【2026-2027年度版】文京区で保育園に落ちたらどうする?1次保留は自動で2次へ——2月13日の希望変更までの動き方

※出典は『ぶんきょう保育パンフレット2026』および文京区公式ページ。日程は令和8年(2026年)4月入所のもので、年度により変わります。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。
1次で内定が出なかった——落ち込みますが、文京区の保活はここで終わりではありません。まず深呼吸してほしい事実がひとつ。文京区では1次で保留になると、自動的に2次の選考対象になります。再申込は不要です。
1次の結果は1月30日にSMSと封書で届き、2次の結果は2月27日。この間にできる唯一のアクションが、2月13日締切の希望園変更です。つまり文京区の「落ちた後」は、慌てて書類を出し直す戦いではなく、2週間で希望園リストを組み直せるかどうかの勝負。何をどう見直すか、その後に続く毎月の選考・認可外・育休延長の実務まで、順に整理します。
- 1次結果は1月30日(SMS+封書)。保留なら自動的に2次へ(再申込不要)。希望園変更は2月13日まで、2次結果は2月27日
- リストの見直し方:26で並び負けたなら「定員割れ」だった園・25以下で決まった園を混ぜる——1歳児でも21クラス・募集133人分が実在した
- 2次の後も毎月の選考が続く(申込は翌年1月入所分まで自動継続)。ただし2月・3月は選考なし
- 保留通知書が発行されるのは年度内の最初の月の原則1回のみ。令和8年度からは2月・3月分の保留通知の発行も廃止
- 「育休延長許容」を選ぶと選考指数は0点——正確な意味を知って使う
- 0歳児クラスは「定員割れ」が56クラス・募集353人分。これから0歳入所を選べる世帯には現実的な入り口
① まず日程:1次結果1月30日→希望変更2月13日→2次結果2月27日
令和8年4月入所の日程はこうでした。1次の結果発送が1月30日(金)。SMS(発信番号03-3812-7111)と封書で届きます。1次で保留になった人は自動的に2次の選考対象になるので、2次のための再申込は不要。やることがあるとすれば、希望園の変更(2月13日(金)締切)だけです。2次の結果は2月27日(金)に、同じくSMSと封書で届きます。
1月30日から2月13日までの2週間が、リストを組み直せる唯一の窓です。結果を見てから見学に走るには短い——だから理想は、1次の申込時点で「保留だった場合に足す園」の候補をメモしておくこと。候補の作り方は次の②で扱います。なお、希望園を変えない場合は手続き不要でそのまま2次にかかります。
② リストの中身を変える:26で並び負けたなら「定員割れ」の園を足す
文京区の1歳児は、内定最低指数26=共働き区民のスタートライン25に加点1つの水準で決まったクラスが最多です。保留の多くは「点数が足りなかった」というより、26点同士の同点勝負に優先順位で届かなかった、あるいは27〜29の人気園だけでリストを埋めていたケース。同じ顔ぶれのまま2次にかかっても、結果は変わりにくい。見直すべきはリストの中身です。
手がかりは、区が公表する内定最低指数の一覧にある「定員割れ」=募集したのに埋まらなかったクラス。令和8年4月1次では、1歳児でも21クラス・募集合計133人分ありました。募集の大きかった例を挙げると——
| 園名(1歳・定員割れの例) | 募集 | 申込(延べ・第10希望まで) |
|---|---|---|
| キッズパートナー文京千石 | 10 | 24 |
| 千石西保育園(区立) | 9 | 34 |
| まなびの森保育園茗荷谷 | 9 | 26 |
| 久堅保育園(区立) | 8 | 27 |
| 千石すきっぷ保育園 | 6 | 30 |
| えがおの森保育園・せんごく | 5 | 35 |
※令和8年4月1次・区公表資料より。申込者数は第1〜10希望の延べ人数で、1人の子が最大10園分カウントされます。実際の競争はこの数字より緩く、上の6園はいずれも「定員割れ」で1次を終えました。内定最低指数は毎年変動する参考値です。
募集9人に延べ34人——見た目は集中していても、埋まらなかった。延べ申込の大半は他園を本命にした世帯の併願の後ろのほうの希望だった、ということです。ほかに25以下の指数で決まった園(1歳ではさしがや保育園23、にじのいるか保育園小石川25、ソラスト小石川保育園25など)もあります。茗荷谷・千石・小石川といった人気エリアの内側にもこの帯の園はあるので、2次のリストには「定員割れ」「25以下」の園を2〜3園混ぜてください。園別の一覧と読み方はボーダーの記事、エリアごとの分布はエリア別の記事で詳しく扱っています。
③ 2次のあとも、毎月の選考が続く——ただし2月・3月はない
2次で決まらなくても打席は続きます。文京区の入所は各月1日付で、申込は翌年1月入所の選考まで有効。毎月の再申込は不要で、空きが出た園に自動的に選考がかかり、内定した場合のみSMS→内定園から電話で連絡が来ます(結果は入所月の前月20日頃)。押さえておきたい実務は3つ。
- 2月・3月は募集(選考)がありません。2次の次は5月入所分(4月1日〜10日申込)——年度の変わり目に空白があることを前提に計画を
- 募集状況は毎月更新:区のページで園別の募集人数が公開されます。それを見ながら希望園の見直しを検討できます(変更手続きの締切は各月の申込期間に準じます)
- 翌年4月入所は別途申込が必要:今の申込の有効期間は翌年1月選考まで。翌年4月の1次(例年11月受付)は改めて申し込みます
- 状況が変わったら届け出る:復職した、認可外に預け始めた、勤務条件が変わった——待機6か月+1や受託+1(⑤参照)も含め、最新の状況を反映してもらうことが次の選考に直結します
④ 保留通知書の実務——発行は「最初の月」の原則1回だけ
文京区の入所保留通知書は、年度内の申込みの最初の月について原則1回のみ発行されます。翌月以降保留が続いても、原則として改めての通知はありません(再発行の手続きは区の案内P.34参照)。
さらに令和8年度から、2月・3月は入所選考を行わないため、2月・3月分の入所保留通知の発行も廃止されました。育児休業給付金の延長を考えている場合、「その月の保留通知が取れるか」は手続きの成否に関わります。区も「必ず勤務先又はハローワークに確認のうえ、必要な月の入所申請を行ってください」と案内しています。どの月の書類が必要かを先に勤務先・ハローワークに確認し、それに合わせて申請月を設計する——順番を間違えないでください。届いた通知書は手続きが終わるまで保管を。
※保留通知があれば給付金が必ず延長できる、という制度ではありません。可否は給付金側の要件によります。
⑤ 育休を延長するなら:「育休延長許容」=選考指数0点の正確な意味
文京区の申込書には「希望園に入所できない場合、育児休業の延長を許容できる」という意思表示の欄があります。これを選ぶと選考指数は0点——基本指数も調整指数も加算されません。同点(0点同士)の並び順は、優先順位の21番・22番(区民としての期間・区民税所得割額)で決まります。
注意点は2つ。まず、これは「本当は入りたいのに保険で出す」ものではないこと。0点になる以上、数値のボーダーが付いた園への内定は事実上望めません。復職の意思が固まっているなら選ばない、育休をもう少し続けたい世帯が正面から使う制度です。次に、0点でも可能性がゼロではないこと。令和8年4月1次の内定指数一覧には「0」のセルが3つあり、定員割れの園では0点でも内定した例があるとみられます(公表資料からの読み取りによる推測を含みます)。「入れたら入りたい、入れなければ育休延長」という世帯にとって、希望園の書き方しだいで両にらみができる——そういう設計の制度だと理解してください。
⑥ 認可外・認証で足場を作る——文京区では「純粋な受け皿」として
認証保育所・企業主導型・認可外保育施設は施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。文京区は当サイト掲載で認可外系21施設。区内唯一の認証保育所であるこもれび保育園 春日園(0〜2歳児30名・20時半まで)をはじめ、週7日開所の企業主導型、英語特化のプリスクールまで顔ぶれは幅広く、比較記事で紹介しています。
費用面では、認証・認可外(区分A=証明書あり)で0〜2歳児クラス月額上限80,000円の補助があり、復職の足場としての現実性は十分。ただし企業主導型(区分B)は課税世帯45,000円と補助が薄いので、施設ごとに「額面−補助」で見積もりを(費用の記事参照)。
制度上の効き方も正確に。認可外等への有償委託が月48時間以上・6か月以上続くと受託+1、入所申請から6か月以上の待機で待機+1が付きます(併用可。ただし同年度中に内定辞退があると加算されません)。+1は26の同点勝負では意味を持ちますが、預けてすぐ付くものではなく、「加点のために預ける」設計は文京区では成り立ちません。だからこそシンプルに考えられます——子に合う認可外が見つかったら、まず一度入れてみる。受け皿のつもりで見学した園が実は子どもに一番合っていた、というのはよくある話です。
⑦ 長期視点:0歳の「定員割れ56クラス」という現実的な入り口
翌年以降の設計では、文京区の年齢別の構図を押さえておきます。令和8年4月1次の内定指数一覧で「定員割れ」だったクラスは、0歳児で56クラス・募集合計353人分——0歳児の募集全体(646人)の半分以上が、点数勝負にならないまま埋まらずに残っていました。0歳児は28以上のボーダーが1クラスもなく、26あれば広く届く年齢です。
一方、2歳児は募集166人と細り、「空きなし」(選考自体なし)が25クラス。1歳で保留になった世帯が「2歳の4月にもう一度」だけを頼りにするのは危険です。3歳児は「定員割れ」が45クラスある一方で27以上のクラスも20と二極化——小規模保育の卒園児には卒園に伴う申込+2の加点があり、連携園に進級できる園もあるので、小規模を経由する道も選択肢に入ります。
まとめると、現実的な設計はこうです。認可外・認証で足場を作って復職し、毎月の選考と翌年4月の1次に申し込み続ける。下のお子さんなど、これから0歳入所を選べるなら、定員割れ56クラスの広さは覚えておいて損のない数字です。年齢ごとの詳しい構図は年齢の壁の記事で。
⑧ まとめ:保留からの動き方
- 再申込は不要:1次保留は自動的に2次へ。やるべきは2月13日までの希望園変更の検討だけ
- リストに「定員割れ」「25以下」の園を足す:1歳児でも21クラス・募集133人分。27〜29の人気園だけで埋め直さない
- 2次結果は2月27日。その後は毎月の選考(2月・3月はなし)。申込は翌年1月選考分まで自動継続、翌年4月は別途申込
- 保留通知書は最初の月の原則1回だけ:2月・3月分は発行廃止。給付金の延長は勤務先・ハローワークに先に確認し、必要な月に申請を
- 「育休延長許容」=0点を正しく使う:復職の意思が固いなら選ばない。育休を続けたい世帯の正面の制度
- 認可外・認証で足場を作る:区分Aなら0〜2歳は補助上限80,000円。受託+1・待機+1は結果として付いてくるおまけ
- 0歳の入り口を覚えておく:定員割れ56クラス・募集353人分。園を選ばなければ届く年齢
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出典:『ぶんきょう保育パンフレット2026』(申込スケジュール・入園までの流れ・入園選考・保留通知)、『昨年度からの変更点』(2月・3月分の入所保留通知の発行廃止・SMS通知)、令和8年4月入所1次の内定指数一覧・募集予定人数・締切後申込者数一覧(申込者数は第1〜10希望の延べ)。集計は当サイトの整理を含みます。日程・制度は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。