【2026-2027年度版】世田谷区の保育園は何点で入れる?指数ボーダーライン

※数字は令和7年「4月入園児童の選考指数分布」(世田谷区公式)に基づきます。園別のボーダーではなく、区全体の分布です。
「何点あれば入れるの?」——保活でいちばん知りたいところです。世田谷区の答えは、ひとことで言うと105点が分かれ目。共働きフルタイムなら、ここがスタートラインになります。
区が公表する指数分布を見ると、入園者がどの点数帯に集まっているかがはっきり出ています。数字で確認していきます。
- 入園者の約40%が105点ちょうど。105点が最大のボリューム層
- 100点以上で約9割。100点未満はほぼ入れない
- 0歳・1歳は105点に密集。2歳は最多帯が107点以上に上がる
- 105を超える打ち手と、105同点で勝つ順番
① 結論:105点が分かれ目
令和7年4月入園では、入園した子の約40%が105点ちょうどでした(全体のおよそ1,800人)。さらに100点以上で約9割。裏を返すと、100点未満で入れた人は1割未満(99点以下はおよそ8%)です。
105点は「持っていれば安心」ではなく、「ここに大勢が並ぶ出発点」。同点の渋滞をどう抜けるかが本題になります。
② 105点への密集を分布で見る
入園した子が、どの点数帯にいるか。0歳・1歳・2歳を並べて見ると、世田谷の保活の正体がはっきりします。
0歳児で53.8%、1歳児で52.3%が105点ちょうど。低年齢では、入園者の半分以上が同じ105点に張り付いています。100〜104点はごくわずかで、105の壁の手前ではっきり差がつく。「105点の一点突破」——これが0歳・1歳の保活です。
③ 2歳は競争の中心が107点以上へ上がる
同じ世田谷区でも、年齢で分布の形がまったく変わります。0歳・1歳の「105一点集中」が、2歳ではどう変わるかを見ます。
| 年齢 | 105ちょうど | 107点以上 | 100点未満 | 最も多い帯 |
|---|---|---|---|---|
| 0歳児 | 53.8% | 32.7% | 7.8% | 105点 |
| 1歳児 | 52.3% | 34.8% | 4.0% | 105点 |
| 2歳児 | 21.6% | 36.6% | 11.7% | 107点以上 |
2歳でいちばん多いのは107点以上(36.6%)。105点(21.6%)を上回ります。0歳・1歳では105点が断トツの最多帯でしたが、2歳では密集の中心が107点以上へと上にずれる。105点ではもう中位より下、勝負どころは106〜107点台に上がっている、というのが2歳の実態です。
高得点に寄る理由はシンプルで、2歳までに認可外の利用期間やきょうだい加点を積み上げた家庭が再挑戦するから。点を持った層が集まりやすいクラスなのです。
ただし下も開いています。100点未満でも11.7%が入っていて、0歳・1歳より低い点での枠は広い。つまり2歳は「107点に乗ってからが本番。でも低い点にもチャンスはある」という上下に広い分布。一律に「ゆるい」とも言えないクラスです。
④ 105点を超えるには
105点の渋滞を抜けるには、調整指数で1点でも積むことです。共働き世帯で再現性が高いのは認可外の活用です。
認可外などに有償で月96時間以上預けると+6。ただしこの+6は、申込締切日の時点で復職して有償利用しているのが条件で、育休中はそもそも対象外。しかも育休明けの+5とは重複せず、高いほうだけです。
つまり「105にさらに+6で111」ではなく、早めに復職して+5を+6に置き換え、106点でボリューム層を1点だけ上回る——これが現実的な超え方です。ひとり親世帯(+20)やきょうだい加点(+5)など、別枠で乗る加点もあります。
⑤ 105点同点で勝つには
同じ105点で並んだとき、合否は抽選ではなく優先順位で決まります。上位から効く順に並べると——
- 特定の要件に該当する世帯(卒園後の継続など)
- 基準指数が高い世帯(同じ105でも、基準100+調整5 が 基準90+調整15 に勝つ)
- 所得が低い順(共働き高収入ほど不利になりやすい)
- 認可外に有償で預けてきた期間が長い順
- 区内に長く住んでいる世帯
ここから言えることは3つ。就労時間は削らない(基準指数は同点処理で効く)。認可外は早く預ける(加点と期間の両方で効く)。所得で不利になりやすい世帯は、勝てる園選びで勝負する。所得は動かしにくいぶん、園の選び方で差を埋めにいきます。
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出典:世田谷区「令和7年4月入園児童の選考指数分布」「保育のごあんない」令和7年9月発行。分布は区全体の数値で、園別のボーダーではありません。指数・加点・優先順位は年度で変わるため、申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。