【2026-2027年度版】板橋区で保育園に落ちたらどうする?一次で終わりじゃない、二次・三次と毎月選考

※本記事は板橋区の公開資料(令和8年度『幼稚園・保育園のご案内(保育利用の手引)』の申込スケジュール・利用調整・補助制度)をもとにした情報です。日程・制度は年度で変わります。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。
4月一次で内定が出なかった——落ち込みますが、板橋区の保活はここで終わりません。この区の大きな特徴は、4月入所が一次・二次・三次の多段選考で、そのあとも毎月1日付の利用調整が続くこと。「一次で全部が決まる」わけではないのです。
やることは順番に整理できます。①二次・三次に向けて希望園を組み直す、②それでも決まらなければ毎月の選考を使い続ける、③並行して認可外・認証で復職の足場を作る、④育休を延ばすならその意思表示のしかたと保留(不承諾)通知を正しく押さえる。ひとつずつ見ていきます。
- 4月入所は一次・二次・三次の多段選考。一次の結果は2026年2月4日、二次は3月13日、三次は受付日により3月23日〜27日
- 4月で決まらなくても5月以降は毎月1日付で利用調整が続く。申込は有効期間内なら毎回選考の対象
- 認可外・認証は直接契約で結果を待たずに動ける受け皿。認証には0〜2歳児で月額上限80,000円の助成(令和7年度水準)
- 認可外に有償で預けて復職すると翌期以降に加点(世④=+2)がつくが、育休復帰の加点(個④=+1)とは実態上どちらか一方。点数の道具にはしない
- 育休を延ばすなら「育児休業延長を許容する申込み」の意思表示。ただし育休給付金の延長要件は勤務先・ハローワークで要確認
① まず仕組み:4月は一次・二次・三次の多段選考
板橋区の4月入所は、一次・二次・三次と段階的に選考が進みます。一次で決まらなくても、そのあとに二次・三次の機会が続くのが板橋区の設計です。それぞれの受付と結果通知の日程は次のとおり。
| 選考 | 申込受付 | 結果通知 |
|---|---|---|
| 4月一次 | 2025年10月21日〜11月10日 不足書類・内容変更は11月28日まで | 2026年2月4日 |
| 4月二次 | 2025年11月11日〜2026年2月12日 | 2026年3月13日 |
| 4月三次 | 2026年2月13日〜3月26日 | 受付日により3月23日〜27日 |
※板橋区『令和8年度 幼稚園・保育園のご案内』より。郵送は申込締切日必着、窓口・電子申請は各締切日までの受付です。
一次の結果が届くのは2月4日。ここで内定に至らなくても、二次(受付は2月12日締切)・三次(受付は3月26日締切)と続きます。二次・三次に臨むときは、その時点で空きのある園に希望を組み直すのが基本の動き。一次の結果を見てから、二次・三次の希望をどう並べ替えるかを早めに決めておくと動きやすくなります。日程の全体像はスケジュールの記事で詳しく扱っています。
板橋区は園別の申込者数・募集数を公表していないため、園の入りやすさは「何点で内定したか」を示す入所最低指数で読みます。一次で公表される入所最低指数を見れば、自分の指数で二次・三次に届きそうな園のあたりをつけられます。61点で並ぶ園が多いなか、一次で空きが残った(希望者が全員入れた)園もあります。読み方は入所最低指数の記事で。
② それ以降も毎月選考——申込は有効期間内なら生き続ける
4月の一次・二次・三次で決まらなくても、5月入所からは毎月、利用調整が行われます(毎月1日付入所)。各月ごとに受付期間があり、年度途中の空きが出た園について選考が続きます。年度途中の空きは多くありませんが、毎月チャンスがめぐってくるのが板橋区の仕組みです。
申込内容は、申込み時の状況が入所時も続く前提で指数が算定されます。申込み後に退職・転職・勤務時間の変更・妊娠などで状況が変わったら、「申込内容変更届」を提出してください(未届のまま状況が変わると内定取消や退園になることがあります)。落ちたあとも申込みは生きているぶん、状況の変化はこまめに反映するのが安全です。
③ 認可外・認証で足場を作る——結果を待たずに動ける受け皿
認証保育所・企業主導型・認可外保育施設は施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。ただし結果を待ってから探し始めると時間が足りなくなりがち。結果の直後から見学・申込を並行させてください。板橋区には、上板橋・ときわ台・中板橋・高島平・成増などの駅周辺に認証・企業主導型・認可外の選択肢があります。顔ぶれは比較記事で紹介しています。
費用面では、認証などに0〜2歳児で月額上限80,000円(住民税非課税世帯は38,000円)・3〜5歳児で40,000円の保護者負担軽減助成があります(令和7年度時点の水準・給食費や延長保育料は対象外)。企業主導型・その他の認可外も、国の無償化(3〜5歳児で月額上限37,000円・0〜2歳児の非課税世帯で42,000円)や区の助成の対象になり得ます。復職の足場としての現実性は十分です(費用の記事参照)。何より、預けてみた園が子に合っていたなら、そのまま通い続けることも含めて良い選択です。認可外は「つなぎ」だけの受け皿ではありません。
認可外などに週12日・1日4時間以上、有償で預けて就労していると、翌期以降の申込で調整指数の世④(+2)が付きます。ただし板橋区では、この世④は育児休業復帰の個④(+1)と実態上どちらか一方しか適用されません(相互排他)。「61点にさらに+2を乗せて63にする」という上積みはできない、ということ。加点のために預けるのではなく、子に合う園か・費用は見合うかで選ぶ——復職が先、加点はその結果です。
④ 育休を延長する場合:意思表示のしかたと、給付金の確認
「今年は入れず、育休を延長したい」——その選択も板橋区には用意されています。申込みのなかで「希望する園に入所できない場合は育児休業の延長を許容できる」意思表示をすると、利用調整の順位が下がり、内定に至らなかった場合の保留(不承諾)の通知を、育児休業給付金の延長申請などに使う、という運用です。
保留(不承諾)の通知があれば給付金の延長が必ず認められる、というわけではありません。延長が認められる要件・必要な書類は、勤務先とハローワークが判断します。「どの月の・どの選考の通知が必要か」も世帯ごとに違います。育休延長を予定しているなら、必要な通知の時期を先に勤務先・ハローワークに確認し、それに合わせて申込みを設計してください。届いた通知は手続きが終わるまで保管を。
板橋区は「内定を辞退しても、次回以降の申請時に不利になることはありません」と明記しています。希望に合わない園に内定した場合でも、辞退そのものがペナルティになる心配はありません。ただし辞退の可否・タイミングには手続き上の締切があるので、迷ったら早めに区の窓口へ相談を。
⑤ まとめ:保留からの動き方
- 一次で終わりではない:4月は一次・二次・三次の多段選考。一次結果は2月4日、二次は3月13日、三次は受付日により3月23日〜27日。空きに合わせて希望を組み直す
- 毎月選考を使う:5月以降は毎月1日付で利用調整。申込は有効期間内なら毎回対象。状況が変わったら変更届を出す
- 認可外・認証で足場を作る:直接契約で結果を待たずに動ける。認証は0〜2歳児で月額上限80,000円の助成。子に合えば、それ自体が良い選択
- 点数の道具にしない:認可外の加点(世④=+2)は育休復帰の加点(個④=+1)と実態上どちらか一方。上乗せにはならない
- 育休延長は要件を先に確認:意思表示で順位は下がるが、給付金の延長要件・必要書類は勤務先・ハローワークで確認してから設計する
板橋区は、一次で決まらなくても動き続けられる仕組みがそろっています。落ち込む時間は必要ですが、二次・三次と毎月選考、そして認可外という受け皿を組み合わせれば、次の入り口はまだ開いています。
▶ まず全体像:板橋区の保活完全ガイド
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出典:板橋区『令和8年度 幼稚園・保育園のご案内(保育利用の手引)』(申込スケジュール・利用調整・調整指数・補助制度・内定辞退の取扱い)。整理は当サイトの解釈を含みます。育児休業給付金の延長要件は勤務先・ハローワークの判断によります。日程・制度は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。