【2026-2027年度版】葛飾区で保育園に落ちたらどうする?二次・三次は自動で選考対象、予約入所という選択肢

※本記事は葛飾区の公開資料(令和8年度『保育施設利用案内』の申込スケジュール・利用調整・補助制度)をもとにした情報です。日程・制度は年度で変わります。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。
1次で内定が出なかった——落ち込みますが、葛飾区の保活はここで終わりません。この区の大きな特徴は、1次で保留になっても、2次・3次は自動的に選考の対象になること。もう一度申し込み直す必要はなく、希望を変えるときだけ届け出ればいいのです。そのあとも毎月の利用調整が続きます。
やることは順番に整理できます。①2次・3次の自動選考を活かして希望を見直す、②それでも決まらなければ毎月の利用調整を使い続ける、③育休明けなら0歳児クラス予約入所という葛飾固有の選択肢を検討する、④並行して認可外・認証で復職の足場を作る。ひとつずつ見ていきます。
- 1次の結果は2026年1月下旬頃。保留でも2次・3次は自動的に選考対象(希望を変えるときだけ「希望保育園等変更届」を提出)
- 2次募集の受付は2026年1月26日〜30日(結果2月中旬頃)、3次募集の受付は2月20日〜27日(結果3月中旬頃)
- 4月で決まらなくても5月以降は毎月、随時入所の利用調整が続く
- 育休明けなら0歳児クラス予約入所(5〜10月入所を事前内定)。ただし1園のみ・内定後の辞退や変更は原則不可
- 認可外・認証は直接契約で結果を待たずに動ける受け皿。認証・基準適合の認可外は月額上限80,000円の助成。点数の道具にはしない
① まず仕組み:1次で保留でも、2次・3次は自動で選考対象
葛飾区の4月入所は、1次・2次・3次と段階的に選考が進みます。1次の結果は2026年1月下旬頃、区ホームページに申込番号ごとに掲載され、保留の場合は結果公表日に保留通知が発送されます。ここで内定に至らなくても、動きはシンプルです。
葛飾区では、1次・2次までで保留になっている方は、次の選考で自動的に選考の対象になります。2次・3次のたびに申込書を出し直す必要はありません。希望する施設を変えたいときだけ、「希望保育園等変更届」を期間内に提出します。1次の結果を見て、2次・3次で狙う園を組み替えるかどうか——ここに集中すればよい、ということです。
2次・3次の受付と結果通知の日程は次のとおり。
| 選考 | 申込受付 | 結果通知 |
|---|---|---|
| 4月1次 | 窓口:2025年11月21日〜12月10日 オンライン・郵送:11月17日〜12月3日17時 (11月23日の日祝も窓口受付) | 2026年1月下旬頃 |
| 4月2次 | 2026年1月26日〜1月30日 | 2026年2月中旬頃 |
| 4月3次 | 2026年2月20日〜2月27日 | 2026年3月中旬頃 |
※葛飾区『令和8年度 保育施設利用案内』より。オンライン・郵送は各締切日までの受付(郵送は必着)です。
2次・3次に臨むときは、その時点で空きのある園に希望を組み直すのが基本の動き。内定点数表で「1次に空きが残った園(2次募集あり)」を確かめると、届きそうな園のあたりをつけられます。内定点数表の読み方はボーダーの記事で、日程の全体像はスケジュールの記事で詳しく扱っています。
※保留通知は最初の利用調整時のみ発送されます。申込みは同一年度内で有効で、次回以降の選考ごとに自動的に利用調整の対象になります。
② それ以降も毎月の利用調整——年度途中も入り口は開いている
4月の1次・2次・3次で決まらなくても、5月入所からは毎月、随時入所の利用調整が行われます(令和8年5月〜令和9年1月)。各月ごとに受付期間があり、年度途中に空きが出た園について選考が続きます。年度途中の空きは多くはありませんが、毎月チャンスがめぐってくるのが葛飾区の仕組みです。
申込内容は、申込み時の状況が入所時も続く前提で指数が算定されます。申込み後に退職・転職・勤務時間の変更などで状況が変わったら、区の窓口へ早めに相談・届け出を。落ちたあとも申込みは生きているぶん、状況の変化はこまめに反映するのが安全です。
③ 育休明けなら「0歳児クラス予約入所」——葛飾固有の選択肢
育休からの復帰を控えている家庭には、葛飾区ならではの制度があります。育児休業明けの0歳児クラス予約入所。5〜10月の入所を、4月の時点で事前に内定しておける仕組みです。翌年度の4月を待たず、その年のうちに0歳児クラスへの入所を確実にしておきたいときの選択肢になります。
申込みは4月の受付期間のみ。おもな要件は、区内在住・育児休業給付金を受給していること・お子さんが満1歳の誕生日を迎える月まで(5〜10月)の入所を希望すること・入所月の翌月1日までに職場復帰できること(転職は不可)です。要件に当てはまれば、5〜10月の入所を事前に内定できます。
便利な制度ですが、制約もはっきりしています。申込みは1園のみ。複数園を並べることはできません。そして予約入所の内定後は、辞退・変更・転園が原則できません。「とりあえず押さえて、良い園が出たら乗り換える」という使い方はできない制度です。通う園を1つに絞れるか、復帰の時期が要件に収まるかを見極めてから使いましょう。詳しい要件と申込時期はスケジュールの記事でも扱っています。
④ 認可外・認証で足場を作る——結果を待たずに動ける受け皿
認証保育所・企業主導型・認可外保育施設は施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。ただし結果を待ってから探し始めると時間が足りなくなりがち。結果の直後から見学・申込を並行させてください。葛飾区には、新小岩・金町・亀有・青砥・綾瀬などの駅周辺に認証・企業主導型・認可外の選択肢があります。顔ぶれは比較記事で紹介しています。
費用面では、認証保育所と、指導監督基準を満たす認可外(企業主導型を除く)に、120時間以上の月ぎめ契約で無償化相当・月額80,000円(食材料費含む・令和8年度適用)を上限とする助成があります。3〜5歳は新2号、0〜2歳は非課税世帯が新3号・課税世帯も3号として対象で、0〜2歳の課税世帯まで対象になるのが葛飾区の手厚い点です。復職の足場としての現実性は十分です(費用の記事参照)。何より、預けてみた園が子に合っていたなら、そのまま通い続けることも含めて良い選択です。認可外は「つなぎ」だけの受け皿ではありません。
認可外・認証などに前月まで週4日・1日6時間以上、有償で預けていると、翌期以降の申込で調整指数の加算(番号6=+2)が付きます(申込時に育休を取得中の方・育休中に預けていた期間は対象外)。認証に預けての3歳認可転園は番号7(+3)。ただし葛飾区では、この認可外まわりの加点(番号6〜11)は重複できず、最も高い一つだけが適用されます。「+2と+3を足す」といった上積みはできない、ということ。加点のために預けるのではなく、子に合う園か・費用は見合うかで選ぶ——復職が先、加点はその結果です。
⑤ まとめ:保留からの動き方
- 1次で終わりではない:1次結果は1月下旬頃。保留でも2次(受付1/26〜30)・3次(受付2/20〜27)は自動的に選考対象。希望を変えるときだけ変更届を出す
- 毎月の利用調整を使う:5月以降は毎月、随時入所の選考が続く。状況が変わったら早めに区へ相談・届け出を
- 育休明けは予約入所も検討:0歳児クラス予約入所で5〜10月入所を事前内定できる。ただし1園のみ・内定後の辞退や変更は原則不可。要件を先に確認
- 認可外・認証で足場を作る:直接契約で結果を待たずに動ける。認証・基準適合の認可外は月額上限80,000円の助成。子に合えば、それ自体が良い選択
- 点数の道具にしない:認可外まわりの加点(番号6〜11)は重複できず最も高い一つだけ。番号6は育休中は対象外。上乗せにはならない
葛飾区は、1次で決まらなくても動き続けられる仕組みがそろっています。落ち込む時間は必要ですが、自動で対象になる2次・3次、毎月の利用調整、予約入所、そして認可外という受け皿を組み合わせれば、次の入り口はまだ開いています。
▶ まず全体像:葛飾区の保活完全ガイド
関連記事
出典:葛飾区『令和8年度 保育施設利用案内』(申込スケジュール・自動選考の取扱い・育児休業明けの0歳児クラス予約入所・随時入所・補助制度)。整理は当サイトの解釈を含みます。日程・制度・要件は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。