【2026-2027年度版】葛飾区の保育料はいくら?認可は全年齢実質0円、認証・認可外にも月80,000円までの助成

※出典は葛飾区『令和8年度 保育施設利用案内』(保育料・延長保育料・保育料の助成)です。認証・認可外助成の金額・条件は年度・世帯状況で変わります。申込前に区の最新案内でご確認ください。
「保育料っていくらかかるの?」——認可に入れた場合の葛飾区の答えはシンプルです。0〜5歳のどのクラスでも、月額保育料は実質0円。3〜5歳児クラスは国の幼児教育・保育の無償化で、0〜2歳児クラスも東京都の保育所等利用世帯負担軽減事業により、世帯の課税状況やきょうだいの順番によらず負担がなくなっています。かかるのは延長保育料と実費だけです。
認証保育所や認可外を使う場合は、ここからが葛飾区の要点。区は認証・認可外に預ける家庭にも保育料の助成を用意しており、月額80,000円(食材料費を含む)を上限に補助します。かかるお金・戻るお金を、認可と認可外に分けて整理していきます。
- 認可の月額保育料は0〜5歳の全クラスで実質0円(3〜5歳=国の無償化、0〜2歳=東京都の負担軽減事業)
- 認可で有償で残るのは延長保育料と実費(給食費・日用品・行事費など)。公立の延長保育料は階層別で第1子1時間 0円〜5,700円
- 認証・認可外には月額80,000円(食材料費含む)を上限とする区の助成。120時間以上の月ぎめ契約が条件(企業主導型は対象外)
- 助成の対象は区内の認証8施設と、指導監督基準を満たす認可外(証明書の交付が前提)
- 助成を使うには施設等利用給付認定(新2号/新3号)が必要。契約前に対象施設か・必要な書類は何かを確認
- 園選びは「安いかどうか」より子に合うかどうか。認証・認可外でも助成で費用のハードルは下がる
① 認可の保育料——0〜5歳の全クラスで実質0円
認可保育所・認定こども園(長時間利用)・小規模保育・家庭的保育(保育ママ)の月額保育料は、葛飾区では全年齢で負担がありません。3〜5歳児クラスは国の幼児教育・保育の無償化で、0〜2歳児クラスも東京都の保育所等利用世帯負担軽減事業によって、世帯の課税状況・きょうだいの順番によらず月額保育料は実質0円になっています。「0〜2歳は高い」という一般的なイメージは、葛飾区の認可では当てはまりません。
ひとつ知っておきたいのは、保育料の階層(住民税所得割額による区分)の算定自体は続いているということ。月額保育料が0円でも、この階層は延長保育料の金額を決める内部基準として使われます。課税資料の提出は引き続き必要です。
※負担軽減の扱いや対象範囲は年度で見直される場合があります。令和8年度の扱いは区公式の最新案内でご確認ください。
② それでもかかるお金:延長保育料と実費
0円になるのは通常保育の月額保育料です。次の費用は保護者負担として残ります。
延長保育料(公立の例)
開所時間を超えて預ける場合にかかります。公立保育所の延長保育料は、保育料の階層と延長時間で決まります。第1子・1時間延長のめやすは次の通りです。
| 階層・クラス | 第1子・1時間延長(月額) |
|---|---|
| A・B階層(住民税非課税など) | 0円 |
| C1階層〜(0〜2歳児クラス) | 200円〜、上限 5,700円(D21階層) |
| 3歳児クラス | 上限 2,300円 |
| 4〜5歳児クラス | 上限 1,800円 |
※公立保育所の延長保育料より。2時間延長はこの金額の2つ分(1時間ぶんが2回)。第2子は半額(百円未満切上げ)、第3子以降は0円。きょうだい順位は公立の延長保育を利用する児童のみで数えます。日割り対応はなく、毎月1日在籍で1か月分。私立園の延長保育料は各施設にお問い合わせください。
実費
給食費・日用品・制服・遠足代・教材費など、無償化の対象外の費用は施設によって異なります。項目・金額は園ごとなので、見学や入園説明の段階で確認しておくと入園後の見通しが立ちます。
つまり葛飾区の認可でかかるお金は、実質「延長保育をどれだけ使うか+実費」で決まります。フルタイム勤務で標準の開所時間を超えるお迎えが常態になりそうなら、延長保育の料金と申込方法を、見学の段階で確かめておきましょう。
③ 認証・認可外への助成——月80,000円を上限(食材料費を含む)
認証保育所や認可外保育施設は、園が保育料を設定する直接契約です。ここで効くのが葛飾区の保育料の助成。区は認証・認可外に通う家庭に、月額80,000円(食材料費を含む)を上限として、無償化相当の助成を行います。
| 区分 | 助成の上限(月額) | 主な条件 |
|---|---|---|
| 認証保育所 | 80,000円 | 120時間以上の月ぎめ契約。3〜5歳=新2号、0〜2歳は非課税=新3号/課税世帯は認定不要 |
| 認可外保育施設 (指導監督基準を満たす) | 80,000円 | 120時間以上の月ぎめ契約。3〜5歳=新2号、0〜2歳は非課税=新3号/課税=3号。スポット利用(月ぎめ以外)も上限80,000円 |
※認証・認可外助成より。食材料費を含む金額で、企業主導型保育事業は対象外です。金額・条件は「令和7年9月1日現在」の案内に基づき、年度・世帯状況で変わることがあります。区の最新案内でご確認ください。
この助成があるため、認証・認可外の月ぎめ保育料の多くはこの範囲に収まり、月々の実質負担は大きく下がります。「認可外だから高い」という思い込みは、葛飾区では必ずしも成り立ちません。対象は区内の認証保育所8施設と、「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」が交付された認可外(区内対象は2施設、区外施設も対象)。証明書のない認可外は助成の対象外なので、契約前の確認が欠かせません。
認証・認可外の助成は、幼児教育・保育の無償化のしくみに沿って支給されます。3〜5歳児は新2号、0〜2歳児の非課税世帯は新3号の「施設等利用給付認定」(保育の必要性の認定=就労等の要件)を受けることが前提です。「認可外に預ければ自動で戻る」わけではなく、認定・申請の手続きを踏んで初めて対象になります。園と契約する前に、その施設が助成の対象か・必要な認定や書類は何かを、区の窓口で確認しておきましょう。
④ 国の給付:子育て支援サービスや幼稚園の預かり
認可・認証・認可外のほかにも、国の施設等利用給付で費用が軽くなるしくみがあります。認定区分(新2号/新3号)を受けたうえで、次のようなサービスが対象です。
| 対象 | 助成の上限(月額) |
|---|---|
| 子育て支援サービス(病児・病後児保育、区外の一時保育 等)/3〜5歳・新2号 | 37,000円 |
| 同上/0〜2歳・非課税・新3号 | 42,000円 |
| 幼稚園等の預かり保育 | 11,300円(満3歳児は 16,300円) |
※国の施設等利用給付より。定期利用保育・一時保育・休日保育・年末年始保育などは認定不要で無償化の対象になる区分もあります。対象・上限は年度で変わることがあるため、区の最新案内でご確認ください。
認可に落ちても、認証・認可外の助成や、病児・病後児保育などの給付を組み合わせれば、費用面のハードルは下げられます。受け皿の全体像は落ちたときの記事で扱っています。
⑤ 費用と点数は「別の話」——助成は加点の道具ではない
お金の話と混ざりやすいので、ここで整理しておきます。認可の利用調整では、認可外等に有償で子どもを預けている場合の調整指数(番号6=+2など)がありますが、これは認可外・連携園まわりの加算(番号6〜11)のなかで最も高い1つだけが適用され、足し算はできません。しかも番号6は育休中・育休中に預けた期間は対象外です。
つまり「助成があるから、点数のために認可外へ」という発想は葛飾区では成立しにくいということ。助成は認可外に通わせる世帯の家計を支える制度であって、加点を積む道具ではありません。認可外を検討するなら、まず園の方針や中身が子に合うか、次に助成を踏まえた実質の費用で判断するのが、葛飾区の正しい向き合い方です。加点まわりの詳細は指数の記事、施設タイプごとの違いは比較記事で扱っています。
⑥ まとめ:実質負担で比べる
| 認可(0〜5歳児) | 認証・認可外(助成対象施設) | |
|---|---|---|
| 月額保育料 | 全クラスで実質0円 | 施設が設定(直接契約) |
| 助成 | — | 月80,000円(食材料費含む)を上限に助成 |
| 延長保育料・実費 | 延長保育料(公立は階層別)・給食費・日用品・行事費等 | 契約時間・園による(入園料等が別の園も) |
| 入り方 | 区に申込・指数で利用調整 | 施設と直接契約 |
葛飾区は、認可に入れば0〜5歳のどのクラスでも月額保育料が実質0円、認証・認可外でも月80,000円までの助成で費用のハードルが下がる区です。だからこそ園選びは「安いかどうか」ではなく子に合うかどうかを軸に。そのうえで認証・認可外を検討するときは、その施設が助成の対象か・必要な認定や書類は何か・延長や実費はどうかを最初に確かめる——これが葛飾区の費用まわりの結論です。認可の当落は内定点数の記事で詳しく扱っています。
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出典:葛飾区『令和8年度 保育施設利用案内』(保育料・公立保育所の延長保育料/保育の無償化・保育料の助成=認証保育所・認可外保育施設・幼稚園の預かり保育・子育て支援サービス)。認証・認可外助成の金額・条件は「令和7年9月1日現在」の案内に基づき、年度・世帯状況で変わることがあります。延長保育料・実費の具体額は園・利用状況によります。申込前に区の最新案内・各施設で必ずご確認ください。