入れ替わる

本駒込・駒込駅圏の16施設は、年齢で景色が入れ替わるエリアです。1歳は募集58人と細く、延べ申込÷募集7.50・27以上5クラス・「定員割れ」0クラスこのえ本駒込保育園(募集4・延べ50・内定26)、まなびの森保育園本駒込プチ・クレイシュ(募集4・延べ36・内定27)と、小さな枠に申込が重なります。

一方、0歳は延べ申込÷募集2.69と落ち着き、「定員割れ」が11クラス。区立の本駒込南保育園(募集11・延べ20)、モニカ本駒込園(募集6・延べ20)などが埋まらずに残りました。このエリアで動くなら、0歳で入るか、1歳の26勝負に備えて保険を厚くするか——年齢戦略の分かれ目がいちばん鮮明です。年齢ごとの考え方は年齢の壁の記事で。

⑦ 白山・千石:区内最大の受け皿。27以上は1クラスだけ

白山通り沿いの22施設は、文京区の保活で最も頼れる受け皿です。1歳の延べ申込÷募集4.85は区内最低水準、27以上は大空と大地のなーさりぃ文京千石園の1クラスだけ(募集1のごく小さな枠)。ベネッセ千石保育園(1歳 募集4・延べ43)もベネッセかごまち保育園(募集5・延べ40)も、決着は26です。区立最大級の枠を持つ千石保育園(1歳 募集12・延べ49・内定26)もこのエリア。

そして「定員割れ」の多さが際立ちます。1歳で6クラス——キッズパートナー文京千石(募集10・延べ24)、千石西保育園(募集9・延べ34)、千石すきっぷ保育園(募集6・延べ30)、えがおの森保育園・せんごく(募集5・延べ35)。0歳は14クラスと区内最多で、区立のさしがや保育園(募集12・延べ16)や千石保育園(募集12・延べ26)も埋まりませんでした。さしがや保育園は1歳も23で決着しており、25以下・定員割れの「保険枠」がまとまって存在するのはこのエリアだけ。春日・茗荷谷・本駒込で動く世帯も、第10希望までのリストの後半にここを混ぜる価値があります。

⑧ 護国寺・江戸川橋:0歳の入り口が広い。1歳は27の園も

音羽通り・神田川沿いの14施設は、0歳の延べ申込÷募集2.05が区内で最も低く、「定員割れ」10クラスと、0歳の入り口が広いエリアです。区立の青柳保育園(0歳 募集9・延べ21)、テンダーラビング保育園音羽(募集9・延べ17)、スマイルキッズ江戸川橋保育園(募集9・延べ18)——募集9人クラスの園が軒並み埋まらずに残りました。

ただし1歳は別の顔になります。27以上が5クラスあり、青柳保育園(1歳 募集5・延べ43・内定27)、スマイルキッズ江戸川橋保育園(募集3・延べ30・内定27)、テンダーラビング保育園音羽(募集5・延べ31・内定27)と、0歳で埋まらなかった園が1歳では27で締まる逆転が起きています。「0歳なら広く届き、1歳なら上積みが要る」——エリア内での年齢差が最も大きい場所です。さくらさくみらい小日向(1歳 募集4・延べ41・内定26)など26の園もあるので、1歳勝負なら26帯と定員割れ(キッズパートナー文京関口=募集6・延べ12)の組み合わせで。

⑨ エリアの数字を、希望リストに落とす

文京区は第10希望まで書けて、希望順位による有利不利はありません。エリア分析をリストに落とすときの原則はこうです。

  • 27以上の園だけで10枠を埋めない:高得点帯は春日・後楽園と茗荷谷に集中しています。持ち点が25〜26なら、勝負の主軸は26で決まる園に置き、白山・千石などの「定員割れ」帯を2〜3園必ず混ぜる
  • 延べの重さに気圧されない:千駄木・根津のように、延べが重くても26で決まるエリアがあります。届くかどうかの最終判断は内定最低指数で
  • 極端な延べの数字は「枠なし」のサイン:募集1〜2人の園に付く二桁の数字(大空と大地のなーさりぃ文京千石園=1歳募集1に延べ34、モニカ本駒込園=募集2に延べ42など)は、競争の激しさより枠の細さを表します。募集数とセットで読む
  • 0歳で動けるなら、エリアの選択肢が広がる:護国寺・江戸川橋、本駒込、白山・千石は0歳の「定員割れ」が二桁。0歳の広い入り口を使えるかどうかで戦い方が変わります
延べの数字の「読み方」を最後にもう一度
本記事の申込者数は区公表の延べ(第1〜10希望の合算)です。1人の子が最大10園分数えられるため、数字の見た目ほど競争は厳しくありません。実際に何点で決まったかは、必ず内定最低指数(26/27/定員割れ などの表記)で確認してください。読み方はボーダーの記事で詳しく解説しています。

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出典:文京区 令和8年4月入所1次「募集予定人数・締切後申込者数一覧」(12/17時点。申込者数は第1〜10希望の延べ)・「内定指数一覧」(1/30公表・2/3訂正反映)。エリア区分・クラス数の集計は当サイトの整理で、公式の区分・数値ではありません。延べ申込は重複を含むため実際の競争はこの数字より緩く、内定最低指数も毎年変動する参考値です。実際の難易度は各園・最新の区資料でご確認ください。