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【2026-2027年度版】認可外・認証・企業主導型はどう違う?渋谷区の保育施設タイプ比較

認可外・認証・企業主導型の違いのイメージ

※出典は渋谷区『令和8年度 保育園入園のご案内』(利用調整=調整指数・保育利用料の軽減)および区公式ページ。掲載施設は当サイトの整理によるものです。金額・条件は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・各施設でご確認ください。

「認可外」とひとくくりにされますが、中身はさまざまです。渋谷区には、東京都の基準を満たした認証保育所、企業が主体で地域枠のある企業主導型、モンテッソーリや英語イマージョン・夜間特化まで揃うその他の認可外、そして区が自ら設置する区立保育室——当サイトの掲載だけで計58施設。認可外の選択肢がとりわけ豊富な区です。

そして渋谷の認可は、共働きフルタイムの現実的な満点「44点」で並ぶ同点勝負の世界。1歳児クラスでは内定最低指数44pt系の園が30クラスと最激戦です。この世界からの現実的な受け皿が認可外——ただし、順番を間違えないでください。まず①子に合う園か、次に②費用(0〜2歳児は月80,000円を上限とする区の助成)、最後に③制度上の意味。渋谷区では特に、③の「加点」はほとんど効きません。この記事もその順で見ていきます。

この記事でわかること
  • 認可と、それ以外(認証・企業主導型・その他の認可外・区立保育室)の入り方・費用・特徴の違い
  • 渋谷区の認可外の顔ぶれ:認証保育所7園、企業主導型11施設など計58施設を掲載
  • 区の助成は0〜2歳児 月額上限80,000円/3歳児以上 77,000円(都内・証明書ありの場合)
  • 認可外預けの加点(調整8)は+2で、復職前提の+2(調整14)と重複不可=総点はほぼ変わらない。成立条件も3つあり厳しい

① まず全体像:認可と、それ以外

保育施設は大きく「認可」と「それ以外(認可外)」に分かれます。認可は区に申し込み、指数による利用調整を経て入園。認可外は施設と直接契約するのが基本で、区の選考を経ません。認可の結果を待たずに動ける、0歳から入りやすい——このスピード感と柔軟さが認可外の持ち味です。

渋谷区の認可は、激戦園の内定最低指数が44pt=共働きフルタイムの現実的な満点(基本40+就労実績6か月+1×2人+復職前提+2)。44は多数派の「標準装備」なので、人気園では同点競争になり、結果は優先順位次第で読めません。認可一本に絞らず、認証・企業主導型まで視野に入れておくことは、そのまま保活の安全網になります。何点で入れたかの実態はボーダーの記事で詳しく扱っています。

② 認証保育所——区内に7園だけの希少な選択肢

東京都独自の基準を満たし、施設と直接契約するタイプ。低月齢からの受け入れや20時台までの開所など、働く家庭に合わせた設計が特徴です。渋谷区内の認証保育所は令和8年6月時点で7園と数が限られており、その分だけ早めの見学・問い合わせが効きます。

  • パレット保育園・初台(初台駅徒歩4分):生後57日〜5歳児まで通える数少ない認証。幼児教育の理究が運営し、絵本育脳・運動・小学校準備のプログラムを持つ。20時まで
  • ポピンズナーサリースクール代々木(代々木駅徒歩2分):教育と保育を融合した「エデュケア」。駅徒歩2分・20時半までで送迎動線が良い
  • こもれび保育園 恵比寿園(恵比寿駅徒歩4分):0〜2歳児29名。契約時間により月50,000〜80,000円のプランを選べる
  • なでしこ保育園(代々木八幡駅徒歩4分):約45年続く定員19名の家庭的な園。育休中・求職中でも利用できる
  • エンゼル・ルーム(広尾駅徒歩6分):広尾で30年続く0〜2歳児・定員20名の小さな園。募集は少人数なので早めの確認を
  • フジキ保育室(笹塚駅徒歩5分):「東京の真ん中でどろんこになる」外遊び中心。フリーランスや短時間勤務向けの契約体系がある
  • コミュニティハウス保育室ポッポ(幡ヶ谷駅徒歩8分):NPO運営・定員18名。無農薬・無添加の手作り給食と異年齢保育

保育方針・保育料・空き状況は園ごとに大きく違います。各施設ページから公式サイトへ辿れるので、気になる園は必ず公式情報と見学で確かめてください

③ 企業主導型——地域枠なら勤務先を問わず使える施設も

企業が主体で設ける保育施設で、地域枠として一般の家庭が直接契約で利用できる施設が多くあります。国の助成で保育料自体が認可に近い水準に抑えられているのが一般的で、当サイトでは区内11施設を掲載しています。

企業枠・地域枠の配分や空きは施設ごとに違い、勤務先の共同利用契約があると条件が変わる場合もあります。最新の募集状況は各施設に直接確認を。

④ その他の認可外——教育特化型の層の厚さは渋谷ならでは

国の指導監督基準に基づく認可外保育施設です。渋谷区で目を引くのは、教育・特色を前面に出した施設の層の厚さ。恵比寿・代官山・神宮前を中心に、認可の枠組みでは出しにくい尖った方針の施設が並びます。

  • キッズガーデンプレップスクール代官山:モンテッソーリ・ネイティブ英語・小学校受験対策を日常保育に組み込むプレップスクール。平日8時〜19時と共働きでも通える設計
  • 聖マリアン保育園(恵比寿):1994年から続く教育型。英語・茶道・体操など22カリキュラムを保育時間内で受けられ、0歳から小学生(学童)まで
  • Prime Academic Preschool(恵比寿):英語イマージョン×長時間保育。短時間のインターでは難しい共働き家庭でも通わせられる
  • RISEJapan代官山:代官山駅直結。米国公教育のELLカリキュラムをベースにした英語イマージョン
  • セージ保育園代々木上原:0〜3歳児の縦割り少人数保育+幼稚園受験対応。持ち物は連絡帳のみ
  • ライフリトルグループ チャイルドケアセンター(松濤):1988年開設の老舗。英語・リトミックとベビーシッター併設の複合サービス
  • Green.alo(広尾):「人・食・自然」を柱にした定員12名の自然派スクール。月極と一時預かりを使い分けられる
  • ほしぞらハウス(幡ヶ谷):開所18時〜翌朝9時の夜間・週末特化+お迎え付き。夜勤・遅番のある家庭の希少な受け皿

一方で「認可外」は施設ごとの幅が最も大きいカテゴリでもあります。指導監督基準を満たす証明書の有無(区の助成の対象要件に直結します)、保育者の体制、料金体系——見学と直接の確認は他のタイプ以上に丁寧に。当サイトの施設一覧では認可外系58施設を種別つきで掲載しています。

⑤ 区立保育室——区が設置する認可外という安心感

渋谷区固有の仕組みとして、区が設置し民間に運営委託する「区立保育室」があります。待機児童対策の施設で、渋谷区立おおやま保育室(代々木上原駅徒歩6分)は代々木大山公園の中にあり、戸外環境は区内でも屈指です。月ごとの申込で利用でき、在園期間は年度末まで。認可に入れなかった家庭の受け皿として、月次で空き状況が更新されます。落ちた後の動き方全体は不承諾後の記事で扱っています。

⑥ タイプを一覧で

タイプ入り方費用(0〜2歳児)特徴
認証保育所(7園)施設と直接契約区の助成 上限 月80,000円都の基準。低月齢・20時台までの開所に強い。数が少なく早めの動きが効く
企業主導型(11施設)施設に申込(地域枠)保育料自体が認可に近い水準が一般的指数によらず入れる。地域枠の有無・配分は施設ごと
その他の認可外(41施設)施設と直接契約区の助成 上限 月80,000円(都内・証明書あり)モンテッソーリ・英語・受験・夜間など特色の幅が最も広い
区立保育室(2室)区に月ごとの申込区の定める基準による区設置の待機児童対策施設。在園は年度末まで

※施設数は当サイト掲載数・区資料による(令和8年時点)。助成の対象・要件(保育の必要性の認定・証明書の有無など)は施設・世帯により異なります。3歳児クラス以上の助成上限は77,000円。詳細は区の最新案内で確認してください。

⑦ 費用:0〜2歳は月80,000円まで助成。課税世帯も対象

渋谷区の保育利用料の軽減は、認証保育所・都内の認可外(証明書あり)で0〜2歳児クラス月額上限80,000円、3歳児クラス以上で77,000円課税世帯も対象で、共働きフルタイム世帯でもフルに使えます。認可側も令和7年9月から全児童の保育料が無償(給食費も区が公費負担)なので、渋谷区では「認可か認可外か」を費用で決める必要はほぼ無くなっています。助成の受け方・証明書の要件・国の施設等利用給付との関係は費用と助成の記事で。

⑧ 制度上の意味:認可外預けの+2は「上乗せ」にならない

「認可外に預けると点数で有利」の渋谷区での正確な読み方
渋谷区では、申込児を認可外保育施設等に有償で預けている場合、調整指数8番の+2が付きます。ただし正確に理解すべき点が2つ。

1つ目、成立条件が3つあり、すべて満たす必要があります——①月又は週当たりの保育合計時間が、保護者いずれかの就労時間(通勤時間含む)以上であること、②窓口申込締切日時点で30日以上利用していること、③保護者のいずれも育休中でなく、就労内定でもないこと。つまり育休中に予約や短時間利用をしても加点されず、復職済みが前提です。
2つ目、この+2は復職前提の+2(調整14)と重複不可(重複する場合は14を適用)。育休から復職する世帯はもともと調整14の+2を持っているので、認可外に預けても総点は44のまま変わりません

では意味がないかというと、そうではありません。同一指数となった場合の優先順位に「既に復職して申込児を有償で預けている」(5番目)があり、44同点の激戦園ではここが効く場面があります。ただしそれは結果としての話。順序は①子に合う園か(特色・低月齢からの入りやすさ・預け方の柔軟さ)、②費用(0〜2歳は助成上限80,000円でハードルは低い)、③制度上の意味はおまけ。子に合う認可外が見つかったら、まず一度入れてみる——渋谷区ではこの順番で考えるのが正解です。
▶ 調整指数22項目と同一指数の優先順位何点で入れた?内定最低指数の読み方

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認可外も含めて、園を見比べる
地図と一覧で、認証・企業主導型・認可外まで含めて候補を整理できます。

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出典:渋谷区『令和8年度 保育園入園のご案内』(利用調整=調整指数・重複適用の可否・同一指数となった場合の優先順位、保育利用料の軽減)、区公式ページ(認証保育所・区立保育室・受託加算の条件)。掲載施設・施設数は当サイトの整理です。各施設の特色・料金は当サイトのWeb調査時点の情報で、変わっている場合があります。助成の適用可否は要件・手続きによります。申込前に区の最新資料・各施設で必ずご確認ください。