【2026-2027年度版】千代田区で保育園に入れなかったら?二次調整・毎月の選考と受け皿

※本記事は千代田区の公開資料(令和8年度『保育園・こども園等の入園案内』の申込スケジュール・選考基準、令和8年4月一次締め切りの園別・クラス別「入園順位・選考指数ボーダー」、認証保育所等保育料減額補助の案内)をもとにした情報です。日程・制度は年度で変わり、補助額は令和8年度入園案内の水準です。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。
希望した認可に内定が出なかった——落ち込みますが、千代田区の保活はここで終わりません。不承諾の通知が届いたのは、多くの場合「入れる園がない」からではなく、入園順位2位(区民)どうしの選考指数の勝負で、その園の内定ラインに届かなかったから。つまり絶望する話ではなく、園選びと動き方の問題です。
やることは順番に整理できます。①4月二次に希望を組み直す(一次結果2/6のあと、締切2/13・結果2/27)、②それでも決まらなければ毎月の選考を使い続ける、③並行して認証・認可外で復職の足場を作る——ひとつずつ見ていきます。動く前に、内定辞退のペナルティだけは正しく理解しておきましょう。
- 4月入園には一次と二次の2回。一次結果は令和8年2月6日、二次は締切2月13日・結果2月27日
- そのあとも毎月1日付で選考が続く。内定が出なくても年度内1月入園まで自動で継続(2月・3月入園はなし)
- 内定を辞退すると、翌月から6か月間は入園順位が「4位」に下がる。辞退は慎重に
- 不承諾の多くは「2位20点で並んで届かなかった」こと。2位20点で届く園と空き枠園を希望に混ぜれば入り口は広い
- 認証・区補助対象保育室・認可外は直接契約で結果を待たずに動ける受け皿。減額補助で月220時間まで実質0円になる園もある
① まず仕組み:4月は一次と二次、そのあとは毎月
千代田区の入園(利用開始)は毎月1日付で、4月入園には一次と二次の2回の選考があります。一次で内定が出なくても、次があります。オンライン申請と窓口で締切日が違う点に注意してください。
| 令和8年4月入園 | 窓口受付 | オンライン締切 | 結果発表予定 |
|---|---|---|---|
| 4月【一次】 | 令和7年11月20日(木)〜12月19日(金) | 令和7年12月12日(金) | 令和8年2月6日(金) |
| 4月【二次】 | 令和8年1月5日(月)〜2月13日(金) | 令和8年2月6日(金) | 令和8年2月27日(金) |
一次の結果が2月6日に届き、そこで内定が出なくても、二次の窓口締切は2月13日。一次の結果を見てから希望を組み直して二次に臨めます。二次の結果は2月27日です。
4月二次でも決まらなければ、5月以降は毎月、選考が続きます。各月ごとに締切と発表日があり、空きが出た園について選考が行われます。
| 令和8年の利用希望月(例) | オンライン締切 | 結果発表予定 |
|---|---|---|
| 5月 | 令和8年3月24日(火) | 令和8年4月8日(水) |
| 6月 | 令和8年4月23日(木) | 令和8年5月13日(水) |
| 7月 | 令和8年5月22日(金) | 令和8年6月8日(月) |
※千代田区『令和8年度 保育園・こども園等の入園案内』の受付・発表日程より抜粋。以降の月も毎月受付があります。全体の日程はスケジュールの記事で扱っています。
千代田区では、入園希望月に内定が出なかった場合、翌月以降も申込みが継続しているものとみなし、年度内の1月入園まで選考が続きます。二次に出し直さなくても、毎月の選考対象に含まれ続けるということ。ただし千代田区は2月・3月入園を行っていません。年明けは令和9年1月入園までが選考の対象です。継続を希望しない場合は「入園辞退書兼入園(転園)・名簿登録取下書」を提出します。
② 動く前に:内定辞退のペナルティを正しく知る
千代田区の選考は入園順位が第一で、区民はほぼ全員が入園順位2位です。ところが、いったん内定した園への入園を辞退すると、内定月の翌月から6か月間は入園順位が「4位」に下がります(入園順位4位=内定辞退者)。区民の2位より下がるため、その間の選考はぐっと不利になります。さらに注意したいのが、取下げの手続きを忘れて翌月以降に内定してしまった場合も「辞退」として扱われること。「とりあえず内定をもらっておいて、あとで考える」という動き方は、このペナルティに直結します。内定を受ける園は、実際に通える範囲で慎重に選び、希望順位も現実に通える園で組んでおきましょう。
③ 「2位20点で並ぶ」を踏まえて、希望を組み直す
二次や毎月の選考に臨むときは、その時点で空きの見込める園に希望を組み直すのが基本です。千代田区は園別の申込数を公表していませんが、園別×クラス別の「入園順位・選考指数ボーダー」(そのクラスで最低に内定した人の入園順位と選考指数)と空き枠数が毎年公開されています。これが希望の組み直しに使えます。
千代田区の不承諾の多くは、入園順位2位(区民)どうしで、共働きフルタイムの選考指数20点前後が横並びになり、その園の内定ラインに届かなかった結果です。千代田区の選考指数は保護者1人10点・共働き合算で20点が満点クラスなので、多くの世帯が20点にそろい、最後は加算調整や同一指数時の優先順位で決着します。だから「入れる園がない」のではなく、「その2位20点で、その園に届かなかった」というのが不承諾の実体です。
令和8年4月一次のボーダーを当サイトで見ると、同じ表の中に2位20点で内定できた園と、利用調整のあとも空き枠が残った園が同居しています。空き枠が残っていた園の例としては、クレアナーサリー市ヶ谷(市ケ谷駅 徒歩2分・0〜5歳の全クラスで空き枠)、ポピンズナーサリースクール一番町(半蔵門駅 徒歩3分)、ほっぺるランド西神田などがありました。区立でも、神田保育園や西神田保育園は0歳児が2位20点で埋まる一方、1歳児以降は空き枠が残っています。人気園を希望に置くのは自由ですが、こうした入り口の広い園を必ず希望に混ぜておくと、保留を避けやすくなります。読み方はボーダーの記事で詳しく扱っています。
※空き枠・ボーダーは令和8年4月一次の当サイト集計による参考値で、年度・園・クラスで変わります。同じ入園順位・同じ選考指数でも、同一指数時の優先順位により内定とならない場合があります。千代田区は園別の申込数・募集数を公表していません。
④ 認証・認可外で足場を作る——結果を待たずに動ける受け皿
認証保育所・区補助対象保育室・認可外保育施設・企業主導型は、区の選考を経ない受け皿です。施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。ただし結果を待ってから探し始めると時間が足りなくなりがち。結果の直後から見学・申込を並行させてください。当サイトが特色を調べた受け皿の園を、いくつか紹介します。
- 保育園ドルチェ(市ケ谷駅 徒歩1分):モンテッソーリ教育を軸にした認証。0歳から就学前まで直接契約で受け入れています
- 保育室「愛の園」(御茶ノ水駅 徒歩4分):英語イマージョンと自園調理の給食が特徴の認証。0歳児クラスも延長料金なく7:00〜20:00で通えます
- ひまわり育児室(飯田橋駅 徒歩6分):認証と同等の基準で区が運営費を補助する区補助対象保育室。家庭的な保育で0〜4歳を受け入れています
- ポピンズナーサリースクール大手町(大手町駅 徒歩3分):勤務先を問わず申し込める地域枠のある企業主導型。教育と保育を融合した「エデュケア」が特徴です
費用面では、認証保育所・区補助対象保育室・幼保一体施設内の保育園は、千代田区の保育料減額補助の認定を受けると月220時間までの保育料が実質0円になります(0〜2歳の課税世帯で上限月80,000円・3〜5歳で77,000円/区外の認証も対象)。企業主導型やその他の認可外も、施設等利用給付(3〜5歳で月37,000円・0〜2歳非課税で42,000円が上限)の対象になり得ます。利用する年度の最新の金額・条件は区公式で必ず確認してください。復職の足場としての現実性は十分です。何より、預けてみた園が子に合っていたなら、そのまま通い続けることも含めて良い選択です。認可外は「つなぎ」だけの受け皿ではありません。詳しくは費用の記事と認可外の比較記事を参照してください。
千代田区では、認可外・認証等に預けて復職していると認可申込で加算調整(+1〜+2)が付く場合がありますが、それはおまけです。選考は入園順位が第一で、区民はほぼ2位。受け皿を選ぶときは、加点のためではなく、子に合う園か・費用は見合うかで選ぶ——復職が先で、翌年の点数を積む道具にはしない、というのが千代田区での正しい向き合い方です。入所保留通知書は、育児休業給付金の延長手続き等に使えます。必要になりそうなら、発行のタイミングと使い方を早めに区へ確認しておくと安心です。
⑤ まとめ:保留からの動き方
- 4月は2回、そのあとは毎月:一次(結果2/6)で不承諾でも二次(締切2/13・結果2/27)があり、5月以降も毎月1日付で選考が続く(2月・3月入園はなし)
- 申込は年度内1月入園まで自動で継続:内定が出なくても翌月以降の選考対象に含まれ続ける。継続しないなら取下書を提出する
- 内定辞退のペナルティを知っておく:辞退すると翌月から6か月間は入園順位が4位に下がる。内定を受ける園は通える範囲で慎重に
- 「2位20点で並ぶ」を踏まえて組み直す:不承諾の多くは同点勝負。2位20点で届く園と空き枠園を希望に混ぜれば入り口は広い
- 認証・認可外で足場を作る:直接契約で結果を待たずに動ける。認証・区補助対象保育室なら減額補助で月220時間まで実質0円。子に合えば、それ自体が良い選択
千代田区は、一次で決まらなくても動き続けられる仕組みがそろっています。落ち込む時間は必要ですが、二次、毎月の選考、認証・区補助対象保育室・認可外という受け皿を組み合わせれば、次の入り口はまだ開いています。
▶ まず全体像:千代田区の保活完全ガイド
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認可も認可外も、地図と一覧でまとめて探せます。自分の選考指数の確認は点数計算ツールで。※出るのは選考指数のみ。入園順位(区民は原則2位)は別の軸です。
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出典:千代田区『令和8年度 保育園・こども園等の入園案内』(申込スケジュール・選考基準〈入園順位・選考指数〉・内定辞退の扱い・入所保留通知書・認証保育所等保育料減額補助)、令和8年4月一次締め切りの園別・クラス別「入園順位・選考指数ボーダー」。整理は当サイトの解釈を含みます。日程・制度・要件は年度で変わり、補助額は令和8年度入園案内の水準です。ボーダー・空き枠は参考値で、同一指数でも優先順位により内定とならない場合があります。申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。