【2026-2027年度版】練馬区のエリア別 保活難易度|練馬・光が丘・石神井・大泉、どの地域が入りやすい?

※本記事の申込者数はすべて練馬区公表の申込状況(延べ・転園希望を含む希望園の合算)に基づきます。延べは1人の子が併願した園の数だけカウントされるため、実際の競争はこの数字より緩くなります。あわせて選考結果の「最低指数」(81などの数値/残N=希望者全員内定のうえ空きN/50以下 等)を実態の物差しとして使います。エリア区分は区資料の地区区分(練馬・光が丘・石神井・大泉)で、数字は傾向の目安としてご覧ください。
同じ練馬区でも、住むエリアで保活の見え方は変わります。面白いのは、「延べ申込が積み上がる場所」と「点数が締まる場所」と「空きが残る場所」が、同じエリアの中に同居していること。延べの数字だけでも、最低指数だけでも、エリアの実像は見えません。
そこで本記事では、認可系291施設を区の地区区分どおり4エリアに分け、0歳・1歳の「延べ申込÷募集」×最低指数(83の加点帯がいくつあるか/「残N」「50以下」の受け皿がいくつあるか)のクロスで集計しました。83の加点帯が最も集まるのは平和台・氷川台をかかえる光が丘地区、1歳の数字がいちばん重いのは大泉地区。いっぽうどのエリアにも「残N」の園が実在し、光が丘地区には募集20人超で「50以下」まで内定が出た区立園まであります。順に見ていきます。
- 4エリアの延べ申込÷募集×最低指数のクロス比較(2026年4月1次・認可系291施設)
- 1歳の「83」(きょうだい加点などの帯)は区内に29クラス——光が丘地区が12クラスと最多。平和台・氷川台・練馬春日町の駅近私立に集中
- 大泉地区は1歳の延べ申込÷募集が9.19と区内最重で、1歳の「残N」もゼロ。ただし募集22人で「50以下」だった大型の受け皿がある
- 石神井地区は「集中」と「空き」の落差が最大:延べ132人を集めた園と、残Nの園が同じ地区に4クラス
- 練馬地区は1歳8.29と区内で最も軽く、小規模の空きが厚い(残N12クラス・31人分)
- 0歳(8か月以上)の「残N」はどのエリアにも8〜9クラスずつ——0歳の入り口は区内全域で広い
① まず全体を一枚で:延べの重さ・点数の締まり・空きは「別物」
練馬区は施設別の申込状況(延べ)と選考結果の最低指数を、練馬・光が丘・石神井・大泉の地区別に公表しています。2026年4月1次の認可系291施設(区立・私立・小規模・家庭的・認定こども園等)を、当サイトでクロス集計しました。
| エリア | 施設数 | 0歳 募集/延べ申込(÷) | 1歳 募集/延べ申込(÷) | 1歳 83 | 1歳 残N・50以下 | 0歳 残N |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 練馬地区 | 83 | 380/1,981(5.21) | 427/3,540(8.29) | 7クラス | 残1 | 残8(空き23) |
| 光が丘地区 | 74 | 441/2,304(5.22) | 556/4,719(8.49) | 12クラス | 残2+50以下2 | 残9(空き18) |
| 石神井地区 | 83 | 386/2,162(5.60) | 495/4,433(8.96) | 6クラス | 残4 | 残9(空き18) |
| 大泉地区 | 51 | 216/991(4.59) | 272/2,500(9.19) | 4クラス | 50以下1 | 残8(空き19) |
| 区全体 | 291 | 1,423/7,438(5.23) | 1,750/15,192(8.68) | 29クラス | 残7+50以下3 | 残34(空き78) |
※2026年4月入園1次・区公表の施設別倍率表(2026年2月1日時点)・最低指数一覧より当サイト集計。申込者数は転園希望を含む希望園の合算(延べ)で、1人の子が併願した園の数だけカウントされるため、実際の競争はこの数字より緩くなります。「83」は1歳児クラスで最低指数が83だったクラス数(=きょうだい在園などの加点世帯で埋まった帯)、「残N」は希望者全員が内定して空きが残ったクラス数、「50以下」はごく低い指数でも内定が出たクラス数(いずれも認可保育園。0歳は8か月以上の区分)。最低指数は毎年変動する参考値です。
読み取れることは3つあります。まず、1歳で83が付いたクラス(区全体で29)の4割にあたる12クラスが光が丘地区——平和台・氷川台・練馬春日町の駅近私立に集まること。次に、延べの重さと点数の締まりが一致しないこと。延べが区内最重の大泉地区でも、決着の大半は標準点の81です。そして、0歳(8か月以上)の「残N」がどのエリアにも8〜9クラスずつあること。0歳の入り口の広さは区内全域で共通です。低月齢区分(生後100日以上・6か月以上)はさらに空きが目立ちます。
② 光が丘地区(光が丘・平和台・氷川台・練馬春日町):83の帯が区内最多。その隣に「50以下」の区立園
区北部の74施設は、練馬区の申込集中の象徴です。1歳の83は12クラスと区内最多——太陽の子平和台保育園(募集3・延べ100・最低指数83)、にじいろ保育園氷川台駅前(募集4・延べ107・83)、まなびの森保育園平和台(募集7・延べ122・83)と、平和台・氷川台の駅近に集中します。練馬春日町方面も春アンミッコ保育園(募集4・延べ83・83)など加点帯が並ぶ一角です。きょうだい在園(+2)などの上積みを持つ世帯がここに集まり、81の持ち点では届かない勝負になっています。ただし同じ平和台でもみらいく平和台園(募集3・延べ83)の決着は81——隣り合う園で1点差の別世界です。
ところが同じ地区の裏面はこうです。光が丘駅周辺の区立大規模園に、区内最大級の受け皿が残りました。光が丘第十一保育園は募集24人に延べ62人で残8(希望者全員内定のうえ空き8)、光が丘第二保育園(募集20・延べ58)と光が丘第九保育園(募集12・延べ63)は「50以下」=ごく低い指数でも内定。グローバルキッズ練馬春日町園(募集17・延べ49)も残4で、0歳・2歳にも空きが残りました。駅近私立の83と、団地エリア区立の空きが同居する——光が丘地区は「どの園を書くか」で難易度が最も変わるエリアです。
③ 石神井地区(石神井公園・上石神井・武蔵関・練馬高野台):延べ132の集中と、残N4クラスが同居
区西部の83施設。1歳の延べ申込÷募集は8.96と高めで、その象徴がさんさん森の保育園石神井公園——募集4人に延べ132人と区内最大の集中です(最低指数は内定者少数のため非公表)。83の帯もコビープリスクールせきまち(募集8・延べ98・83)、アスク上石神井保育園(募集5・延べ78・83)、アスク石神井まち保育園(募集9・延べ70・83)と6クラスあり、石神井公園駅・上石神井駅の周辺は区内屈指の激戦区です。
それでも、1歳の「残N」は認可で4クラスと区内最多。にじいろ保育園関町北五丁目(募集9・延べ29)は残4、関町第三・上石神井第三・富士見台こぶしの区立3園にも空きが残りました。駅前の集中と、関町・富士見台方面の空きの落差が石神井地区の実像です。人気園の顔ぶれはランキングの記事で詳しく扱っています。
④ 大泉地区(大泉学園・保谷):1歳の数字は区内最重。ただし募集22人の「50以下」がある
区内で最も施設が少ない51施設のエリアです。1歳の延べ申込÷募集は9.19と区内で最も重く、「残N」の認可はゼロ——4エリアで唯一です。大泉学園駅前のさんさん森の保育園東大泉(募集3・延べ86・81)、東大泉第三保育園(募集3・延べ83・81)、83の帯のアスク大泉学園保育園(募集4・延べ92・83)、保谷駅2分のみらいく第二南大泉園(募集5・延べ97・83)と、駅近の小さな募集枠に申込が折り重なります。
それでも見逃せない例外があります。大泉学園駅徒歩5分のわらべうた大泉学園保育園は、1歳の募集が22人と区内最大級——延べ64人を集めながら、決着は「50以下」でした。大きな募集枠は同点勝負になりにくく、低い持ち点でも届く。0歳も南大泉保育園(募集10・延べ11)が残7など残N8クラス・空き19人分で、延べ申込÷募集4.59は区内で最も軽い数字です。大泉地区は「エリア全体が厳しい」のではなく、駅前の小枠を外して大きな枠を拾えるかの勝負です。
⑤ 練馬地区(練馬・桜台・中村橋・江古田・富士見台):1歳8.29と区内最軽。小規模の空きが厚い
区東部・区役所周辺の83施設は、1歳の延べ申込÷募集が8.29と区内で最も軽いエリアです。とはいえ83の帯は7クラスあり、みらいく中村橋園(募集4・延べ98・83)、アスクねりま三丁目保育園(募集4・延べ95・83)、にじいろ保育園練馬中村(募集4・延べ93・83)と中村橋・豊島園方面に固まります。豊島園駅1分のアンミッコ保育園(募集4・延べ67)も83。ここも駅近×小枠の激戦です。
受け皿は2枚あります。まず認可では、0歳の残Nが8クラス・空き23人分と区内最多——練馬駅前おひさま保育園(募集9・延べ24)の残5など、練馬駅徒歩圏にも空きが残りました。1歳はぶどうの木保育園分園新桜台(募集10・延べ20)が残2。そしてもう1枚が小規模保育の厚さです。練馬地区は小規模21施設・1歳募集97人分と区内最多で、1次の結果は残Nが12クラス・空き31人分——ねりま王子保育園(募集10・延べ27)の残7、豊島園いちご保育園(募集9・延べ18)の残6、保育ルームさくらんぼの残4など。81の持ち点で確実に足場を作るなら、このエリアの小規模は現実的な選択肢です。
⑥ エリアの数字を、希望リストに落とす
エリア分析を希望園リストに落とすときの原則はこうです。
- 83の園と81の激戦園だけでリストを埋めない:83の帯(区内29クラス)は平和台・氷川台・練馬春日町・中村橋・石神井公園の駅近に集中しています。持ち点が81なら勝負の主軸は81で決まる園に置き、「残N」「50以下」の園を2〜3園必ず混ぜる
- 延べの重さに気圧されない:延べが区内最重の大泉地区でも、駅前の小枠を外せば「50以下」の大枠がありました。届くかどうかの最終判断は最低指数で
- 募集2〜4人の園の大きな延べは「枠の細さ」のサイン:募集3人に延べ100人(太陽の子平和台)のような数字は、競争の激しさ以上に枠の細さを表します。募集数とセットで読む
- 0歳で動けるなら、エリアを問わず入り口は広い:0歳(8か月以上)の残Nは4エリアすべてに8〜9クラス。低月齢区分はさらに空きがあります(年齢の壁の記事参照)
- 小規模・区独自の受け皿も地図に入れる:練馬地区の小規模(残12クラス)のほか、区には1歳児1年保育などの制度もあります(不承諾後の記事参照)
本記事の申込者数は区公表の延べ(転園希望を含む希望園の合算)です。1人の子が併願した園の数だけカウントされるため、数字の見た目ほど競争は厳しくありません。実際に何点で決まったかは、必ず最低指数(81/83/残N/50以下などの表記)で確認してください。読み方はボーダーの記事で詳しく解説しています。
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出典:練馬区 令和8年4月1次「施設別倍率表」(2026年2月1日時点・296施設。申込数は転園希望を含む希望園の合算=延べ)・「最低指数一覧」(地区別)。エリア別のクラス数・合計の集計は当サイトの整理で、公式の数値ではありません。延べ申込は重複を含むため実際の競争はこの数字より緩く、最低指数も毎年変動する参考値です。実際の難易度は各園・最新の区資料でご確認ください。