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【2026-2027年度版】文京区の「育休延長許容」の意思表示とは|選考指数0点の正確な意味と、出す前に確認すること

文京区の育休延長許容の意思表示のイメージ

※内容は『ぶんきょう保育パンフレット2026』および文京区公式ページに基づきます。制度・様式は年度で変わるため、申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。

文京区の申込書には「希望園に入所できない場合、育児休業の延長を許容できる」という意思表示の欄があります。これを選ぶと選考指数は0点——基本指数も調整指数も加算されず、内定はまず出ない前提の申込みになります。あわせて、文京区は入所保留通知書の発行が年度内の最初の月に原則1回のみという運用です。この2つを正確に押さえておきましょう。

この記事でわかること
  • 「育休延長許容」は育休を続けたい世帯が正面から使う制度——「点数を下げる裏技」ではない
  • 効果は選考指数0点(基本指数・調整指数とも加算なし)。同点の並び順は優先順位21番・22番で決まる
  • 入所保留通知書の発行は年度内の申込みの最初の月に原則1回のみ
  • 令和8年度から2月・3月分の入所保留通知の発行は廃止(2月・3月は選考を行わないため)
  • 区の案内どおり、必要な月を勤務先・ハローワークに確認してから、その月の入所申請を行う

① 何のための制度か:復職ではなく「延長」を選ぶ世帯の意思表示

育児休業給付金の延長手続きには、多くの場合「保育園に申し込んだが入れなかった」ことを示す書類が必要です。一方で、本当は延長を希望しているのに通常どおり申し込むと、意に反して内定してしまうことがあります。

文京区の「育休延長許容」の意思表示は、この矛盾を解くための正面の制度です。選ぶと選考指数が0点となり、入所できなかったことを示す通知を受け取り、それを給付金の延長申請等に使う——という運用になります。

「本当は入りたい」世帯が選ぶものではありません。
0点になる以上、数値のボーダーが付いた園への内定は事実上望めません。復職の意思が固まっているなら選ばない。育休をもう少し続けたい世帯が正面から使う制度です。

② 仕組み:基本指数も調整指数も加算されない「0点」

  • 点数効果選考指数は0点。基本指数・調整指数のいずれも加算されません
  • 同点のときの扱い:0点同士の並び順は、優先順位の21番・22番(区民としての期間・区民税所得割額)で決まります
  • 結果:内定はまず出ない前提の申込みになります

ただし、可能性がまったくゼロというわけではありません。令和8年4月1次の内定指数一覧には「0」のセルが3つあり、定員割れの園では0点でも内定した例があるとみられます(公表資料からの読み取りによる推測を含みます)。「入れたら入りたい、入れなければ育休延長」という世帯にとって、希望園の書き方しだいで両にらみができる——そういう設計の制度だと理解しておくとよいでしょう。

③ 出す前に確認する3つのこと

  • (1) 給付金延長の要件は勤務先とハローワークの判断:保留通知があれば給付金が必ず延長できる、という制度ではありません。可否は給付金側の要件によります
  • (2) 「必要な月」を確認してから、その月の入所申請を行う:区も「必ず勤務先又はハローワークに確認のうえ、必要な月の入所申請を行ってください」と案内しています。とりあえず申し込めば通知が来る、ではありません。必要な月から逆算して動いてください
  • (3) 届いた保留通知書は手続きが終わるまで保管する:発行は原則1回のみで、再発行の手続きは区の案内(P.34)を参照することになります。原本の扱いは慎重に

④ スケジュール上の位置(令和8年4月入所の実績)

  • 令和7年11月12日(水)〜11月30日(日)4月1次 申込受付(窓口は11月28日(金)まで/電子申請は最終日23:59まで)
  • 令和7年12月17日(水)申込状況の公開(区HP)
  • 令和7年12月19日(金)不足書類・希望園変更の締切
  • 令和8年1月7日(水)申込取下届の締切
  • 令和8年1月30日(金)1次の結果発送(+SMS通知)
  • 令和8年2月13日(金)2次の不足書類・希望園変更の締切
  • 令和8年2月27日(金)2次の結果発送(+SMS通知)

結果は封書に加えてSMSでも通知されます(保護者1の電話番号宛・発信番号03-3812-7111)。知らない番号からのSMSに見えても消さないでください。なお1次で保留になった場合は自動的に2次の選考対象になるため、再申込は不要です。

年度途中の月については、文京区は5月〜翌年1月も毎月1日付の入園があり、申込期間は前月の1日〜10日頃。結果は入所月の前月20日頃にSMS→封書の順で通知されます。ただし2月・3月は募集(選考)を行いません。年度末に書類が必要になる場合、この空白は必ず織り込んでください。

⑤ よくある誤解と、文京区固有の注意

  • 「裏技として使える」→ 誤解です。復職の意思がある世帯が選ぶと不利益しかありません。育休を続けたい世帯のための制度です
  • 「0点でも加点だけは残る」→ 残りません。基本指数も調整指数も加算されないのが「0点」の意味です
  • 「選べば給付金の延長が確定する」→ 誤解です。延長の可否・必要書類は勤務先とハローワークの判断です
  • 「保留が続けば毎月通知が届く」→ 届きません。発行は年度内の申込みの最初の月に原則1回のみで、翌月以降保留が続いても原則あらためての通知はありません
  • 「2月・3月分の保留通知をもらえばいい」→ できません。令和8年度から2月・3月分の入所保留通知の発行は廃止されました(2月・3月は選考を行わないため)

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出典:『ぶんきょう保育パンフレット2026』(申込スケジュール・入園までの流れ・入園選考・入所保留通知)、『昨年度からの変更点』(2月・3月分の入所保留通知の発行廃止・SMS通知)、令和8年4月入所1次の内定指数一覧。制度・日程は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。