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【2026-2027年度版】板橋区の保育園は何点で入れた?入所最低指数「61」の読み方

板橋区の保育園の入所最低指数・ボーダーラインのイメージ

※本記事は板橋区が公開する「令和8年4月入所(一次選考)の入所最低指数一覧」と『令和8年度 幼稚園・保育園のご案内』の利用調整基準に基づき、当サイトで読み取り・集計したものです。入所最低指数は各園×クラスで「内定できた最も低い指数」を示す参考値で、年度・園・クラスで変わります。申込前に区の最新資料でご確認ください。

「何点あれば入れるの?」——板橋区でこの問いに答えられる唯一の公式データが、入所最低指数一覧です。区は毎年、園ごと・クラスごとに「何点まで下りて内定が出たか」を公表しています。申込者数や募集数、いわゆる競争の激しさを示す数字は板橋区では公表されていません。読める材料は「何点で入れたか」——このボーダーだけです。

そこから見えてくる板橋区の目安は、1歳児クラスで「61」。共働きフルタイムの60点に、育休復帰の+1が乗ったラインです。この61がどれだけ多くの園に並ぶのか、そして「61を超える園」と「61なくても入れる園」がどこにあるのか。記号の読み方から、実データで確かめていきます。

この記事でわかること
  • 板橋区が公表するのは入所最低指数だけ。申込者数・募集数は非公表なので、読み方は「何点で入れたか」に絞られる
  • 1歳児クラスの入所最低指数は61が最頻。数値の出た169園のうち107園が61、60〜64の帯に148園が集中
  • 1歳で明確に高いのは板橋仲町どろんこ68・上板橋すきっぷ64・ひまわりキッズガーデン小茂根64のごく一部
  • 2歳の高い数字を1歳と読み違えない——みなみ69・高島平もみじ76などは2歳の値で、これらの園の1歳は61・60
  • 0歳や「欠員残り」の園は現実的な入り口。1歳ほど61一色ではない
  • 実務は「61を固めて、欠員残り・低指数の園を保険に混ぜる」。ひとり親は66に届く別格の持ち点

① まず記号を読む——数値・×・丸数字

板橋区の入所最低指数一覧は、園を縦に、クラス(0歳・1歳・2歳・3歳先行・3歳一般・4歳・5歳)を横に並べた表です。セルに入るのは点数だけではありません。次の3種類を押さえると、表がぐっと読めるようになります。

表記意味
61 など数値そのクラスに内定した人の最低の指数。その点があれば内定できた目安
×欠員なし=満員。既存の子が持ち上がって埋まり、最低指数は非公表
丸数字(①②③…)一次選考後の欠員数。そのクラスは希望者が全員入園でき、まだ空きが残った(実質ボーダーなし)

※記号は区の入所最低指数一覧の凡例より。空欄(斜線)はそのクラスの受け入れがない(クラスなし)ことを表します。

大事なのは、数値と丸数字の意味が正反対だということ。数値は「その点まで必要だった」、丸数字は「その点どころか空きが余った」。同じ表の中に、点数勝負のクラスと、来た人全員が入れたクラスが混在しています。だからボーダーは、区全体をひとくくりにせずクラス単位・園単位で読むのが基本です。

② 1歳のボーダーは「61」が最頻——60〜64にほぼ集中

板橋区の選考指数は基本指数(父)+基本指数(母)+調整指数。基本指数は保護者1人あたり上限30点で、フルタイム共働き(父母それぞれ月160時間以上)なら30+30=60点。ここに育児休業から復帰する家庭の+1(調整指数の個④)が乗って、60+1=61が1歳の標準ラインになります。

実際の一覧を当サイトで読み取ると、1歳児クラスに数値のボーダーが出た園は169。その分布はこうなりました。

1歳の入所最低指数(令和8年4月一次)園数
61ちょうど107
62〜64(62・63・64)38
603
59以下(低指数・小規模等を含む)19
65以上(突出した園)2

※令和8年4月一次・入所最低指数一覧より当サイト集計。1歳に数値の出た169園を帯ごとに分類。ほかに「×(満員・非公表)」8園、「丸数字(欠員残り)」14園があります。

ひと目でわかるのは、61ちょうどが107園と過半数で、60〜64の帯に148園が集まっていること。つまり板橋区の1歳は、園を選んでも入所最低指数はほとんど61前後で横並びです。「この園だけ極端に高い」という園は例外的で、フルタイム共働きの60に育休復帰の+1を足した61を持っていれば、多くの園が射程に入ります。

61は「60+育休復帰+1」。+1の条件を外さない
61の+1は調整指数の個④(育児休業からの復帰・就労事由)です。基本指数が就労で認定される場合に限られ、入所した月の翌月1日までに実際に復職することが条件。育休を延ばしたまま枠だけ確保する使い方はできません。この+1が付くかどうかで、61に届くか60で止まるかが変わります。
▶ 詳しく:板橋区の保育指数(利用調整指数)の計算方法

③ 61を超える園:突出はごく一部

60〜64がほとんどの1歳のなかで、明確に高いボーダーが立つ園は数えるほどです。当サイトの読み取りで、1歳の入所最低指数がとくに高かったのは次の3園でした。

園名(1歳・令和8年4月一次)最寄り駅入所最低指数
板橋仲町どろんこ保育園大山駅 徒歩6分68
上板橋すきっぷ保育園上板橋駅 徒歩6分64
ひまわりキッズガーデン小茂根小竹向原駅 徒歩9分64

※令和8年4月一次・入所最低指数一覧より。徒歩・特色は当サイトの地図データおよび各園公式サイトの公開情報によります。

板橋仲町どろんこ保育園は社会福祉法人どろんこ会が運営し、地域子育て支援や一時預かり・特別延長保育に取り組む園。1歳の68は板橋区の認可園で突出しています。上板橋すきっぷ保育園は「自分らしく輝く のびのびと」を掲げ、一人ひとりを尊重する丁寧な関わりと地域交流を重視。ひまわりキッズガーデン小茂根は農業体験・食育・英語・体操などのプログラムが特色で、いずれも64が並ぶ人気園です。

こうした園を第一希望に据えるなら、61に上乗せできる調整指数(きょうだいの在園など)を持っているか、持っていなければ61で届く園を必ず保険に混ぜておく——この見極めを先に済ませておくと安心です。

④ 最大の落とし穴:2歳の数字を1歳と読み違えない

「69」「76」は2歳の値。同じ園でも1歳は61前後です
一覧は0歳・1歳・2歳…と横に並ぶため、2歳のほうが1歳より高い園を「1歳が高い園」と早合点しやすいのが板橋区の一番の落とし穴です。実際の値を並べます。

園名1歳2歳
高島平もみじ保育園6076
みなみ保育園6169
志村さかした保育園6168
赤塚新町保育園6168
高島平もみじの76、みなみの69は、いずれも2歳児クラスの入所最低指数。これらの園の1歳は60〜61で、区全体の標準と変わりません。「この園は68〜76も要るのか」と1歳の希望から外してしまうと、実際には61で狙えた園を逃します。必ず自分が申し込むクラスの列を指でたどって確認してください。

なぜ2歳でこれほど高い値が出るのか。2歳は0〜1歳で入園した子が持ち上がって定員を埋め、新規の枠が絞られるクラスです。少ない枠に指数の高い世帯が集まると、その園の2歳だけボーダーが跳ね上がります。クラスが変われば同じ園でも景色が変わる——これが板橋区の入所最低指数を読むときの基本姿勢です。

⑤ 0歳と「欠員残り」——61一色ではない現実的な入り口

1歳が61でほぼ埋まる一方、0歳児クラスは景色が違います。0歳の入所最低指数は園によってばらつきが大きく、当サイトの読み取りでは38〜59点台の園や、欠員が残った園(丸数字)も相当数ありました。61の園も多いものの、1歳のように61一色ではありません。育休をまだ取っていて+1が付かない段階でも、0歳なら手が届く園が実在します。

もうひとつ見落とせないのが、各クラスに散らばる丸数字(欠員残り)。これは「一次選考で希望者が全員入園し、まだ空きが残った」クラスです。人気園の同じクラスが満員(×)でも、少し範囲を広げれば欠員の残る園が見つかります。欠員残りの園は、点数勝負にならずに入れる現実的な入り口。憧れの園だけでなく、こうした園を希望リストに織り込むことが、板橋区では効いてきます。

⑥ ひとり親は「66」——61を大きく上回る持ち点

板橋区のひとり親世帯は、独自の計算で持ち点が大きく変わります。区は『保護者が1人のときは、その基本指数に30点を加える』と定めており、就労中のひとり親フルタイムなら——

内訳点数
基本指数:月160時間以上の就労30
ひとり親(保護者が1人)の加算+30
調整 世①:ひとり親世帯+6
合計66

66は、1歳の最頻61を大きく上回り、突出した68・64の園にも十分手が届く水準です。同点時の優先順位でも、ひとり親世帯は在住に次ぐ2番目に置かれています。ひとり親で保活する人は、園の人気を過度に気にするより、通いやすさと園の中身で選んで大丈夫な持ち点だと考えて構いません。

※転入予定がない場合は+30ではなく、勤務地の状況により個⑥(−1)や個⑧(−4)が適用されます。書類の区分が正しく反映されるよう、申込時に確認しておきましょう。

⑦ 実務:61を固めて、欠員残り・低指数の園を保険に

板橋区のボーダー攻略は、点数をむやみに積む話ではありません。使えるデータが入所最低指数だけである以上、やることはシンプルです。

入所最低指数の使い方 3ステップ
1. まず61を固める——フルタイム共働きの60に、育休復帰の+1(個④)が付いて61。+1には「翌月1日までの復職」条件があるので、就労証明書と復職予定を先に確かめます。時短などで基本指数が60に届いていないと、61の土台が崩れます。
2. 希望園の申込クラスの列だけを見る——同じ園でも1歳と2歳でボーダーが大きく違います。2歳の高い数字に引きずられず、自分の申し込むクラスの数値だけを拾って、61で届く園・61を超える園に仕分けます。
3. 欠員残り・低指数の園を保険に混ぜる——丸数字(欠員残り)の園や、0歳・低指数で入れた園は、点数勝負にならない現実的な入り口。突出した68・64の園だけで希望を埋めず、必ず「61で内定側に入れそうな園」を実線として加えます。
希望リストは「憧れの園」ではなく「自分の持ち点で、内定側に入れそうな園」で組む。板橋区で確実にできるのは、この一覧の読み解きです。

※入所最低指数は年度・園・クラスで変動する参考値です。区の注記のとおり、表記の最低指数より高い指数でも、きょうだいの組み合わせや要支援児の空き状況で入所できていない場合があります。申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。

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出典:板橋区「令和8年4月入所(一次選考)の入所最低指数一覧」、『令和8年度 幼稚園・保育園のご案内(保育利用の手引)』(利用調整基準・同点時の優先順位)。入所最低指数の読み取り・集計・分類は当サイトの整理を含みます。入所最低指数は毎年変動する参考値で、同一指数でも優先順位により内定とならない場合があります。申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。