【2026-2027年度版】豊島区の保育園は何点で入れる?指数ボーダーライン

※数字は豊島区「令和8年4月第1次選考 入園内定指数」(区公式)に基づきます。各園・各クラスで内定した児童のうち最も低い指数(=実質ボーダー)を集計したもので、園と年齢で差があります。豊島区は基準指数が保護者1人20点満点・父母合わせて40点、そこに調整指数が加わります。
「何点あれば入れるの?」——豊島区の答えを先に言うと、41点が事実上のボーダーライン。共働きフルタイムの40点に、育休からの復職の+1を足した点数です。令和8年4月一次の内定指数では、数値が公表された215クラスのうち90クラスでボーダーが41。1歳児に限れば93クラス中51クラスと、半分以上が41でした。
そして豊島には、41の下と上にそれぞれ「別の世界」があります。下にはボーダー40以下のクラスが97——素の40点でも届く園がたくさんあります。上の44〜45帯はきょうだい在園+4を持つ世帯の世界。この三層を読み分けることが、豊島のボーダー攻略のすべてです。
- 41の正体=フルタイム40点+育休復職の+1
- 数値公表215クラス中90クラスがボーダー41。1歳児は51/93と半分超
- 一方で40以下で決まったクラスも97(24〜39に82クラスが広く分布)
- 「44〜45」の園=きょうだい在園+4の世界。24クラス中17が3歳児クラス
- 42を超える打ち手は少ない——だから「点を盛る」より「41で届く園を選ぶ」
- ひとり親のフルタイム世帯は48点でボーダーを大きく超える設計
① 「41点」の正体——40+育休復職の+1
豊島区の選考指数は、基準指数(父・母それぞれ20点満点)+調整指数。父母ともフルタイム(月20日以上×月160時間以上、休憩時間を含む)なら20点+20点で40点です。まずはこの40点が土台。
そのうえで、育児休業からの復職には+1(調整指数の番号6)が付きます。つまり「フルタイム共働き+育休復職」で41点。認可の4月入園を目指す世帯の多くがこの条件に当てはまるため、41が事実上のスタートラインであり、そのままボーダーの最頻値になっています。
なお豊島区は希望順位が選考に影響しません。第1希望でも第9希望でも同じ土俵で指数順。「何点か」と「どの園をリストに入れるか」がすべてで、順番の工夫では当落は変わりません。
② 内定指数の分布——公表215クラス中90が「41」
豊島区は園・クラスごとの内定最低指数を公表しています(4月一次のみ)。令和8年4月分を集計すると、ボーダーの姿がはっきり見えます。
| クラス | 数値の公表 | うち41 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 0歳児 | 72クラス | 26 | 人気園は0歳でも41。一方で24〜39の園も多い |
| 1歳児 | 93クラス | 51 | 半分以上が41に集中。45も2クラス |
| 2歳児 | 26クラス | 9 | そもそも公表が少ない=新規枠が薄い |
| 3歳児以上 | 24クラス | 4 | 最頻は45。きょうだい+4の世界(後述) |
数値が公表された215クラスのうち90クラス(約42%)がボーダー41。特に1歳児は93クラス中51クラスと過半数です。41点で並んだ集団のどこかで線が引かれる——これが豊島の人気園の標準的な決まり方です。
0歳児も、申込が集まる園のボーダーは41。豊島の育休復職+1は年齢を限定しないため、0歳4月入園でも復職すれば41に乗ります。裏を返すと、人気園は0歳でも「素の40点」では届かないことが多い、ということです。
③ 40以下で決まったクラスも97——「41ないと無理」ではない
ここが豊島のもうひとつの顔です。数値公表215クラスのうち、40以下で決まったクラスは97(約45%)。しかも40にぎりぎり張り付いているのではなく、24〜39の範囲に82クラスが広く散らばっています(最低は18)。33や34で決まった園も珍しくありません。
つまり「豊島は41ないと無理」ではありません。41が要るのは申込が集中する人気園で、素の40点、あるいはパート勤務などでそれ以下の点数でも、現実に決まっている園が区内の半分近くを占める。ボーダーの低い園・0歳児クラス・小規模保育まで視野を広げれば、届く園は見つかります。園ごとの倍率感は人気園ランキングの記事で確認できます。
④ 「44〜45」の園——きょうだい在園+4の世界
分布の右端、44〜45で決まったクラスが24あります。満点相当の40を超えるこの数字のつくり方は、実質的にひとつ。きょうだいが在園する園への申込み+4(調整番号16)です。40+4=44、さらに育休復職+1で45。つまり44〜45帯は第二子以降の世帯が枠を埋めた園です。
示唆的なのは内訳で、44〜45の24クラスのうち17が3歳児クラス。3歳は新規の募集枠が少ないうえ、下の子を上の子と同じ園に入れたい世帯の申込が重なるため、きょうだい加点持ちだけで席が埋まります。1歳児でも要町保育園・せんかわみんなの家の45などがこの世界です。
第一子の保活でここに勝つのは、加点の構造上むずかしい。だから44〜45の園は「挑戦枠」と割り切り、41で届く園を必ず併記する——豊島の志望リストの基本形です。
⑤ 42を「超える」打ち手——豊島では限られる
41の同点の海から抜け出せる加点があるか、申込前に棚卸しを。豊島の調整指数から主なものを挙げます。
| 打ち手 | 加点 | 条件の要点 |
|---|---|---|
| きょうだいが在園する園への申込み | +4 | 番号16。第二子以降のみ。豊島で突出して大きい加点 |
| 育児休業からの復職 | +1 | 番号6。41ラインの標準装備 |
| 認可外に預けて父母とも就労 | +1 | 番号19。月12日かつ48時間以上の預け実績。育休復職+1と択一 |
| きょうだいが同時に同一月の申込み | +1 | 番号17。双子等を含む |
| 保護者が保育士等として勤務 | +1 | 番号7 |
| ひとり親世帯 | +8 | 番号2。フルタイムなら合計48点(下記) |
見てのとおり、第一子・共働きが積める加点は+1がほとんど。しかも育休復職+1と認可外利用+1は足せません(いずれか一方)。「41に+1で42」を安定して作る一般的な手段は乏しく、42〜43で決まったクラスは全体でわずか4。だから豊島の実戦は、点数を積むゲームではなく「41で届く園をどれだけ志望リストに組み込めるか」のゲームになります。
豊島区では、ひとり親世帯は不在の保護者側に基準指数の類型「両親不存在=20点」が適用され、そこに調整指数+8(番号2)が付きます。フルタイムで働くひとり親なら就労20+不存在20+調整8=48点。ボーダー41を大きく超え、さらに同一指数時の優先順位でも2段階目(緊急性が高く特別な配慮を要する世帯)に該当して上位です。点数と優先順位の両面で守られた、制度的に強い設計になっています。
⑥ 同点で勝つ条件と、絶対に踏んではいけない減点
41点に乗せても、人気園では同じ41点が並びます。豊島区の同一指数時の優先順位は15段階。フルタイム共働き同士では上位の項目で差が付かないことが多く、実務で効きやすいのは——
- 優先順位6:調整指数に減算項目がない
- 優先順位7:調整前の基準指数が高い
- 優先順位8:区民で、認可外保育施設等の利用(調整19)に該当する
- 優先順位14・15:住民登録期間が長い/区民税所得割額が少ない
認可外に預けて復職している世帯は、指数上は+1でも(育休復職と択一)、同点の列では8段階目で一歩前に立てます。二段構えで覚えておく価値があります。
豊島区の申込みには「育児休業の延長も許容できる」旨の申出欄があります。これを選ぶと調整指数−40、しかも他の加点も同一指数時の優先順位も一切適用されなくなります。フルタイム共働きの40点がほぼ消える計算で、実質的に選考対象外に近い扱いです。育休給付金の延長を本当に優先したい世帯のための正規の選択肢ですが、意味を知らずにチェックすると本気の申込みがまるごと無効に近くなります。ほかにも内定辞退・取下げの−5(翌年まで残る)、保育料滞納の−20など、うっかりでは済まない減点があります。加点を数える前に、減点に該当しないかを必ず確認してください。
最後にもう一度。希望順位は選考に無関係なので、入れたい園は遠慮なく全部書き、41点(またはあなたの点数)で現実に届く園を必ずリストに混ぜる——これが豊島のボーダー攻略の結論です。
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出典:豊島区「令和8年4月第1次選考 入園内定指数」『保育所入所基準指数表(令和8年度)』。集計は当サイトによるもので、園・クラス別の内定最低指数の分布です(区全体の申込者の指数分布ではありません)。内定指数の公表は4月一次のみで、二次・年度途中の水準は異なる場合があります。指数・加点・優先順位は年度で変わるため、申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。