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【2026-2027年度版】大田区のエリア別 保活難易度|糀谷・大森・馬込、どの地域が入りやすい?

大田区のエリア別 保活難易度のイメージ

※本記事の申込件数はすべて大田区公表の申込者数一覧に基づきます。第1希望はその園を第1希望にした実人数に近い数字、延べ申込は複数の園を併願した申込が各園の一覧に重複して数えられた延べ数です。延べは実人数より多くなるため、そのまま競争の重さとしては読めません。あわせて選考結果の内定最低指数(22・*22・*24など)を実態の物差しとして使います。大田区は募集枠の集計表を公表しないため、当サイトは募集数と申込数の比率は用いていません。エリア区分は施設の所在地域で、数字は傾向の目安としてご覧ください。

同じ大田区でも、住むエリアで保活の見え方は変わります。面白いのは、「第1希望が積み上がる場所」と「園の数が多い場所」が必ずしも一致しないこと。第1希望の総数だけを見ても、エリアの実像はつかめません。

そこで本記事では、区内297施設を6エリアに分け、0歳・1歳・2歳の「第1希望」と「延べ申込」を並べ、園ごとの内定最低指数(22・*22・*24)と重ねて整理しました。第1希望が最も積み上がるのは大森エリアと蒲田・矢口エリア。いっぽう糀谷・羽田エリアは園の数が22と少ないぶん、簡野学園ふぞく糀谷駅前のような人気園に希望が集中します。人気園の壁「*24」がどこに立つのかも含めて、順に見ていきます。

この記事でわかること
  • 6エリアの第1希望・延べ申込・内定最低指数のクロス(2026年4月一次・区内297施設)
  • 1歳の第1希望が最も積み上がるのは大森エリア(490件)と蒲田・矢口エリア(488件)
  • 糀谷・羽田エリアは園が22と少なく、糀谷駅前の人気園に希望が集中。西糀谷しろはと・浜竹とともに1歳は「*24」の壁
  • 内定最低指数はエリアを問わず1歳「22」「*22」が最頻。人気園は「*24」——エリア差より「園ごと・年齢ごと」の差が大きい
  • 0歳はどのエリアも「22」「*22」が中心で、入り口が広い
  • 延べの数字に気圧されない。需要は第1希望で、競争の実態は内定最低指数で読む

① まず全体を一枚で:第1希望の積み上がりと、園の数は「別物」

大田区は園別・年齢別の申込者数を公表しています。当サイトでは区内の認可・認証・小規模・企業主導型など297施設を所在地域で6エリアに分け、第1希望と延べ申込をクロス集計しました。

エリア施設数0歳 第1希望/延べ1歳 第1希望/延べ2歳 第1希望/延べ
大森57225/901490/2,19674/355
蒲田・矢口64267/955488/2,30375/348
田園調布・久が原・雪谷67264/977466/1,92582/316
馬込・池上64291/1,206458/2,06791/482
糀谷・羽田22153/444263/99250/165
六郷2397/331222/97341/153
区全体2971,297/4,8142,387/10,456413/1,819

※2026年4月入所一次・区公表の申込者数一覧より当サイト集計。「第1希望」はその園を第1希望にした実人数に近い数字、「延べ」は複数園を併願した申込が各園の一覧に重複して数えられた延べ数です。延べは実人数より多くなるため、そのまま競争の重さとしては読めません。内定最低指数は毎年変動する参考値です。

読み取れることは3つ。まず、1歳の第1希望が最も積み上がるのは大森(490件)と蒲田・矢口(488件)で、園の数も多い大きなエリアです。次に、園の数と第1希望の集まり方は別物だということ。糀谷・羽田エリアは施設22と最も少ないのに1歳の第1希望が263件——園の数のわりに希望が集中し、糀谷駅前の人気園がその中心です。そして、0歳はどのエリアも第1希望が1歳より少なく、内定最低指数も「22」「*22」が中心で入り口が広い。決着の指数は、次のとおりエリアより「園ごと」で大きく変わります。

内定最低指数は、エリア差より「園ごと・年齢ごと」の差が大きい
大田区の内定最低指数は、1歳児クラスで「22」「*22」が最頻(父母フルタイム共働きのライン)。人気園は「*24」、0歳児クラスは「22」「*22」が中心です。これはどのエリアでも共通の傾向で、「〇〇エリアだから入りやすい/厳しい」と一括りにはできません。同じエリアの中に、「*24」が要る人気園と、「22」「*22」で内定側に入れる園が同居します。ちなみに「*」は、その指数で並んだ中で内定と保留が分かれた印。同じ22でも「*22」は税額などの優先順位勝負でした。エリアで当たりをつけたら、最後は必ず園ごと・クラスごとの内定最低指数で確かめてください(ボーダーの記事参照)。

② 大森エリア:1歳の第1希望が区内最多。人気園は「*24」の壁

区東部の57施設。1歳の第1希望は490件と区内最多で、大森駅・大森町・平和島の周辺に園が集まります。象徴的なのが大森西保育園(1歳の第1希望49件)。1歳児クラスの内定最低指数は「*24」で、フルタイム共働きの22では届かず、きょうだい同時申込などの加点や24点での同点上位が必要だった帯です。0歳児クラスでも第1希望32件・内定最低「*22」と、低年齢から人気の集まる園でした。

もっとも、大森エリアの全部が「*24」というわけではありません。アスク大森保育園(1歳の第1希望37件)は内定最低が「23」、森が崎保育園(同31件)は「*22」で、22点前後で内定側に届いた園もあります。第1希望が積み上がるエリアでも、園を選べば22〜23点の帯で並べる——これが大森エリアの読み方です。人気園を狙うなら「*24」の加点を、そうでなければ「*22」の同点勝負を見込んで希望を組みましょう。

③ 蒲田・矢口エリア:第1希望は区内2番目。「*22」の同点勝負が中心

区中央の64施設。1歳の第1希望は488件と大森に次ぐ規模で、蒲田・矢口・武蔵新田の周辺に園が密集します。矢口保育園(1歳の第1希望37件・内定最低「*22」)や下丸子保育園(同22件・「*22」)のように、「*22」の同点勝負になる園が中心のエリアです。ここでは22点のフルタイム共働きでも内定側に届く可能性がありますが、同じ22で並んだ中の優先順位(税額など)で当落が決まります。

蒲田駅周辺はターミナルで園数も多く、認証・企業主導型・認可外の選択肢も豊富です。認可の「*22」に加えて、蓮沼・武蔵新田・下丸子には認証保育所や企業主導型が点在します(比較記事参照)。認可の同点勝負に備えつつ、認可外まで視野に入れて希望を厚くしておくと安心です。

④ 糀谷・羽田エリア:園は22と少なく、糀谷駅前に集中。1歳は「*24」

区南東部の22施設で、区内では最も園の数が少ないエリア。それでも1歳の第1希望は263件と、園の数のわりに希望が集中します。その中心が簡野学園ふぞく糀谷駅前保育園——1歳の第1希望は50件と区内屈指で、内定最低指数は「*24」。フルタイム共働きの22では届かない帯です。近隣の西糀谷しろはと保育園(第1希望32件・「*24」)、浜竹保育園(同32件・「*24」)も1歳は「*24」で、糀谷まわりは人気園の壁が高いのが特徴です。

園の数が少ないエリアは、人気園に希望が集まりやすく、外すと選択肢がすぐ細ります。だからこそ、「*24」の人気園を第1希望に据えるなら、「22」「*22」で届く園や、羽田・穴守稲荷方面の認証保育所を必ず併せて組むのが現実的。浜竹保育園は0歳児クラスなら第1希望32件・内定最低「*22」で、同じ園でも0歳から入れば指数のハードルが下がる——低年齢での参入も選択肢に入れてください。

⑤ 馬込・池上/田園調布・久が原・雪谷:第1希望は多いが、「*22」で届く園も

区西部の2エリアは、施設数がそれぞれ64・67と多く、1歳の第1希望も458件・466件とまとまっています。ただし人気園と、22点前後で届く園がはっきり分かれるのが特徴です。

馬込・池上エリアでは、馬込ここわ保育園(1歳の第1希望39件・内定最低「*22」)に希望が集まりました。一方で池上第三保育園(同24件)や馬込保育園(同22件)は「*24」で、同じエリアでも園によって壁の高さが違います。田園調布・久が原・雪谷エリアでは、にじいろ保育園大岡山(1歳の第1希望36件)が「*24」の人気園。対して千鳥さくら保育園(同24件)は「*22」で、22点の同点勝負で届く帯でした。

この2エリアの立て方はシンプルです。「*24」の人気園(馬込ここわ〔0歳〕・池上第三・馬込・にじいろ大岡山)は加点や同点上位が要ると見込み、「*22」で届く園を必ず希望に混ぜる。園数が多いぶん、22点で並べる園を探す余地があるエリアです。

⑥ 六郷エリア:園は23と少なめ。1歳は「*22」が中心

区南西部の23施設。1歳の第1希望は222件と区内では控えめですが、園の数も少ないため、希望は特定の園に寄ります。簡野学園ふぞく仲六郷保育園(1歳の第1希望29件)と高畑保育園(同29件)が集中の中心で、いずれも内定最低は「*22」。南六郷保育園(同20件)も「*22」でした。六郷まわりは「*22」の同点勝負が主戦場で、22点のフルタイム共働きが届く帯です。高畑保育園は0歳児クラスなら第1希望23件・内定最低「*22」で、低年齢からの入園も現実的。園の数が少ないエリアでは、希望を近隣エリアや認可外まで広げて厚みを持たせるのが安全策です。

⑦ エリアの数字を、希望リストに落とす

エリア分析を希望園リストに落とすときの原則はこうです。

  • 延べの多さに気圧されない:延べは併願ぶん重複した数字。需要は第1希望で、競争の実態は内定最低指数で読む
  • 人気園と「*22」の園を混ぜる:「*24」の人気園(糀谷駅前・大森西・にじいろ大岡山など)だけで埋めず、「22」「*22」で届く園を必ず併せて組む
  • 園の数が少ないエリアは外すと細る:糀谷・羽田や六郷は選択肢がすぐ細る。近隣エリアや認可外まで広げて希望を厚く
  • 0歳で動けるなら、指数のハードルは下がる:同じ人気園でも0歳は「22」「*22」が中心。低年齢での参入も選択肢に(年齢の壁の記事参照)
  • 認証・認可外も地図に入れる:認証は駅ごとに選択肢があり、費用の補助も手厚い。エリアの受け皿として併せて検討を(比較記事参照)

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出典:大田区 令和8年4月一次の申込者数一覧・園別年齢別の内定最低指数。エリア別の集計は当サイトの整理で、公式の数値ではありません。延べ申込は併願の重複を含むため、そのまま競争の重さとしては読めません。内定最低指数も毎年変動する参考値です。実際の難易度は各園・最新の区資料でご確認ください。