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【2026-2027年度版】北区のエリア別 保活難易度|どの地域が入りやすい?

北区のエリア別 保活難易度のイメージ

※倍率は北区「令和8年4月期(一次)保育園空き人数及び申込状況」をもとにした当サイトの集計・推定です。北区が公表する受け入れ側の数字は「募集定員」ではなく令和8年2月1日時点の空き人数で、本記事の倍率もこれを分母にしています。公式の数値ではなく、エリア間の相対比較の目安(傾向)としてご覧ください。

同じ北区でも、住むエリアで保活の見え方は変わります。区全体の1歳児は1.41倍(第1希望÷空き人数)の需要超過。これを南の王子・滝野川エリアと北の赤羽エリアに分けると、1歳児は南が約1.6倍、北が約1.2倍と、南側のほうが締まって見えます

さらに駅単位まで下りると、園単位の倍率が高い園の多い志茂・東十条、園数最多で二極化の激しい王子神谷、比較的穏やかな田端・北赤羽と、傾向の違いが見えてきます。どのエリアにも共通するのは、空き数名の公立人気園に希望が集中する構図。順に見ていきます。

この記事でわかること
  • 南北2エリア(王子・滝野川/赤羽)の年齢別の需給
  • 主要5駅エリアの入りやすさ比較(推定実質倍率の中央値)
  • 「枠不足型」の東十条と「集中型」の志茂——締まり方の違い
  • どのエリアでも通用する志望リストの組み方(希望順位は選考に無関係)

① 大きな構図:南の王子・滝野川と、北の赤羽

北区の申込状況の公表は「王子・滝野川」と「赤羽」の2方面に分かれています。令和8年4月一次の空き人数と第1希望を合算すると——

エリア0歳児 空き/第1希望0歳児 倍率1歳児 空き/第1希望1歳児 倍率
王子・滝野川エリア(区南部)476/3660.77倍451/722約1.6倍
赤羽エリア(区北部)312/3090.99倍441/532約1.2倍

読み取れることは2つ。まず1歳児はどちらのエリアも需要超過で、特に南側(王子・滝野川)が約1.6倍と締まっていること。次に、0歳児は南北とも空きが第1希望を上回っていること。0歳児で動くなら区内のどこでも戦いやすく、エリア差が本当に効くのは1歳児です。「北区のどこかに逃げれば楽になる」というより、1歳児という土俵全体が締まっていて、その傾斜がエリアで違う——そう読むのが実態に近いと考えられます。

② 主要5駅エリアの入りやすさ(0・1歳児)

園が多く集まる5つの駅エリア(駅から徒歩圏の認可園を座標ベースで集計)について、園ごとの推定実質倍率(第一希望+他園からの流入見込みを加味した当サイト独自の推定値)の中央値を並べると、こうなります(数字が小さいほど入りやすい傾向)。

駅エリア認可園数倍率の中央値(0・1歳)1歳児 空き/第1希望傾向
志茂駅周辺9約3.3倍87/108高倍率園が多い「集中型」
東十条駅周辺10約2.5倍42/89(約2.1倍)枠そのものが足りない「枠不足型」
王子神谷駅周辺19約2.4倍143/181園数最多。人気園と大型枠が同居
田端駅周辺9約2.2倍79/88枠の厚い園が多く、区内では穏やかめ
北赤羽駅周辺8約1.8倍74/107中央値は5エリアで最も低い

注意したいのは、「倍率の中央値」と「エリア合算の1歳倍率」が別のことを教えてくれる点です。東十条は合算で約2.1倍と、エリア全体の枠が足りていません。一方の志茂は合算では約1.2倍なのに中央値が最も高い——つまり枠はあるのに、特定の園へ希望が集中している。締まり方のタイプが違うので、対策も変わります。

③ 志茂駅周辺:「集中型」——園を選べば景色が変わる

志茂・神谷エリアは、1歳児の推定実質倍率で見ると高倍率園がずらりと並びます。志茂南保育園約14.2倍(空き3に第1希望12人)、にじいろ保育園志茂約9.9倍(空き6に第1希望24人)、志茂保育園も空き12に第1希望23人で約3.4倍です。

それでもエリア合算は約1.2倍。理由は、枠の厚い園が同居しているからです。たとえば神谷北つぼみ保育園は1歳児の空き37に第1希望7人(約0.7倍)。人気の公立園に固執しなければ、エリア内に受け皿はある——志茂は「園選び」がそのまま結果を分けるエリアと言えそうです。

④ 東十条駅周辺:「枠不足型」——エリア内で完結させない

東十条は1歳児の空き42に第1希望89人と、エリア全体で枠が大きく不足しています。象徴が東十条保育園——1歳児の空き1に第1希望30人という、区内屈指の集中です。キッズタウン東十条保育園も空き3に第1希望14人で約13.2倍うぃず東十条保育園が約9.2倍と続きます。

エリア内で比較的落ち着いているのは、空き13の清水坂保育園(約2.6倍)や空き12の聖母の騎士保育園(約2.1倍)など枠の厚い園。それでも合算2倍超のエリアなので、1歳4月を狙うなら王子神谷方面など隣接エリアまで通園圏を広げるのが現実的です。

⑤ 王子神谷駅周辺:園数最多、二つの世界が同居する

王子神谷は徒歩圏の認可園が19園と区内最多。エリア合算の1歳児は空き143に第1希望181人(約1.3倍)ですが、中身は二極化しています。

同じ駅徒歩数分の距離に、約14倍と1倍未満が並ぶ——「どの園に願書が集中しているか」の粒度で見ると、エリアの平均値では見えない別世界が広がっています。

⑥ 田端・北赤羽:区内では穏やかめ。それでも集中園はある

⑦ 赤羽駅周辺の注意:区内で最も極端な集中

上の5エリアの外になりますが、赤羽駅周辺には触れておくべき数字があります。1歳児はエリアで空き47に第1希望137人(約2.9倍)。中でも赤羽保育園空き3に第1希望26人で推定実質倍率 約22.7倍——区内で最も高い水準です。赤羽台保育園は空き26と枠が厚いものの、第1希望70人(約3.5倍)とやはり人気。駅近の公立・大規模園に希望が吸い寄せられる、北区の集中の構図が最も濃く出ているエリアです。ボーダーが「22以上」になったクラスもこうした人気園に集中しています(ボーダーの記事参照)。

⑧ 現実的な志望リストの組み方

北区は希望園の順位が選考に影響しません(先着でも抽選でもなく、保育指数の高い順)。「受かりやすい園を上位に書く」工夫は意味がなく、考えるべきは「どの園をリストに入れるか」だけです。

  • 入れたい園は遠慮なく書く:高倍率園を希望に入れても、順位づけで不利になることはありません
  • 「20で届く園」を必ず混ぜる:空きが2桁の園・「空きあり」のクラスを現実枠としてリストに入れる
  • 0歳で動ける家庭は0歳で:区全体の0歳児は0.86倍。南北どちらのエリアでも空きが第1希望を上回っています
  • エリアをまたぐ:東十条や赤羽駅周辺で厳しければ、王子神谷・志茂の枠の厚い園など隣接エリアも通園圏に。認可外・認証も含めて土俵を広げる(認可外の記事参照)
「家から近い順」だけで組まない
空き数名の公立人気園は、ボーダー「22以上」=きょうだい+2や保育士+3を持つ世帯が中心の別世界になりがちです。エリアの数字は出発点にして、園単位の空き人数と倍率で組み立ててください。届く園を1〜2園混ぜてあるかどうかが、全落ちを防ぐ最大の分かれ目です。

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出典:北区「令和8年4月期(一次)保育園空き人数及び申込状況」。エリア区分(駅からの徒歩圏は座標ベースの当サイト判定)・推定実質倍率は当サイトの集計・推定で、公式の区分ではありません。分母は募集定員ではなく令和8年2月1日時点の空き人数です。園ごとの差が大きいため、実際の難易度は各園・各年度の状況でご確認ください。