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【2026-2027年度版】渋谷区の「育休延長も許容」の意思表示(調整指数22)とは|−40点の意味と注意点

渋谷区の育児休業延長の意思表示(調整指数22)のイメージ

※内容は渋谷区『令和8年度 保育園入園のご案内』(利用調整基準表・入園できなかった〔待機になった〕人へ)および区公式ページに基づきます。制度・様式は年度で変わるため、申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。

渋谷区の調整指数には、22番「希望園に入所できない場合は育児休業の延長も許容」=−40という項目があります。これを選ぶと利用調整の順位は実質最下位になり、「入れなければ育休を延長する」世帯としての申込みになります。名前と点数だけ見ると分かりにくいこの意思表示の、正確な意味と使いどころを整理します。

この記事でわかること
  • 調整22は育休を延長したい世帯のための正面の制度——「点数を下げる裏技」ではない
  • −40に加えて、他の調整指数は一切適用されません(区資料の注記)
  • 渋谷区の待機通知書は利用を希望した最初の月のみ送付。辞退した場合は送付されない
  • あとから証明が必要になったら「認可保育園の利用調整結果照会依頼書」(スマート申請)を使う
  • 出す前に「どの月の書類が必要か」を勤務先・ハローワークに確認する

① 何のための制度か:復職ではなく「延長」を選ぶ世帯の意思表示

育児休業給付金の延長手続きには、多くの場合「保育園に申し込んだが入れなかった」ことを示す書類が必要です。一方で、本当は延長を希望しているのに通常どおり申し込むと、意に反して内定してしまうことがあります。内定を辞退すれば、その月の待機通知書は送付されません。

渋谷区の調整指数22番は、この矛盾を解くための正面の制度です。「希望園に入所できない場合は育児休業の延長も許容」という意思表示をすると−40が適用され、利用調整の順位が実質最下位になります。結果として入所できなかったことを示す通知を受け取り、それを給付金の延長申請等に使う——という運用です。

「本当は入りたい」世帯が選ぶものではありません。
復職の意思が固まっている場合にこれを選ぶと、入れる可能性を自ら大きく下げることになります。あくまで「希望園に入れなければ育休延長でよい」と決めている世帯のための項目です。

② 仕組み:−40、そして「他の調整指数は適用されない」

  • 点数効果:調整指数22番で−40。利用調整の順位は実質最下位になります
  • 併用の可否:区資料の注記のとおり、調整22を選ぶと他の調整指数は一切適用されません。就労実績や復職前提の加点と組み合わせる、という使い方はできない設計です
  • 結果:−40が付けば内定はまず出ません。入所できなかった旨の通知を受け取る前提の申込みになります

つまり渋谷区では、「本気の申込みをしつつ、落ちたら延長でいい」という中間の構えが制度上はっきり区別されています。入りたいのか、延長したいのか——家庭の方針を先に決めてから申込書を書くのが出発点です。

③ 出す前に確認する3つのこと

  • (1) 給付金延長の要件は勤務先とハローワークの判断:どんな書類が、いつ時点のものが必要かは、区ではなく勤務先・ハローワークが決めます。意思表示をする前に確認してください。区の通知があれば必ず延長できる、という制度ではありません
  • (2) 「どの月の通知が必要か」を先に把握する:渋谷区の待機通知書(利用調整結果通知書)が送付されるのは利用を希望した最初の月のみで、それ以降は内定しない限り連絡は来ません。必要な月から逆算して申込みの月を設計してください
  • (3) あとから必要になったときの窓口を知っておく:「認可に入所していないことの証明」が改めて必要になった場合は、「認可保育園の利用調整結果照会依頼書」(スマート申請)を使います。届いた通知書は、手続きが終わるまで保管を

④ スケジュール上の位置(令和8年4月入園の実績)

  • 令和7年11月20日(木)4月一次【オンライン・郵送】締切(オンラインは23:59まで・郵送は消印有効)
  • 令和7年11月28日(金)4月一次【窓口】締切
  • 令和8年2月2日(月)一次の結果公表
  • 令和8年2月6日(金)4月二次【オンライン】締切
  • 令和8年2月13日(金)4月二次【窓口】締切
  • 令和8年3月6日(金)二次の結果公表

4月入園の一次に合わせて意思表示をした場合、結果が分かるのは2月2日以降の流れです。なお渋谷区の入園は5月〜翌年1月も毎月1日付であり、2月・3月入園はありません。一度申し込めば令和9年1月入園分まで有効で、毎月の再手続きは不要です(出産・求職などの要件は認定期間内に限ります)。年度末に通知が必要になる場合、2月・3月入園の選考そのものが無い点は必ず織り込んでください。

⑤ よくある誤解と、渋谷区固有の注意

  • 「裏技として使える」→ 誤解です。復職の意思がある世帯が選ぶと不利益しかありません。区も「育休の延長も許容する」世帯のための項目として設けています
  • 「他の加点と足し引きして調整できる」→ できません。調整22を選ぶと他の調整指数は一切適用されない設計です
  • 「選べば給付金の延長が確定する」→ 誤解です。延長の可否・必要書類は勤務先とハローワークの判断です
  • 「毎月、待機通知が届く」→ 届きません。送付は最初の月のみ。以降に証明が必要なら照会依頼書(スマート申請)を使います
  • 「内定を辞退すれば同じこと」→ 違います。渋谷区では内定を辞退した場合、待機通知書は送付されません

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出典:渋谷区『令和8年度 保育園入園のご案内』(利用調整基準表〔調整指数22〕・利用調整日程・入園できなかった〔待機になった〕人へ)、区公式ページ(令和8年度の入園申込み)。制度・日程は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。