【2026-2027年度版】荒川区で保育園に落ちたらどうする?二次は再申込不要、毎月の利用調整と受け皿

※本記事は荒川区の公開資料(令和8年度『荒川区保育園入園のごあんない』の申込スケジュール・利用調整・補助制度)をもとにした情報です。日程・制度は年度で変わります。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。
1次で内定が出なかった——落ち込みますが、荒川区の保活はここで終わりません。この区の特徴は、申込書類が6か月間有効で、1次で不承諾でも有効期間内は自動的に翌月以降の利用調整の対象になること。2次のたびに申し込み直す必要はありません。そのあとも毎月1日付の利用調整が続きます。
やることは順番に整理できます。①2次の自動選考を活かして希望を見直す、②それでも決まらなければ毎月の利用調整を使い続ける、③並行して認可外・認証で復職の足場を作る、④育休を延ばして待つなら「育休2年以上利用で+2」という翌年に効く加点を計算に入れる。ひとつずつ見ていきます。
- 1次の結果は2026年1月23日。申込書類は6か月有効で、不承諾でも有効期間内は自動的に翌月以降の利用調整の対象(再申込不要)
- 4月2次の結果は2026年2月20日。2次の基準日は2026年2月10日
- 4月で決まらなくても5月以降は毎月、利用調整が続く(令和9年2月・3月入所は受付なし)
- 認証・認可外は直接契約で結果を待たずに動ける受け皿。認証には差額助成、認可外には国の給付。点数の道具にはしない
- 育休を延ばして待つなら、育休を2年以上利用すると調整+2(一時退園→再入園なら+4)という翌年に効く加点がある
① まず仕組み:申込書類は6か月有効。2次は再申込がいらない
荒川区の4月入所は、1次・2次と段階的に選考が進みます。1次の結果は2026年1月23日(金)に回答されます。ここで内定に至らなくても、動きはシンプルです。
荒川区の申込書類は6か月間有効です。1次で不承諾でも、有効期間内は自動的に翌月以降の利用調整の対象になります。たとえば4月1次で保留になっても、そのまま4月2次の選考対象に含まれます(希望を変えたいときだけ、区の案内に沿って変更の手続きをします)。1次の結果を見て、2次で狙う園を組み替えるかどうか——ここに集中すればよい、ということです。
4月2次と、その先の日程は次のとおり。
| 選考・入所月 | 申込受付 | 結果回答 |
|---|---|---|
| 4月1次 | 2025年10月27日〜11月10日 (基準日 2025年12月10日) | 2026年1月23日 |
| 4月2次 | 2025年11月11日〜2026年1月22日 (基準日 2026年2月10日) | 2026年2月20日 |
| 5月入所 | 2026年1月23日〜4月10日 | 2026年4月21日 |
| 6月〜翌1月入所 | 各月ごと(前々月中旬〜前月10日前後) | 前月下旬 |
※荒川区『令和8年度 荒川区保育園入園のごあんない』より。令和9年2月・3月入所は申込みを受け付けていません。基準日は、受付期間の締切とは別に、指数を決める(状況を確定する)締切日です。
2次に臨むときは、その時点で空きの見込める園に希望を組み直すのが基本の動き。園別×クラス別の内定者数と最低指数を確かめ、自分の持ち点で届きそうな園にあたりをつけるのがコツです。内定データの読み方はボーダーの記事で、日程の全体像はスケジュールの記事で詳しく扱っています。
※保留の通知が届いても、それは「その回の利用調整で内定に至らなかった」ことを示すものです。申込みが有効なあいだは次回以降の対象になり続けます。表現や取扱いの詳細は区の通知・案内でご確認ください。
② それ以降も毎月の利用調整——年度途中も入り口は開いている
4月の1次・2次で決まらなくても、5月入所からは毎月、利用調整が行われます(令和9年2月・3月入所を除く)。各月ごとに受付期間があり、年度途中に空きが出た園について選考が続きます。年度途中の空きは多くはありませんが、毎月チャンスがめぐってくるのが荒川区の仕組みです。区は認可保育園の入園空き情報を毎月更新しているので、あわせて確認しましょう。
申込内容は、申込み時の状況が入所時も続く前提で指数が算定されます。申込み後に退職・転職・勤務時間の変更などで状況が変わったら、区の窓口へ早めに相談・届け出を。落ちたあとも申込みは生きているぶん、状況の変化はこまめに反映するのが安全です。
③ 認可外・認証で足場を作る——結果を待たずに動ける受け皿
認証保育所・企業主導型・認可外保育施設、家庭福祉員(保育ママ)、病児・病後児保育、一時保育は、区の選考を経ない受け皿です。とくに認証・企業主導型は施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。ただし結果を待ってから探し始めると時間が足りなくなりがち。結果の直後から見学・申込を並行させてください。当サイトが特色を調べた受け皿の園を、いくつか紹介します。
- かがや保育園(荒川区役所前駅すぐ):産休明けから2歳までの認証。異年齢が混ざるクラス構成で、時間外保育にも対応
- キッズガーデン保育園(三河島駅):園庭と自園調理を備えた定員19名の認証。延長・一時保育に対応
- キッズステーションのびのび保育室(西日暮里駅):手づくり給食と縦割り保育が特徴の認証。育児相談も随時
- あっぷる園(小台駅):少人数でアットホームな認証(定員30名)。園庭・自園調理・一時保育あり
- 花さと保育園(日暮里駅 徒歩4分):0歳から5歳まで通える認証。屋外活動を重視
- AUBE町屋保育園(町屋駅 徒歩2分):0〜2歳・少人数の企業主導型。地域枠があり勤務先を問わず申し込める
費用面では、認証保育所は差額助成方式(認証保育料60,000円・月220時間分までを対象に、認可想定額との差額を補助)で実質の負担が下がります。企業主導型や認可外は国の施設等利用給付(3〜5歳は月37,000円、0〜2歳の非課税世帯は月42,000円)の対象になり得ます。復職の足場としての現実性は十分です(費用の記事参照)。何より、預けてみた園が子に合っていたなら、そのまま通い続けることも含めて良い選択です。認可外は「つなぎ」だけの受け皿ではありません。顔ぶれの違いは比較記事で扱っています。
認可外・認証などに有償で預けて就労していると、翌期以降の申込で同じ指数で並んだときの優先順位(10・11)で有利になり、認可への転園をねらえます。ただしこれは基準指数への加点ではありません。点数そのものが積み上がるわけではないので、加点のために預けるのではなく、子に合う園か・費用は見合うかで選ぶ——復職が先で、優先順位はその結果です。
④ 育休を延ばして待つなら「2年以上利用で+2」——翌年に効く加点
0歳での入園を急がず、育休を延ばして1歳4月や翌年度をねらう選択もあります。荒川区には、その待ち方を後押しする調整加点があります。
荒川区では、入所時点で育休等を2年以上利用している世帯は調整+2(起算日は児童の出生日)。さらに、育休を2年以上取得し、いったん退園して育休明けに再入園する場合は+4です。つまり、育休を延ばして翌年に照準を合わせると、その翌年の申込みで持ち点が上がるということ。荒川区は満点が40なので、この+2・+4は同点勝負の場面で効いてきます。育休給付や職場の制度とあわせて、いつ復帰するかを計算に入れておきましょう。
もっとも、育休をどこまで延ばせるかは家庭の事情によります。「育休を延ばして加点を待つ」か「今年のうちに認可外で足場を作って復帰する」か——どちらが自分に合うかは、費用や職場の状況も含めて総合的に判断してください。加点のしくみの全体像は指数の記事で扱っています。
⑤ まとめ:保留からの動き方
- 1次で終わりではない:1次結果は2026年1月23日。申込書類は6か月有効で、不承諾でも有効期間内は自動的に翌月以降の対象。4月2次の結果は2月20日(基準日2月10日)
- 毎月の利用調整を使う:5月以降は毎月選考が続く(令和9年2月・3月入所は受付なし)。状況が変わったら早めに区へ相談・届け出を
- 認可外・認証で足場を作る:直接契約で結果を待たずに動ける。認証は差額助成、企業主導型・認可外は国の給付。子に合えば、それ自体が良い選択
- 育休を延ばすなら加点を計算に入れる:育休2年以上の利用で調整+2(一時退園→再入園は+4)。翌年の同点勝負で効く
- 点数の道具にしない:認可外の預けは基準指数への加点ではなく、同点時の優先順位(10・11)で効くだけ。上乗せにはならない
荒川区は、1次で決まらなくても動き続けられる仕組みがそろっています。落ち込む時間は必要ですが、再申込のいらない2次、毎月の利用調整、認証・認可外という受け皿、そして翌年に効く育休加点を組み合わせれば、次の入り口はまだ開いています。
▶ まず全体像:荒川区の保活完全ガイド
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出典:荒川区『令和8年度 荒川区保育園入園のごあんない』(申込スケジュール・基準日・利用調整・認証保育所や認可外等の受け皿・補助制度)。整理は当サイトの解釈を含みます。日程・制度・要件は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。