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【2026-2027年度版】認可外・認証・企業主導型はどう違う?台東区の保育施設タイプ比較

認可外・認証・企業主導型の違いのイメージ

※出典は台東区保育所入所基準、区公式ページ「認証保育所等保育料助成制度」、東京都の届出済認可外保育施設一覧(令和8年6月1日現在)、各園の公式サイト。金額・条件は年度で変わるため、申込前に区の最新資料でご確認ください。

「認可外」とひとくくりにされますが、中身はさまざまです。台東区には、浅草寺への散歩が日課の認証保育所、一日を通して英語に触れるバイリンガル認証、駅徒歩1分の企業主導型、夜間・宿泊にまで対応する2001年開設の保育室——個性の際立つ施設がそろっています。当サイトでは認可施設に加えて、こうした認証7園・企業主導型8施設・その他の認可外2施設の計17施設を掲載しています。

そして台東区には、知っておくべき制度上の事実がひとつ。認証・認可外等に預けて復職している場合の調整指数は+8で、育児休業中の+7より1点高い——認可外委託の加点が育休を上回る、めずらしい設計の区です(両者は択一)。ただし順番を間違えないでください。まず①子に合う園か、次に②費用(0〜2歳は月80,000円を上限とする助成)、最後に③制度上の意味。この記事もその順で見ていきます。

この記事でわかること
  • 認可と、それ以外(認証・企業主導型・その他の認可外)の違い
  • 台東区の実例で見る、タイプごとの特色・入り方・費用
  • 認証・認可外の助成は0〜2歳児(課税世帯含む)で月額上限80,000円、3〜5歳児で77,000円(月極120時間以上・国の給付と合算)
  • 認可外委託の+8は育休復帰の+7と択一で、1点高い——「48点ボーダー」にちょうど届く水準

① まず全体像:認可と、それ以外

保育施設は大きく「認可」と「それ以外(認可外)」に分かれます。認可は区に申し込み、選考指数による利用調整を経て入園。認可外は施設と直接契約するのが基本で、区の選考を経ません。認可の結果を待たずに動ける、0歳から入りやすい——このスピード感が認可外の持ち味です。

台東区の認可は1歳児クラスの第1希望倍率が1.41倍(募集372人に第1希望523人)、2歳児も1.36倍と、1〜2歳は需要超過。1歳児のボーダー(入所下限合計指数)は48〜53点に集中し、フルタイム共働き+育休復帰の47点では届かない園が大半です。認可一本に絞らず、認証・企業主導型まで視野に入れておくことは、そのまま保活の安全網になります。認可外の中には、東京都の基準を満たした「認証保育所」、企業が主体で地域枠のある「企業主導型」、国の指導監督基準に基づく「その他の認可外」があります。

② 認証保育所(東京都の制度)——区内は7園

東京都独自の基準を満たし、施設と直接契約するタイプ。台東区内は7園で、いずれも開所は月〜土曜の7時30分〜20時30分。0歳児は生後57日(アスクは生後45日)からと低月齢に強く、「入園要件として必ずしも就労は求めない」と明記する園もあり、産後の準備期間や求職中でも相談できます。

  • ぽけっとランド 入谷(入谷駅徒歩2分):三幸学園運営・定員30名。子どもが自分で玩具を選び、納得するまで遊び込むコーナー保育が柱。染め紙などの表現活動やリトミックも日常に組み込まれています
  • ぽけっとランド 浅草タワー(TX浅草駅徒歩3分):0〜2歳が同じフロアで過ごす異年齢児交流と、五感を使う感覚遊び・種から育てて食べる食育が特徴です
  • ぽけっとランド 雷門(都営浅草線浅草駅徒歩4分):浅草寺まで徒歩5分。仲見世周辺への散歩や夏祭りのおみこしなど、浅草の街ごと保育環境にした下町らしい園です
  • アスク バイリンガル保育園 浅草橋(浅草橋駅・蔵前駅徒歩5分):毎日英語に触れるバイリンガル保育。日曜・祝日も8時〜18時で開所する、認証でも珍しい体制です
  • スターキッズ谷中保育園(根津駅徒歩2分):「三つ子の魂百まで」を掲げ、3歳までの育ちに特化した定員26名の少人数保育。谷中・根津・千駄木エリアで通える認証は本園のみです
  • ソラスト浅草(浅草駅徒歩5分):英語教育に加え、0歳児の午睡センサー・スマホ連絡帳・おむつのサブスクなどITと設備が充実。持ち物の負担を減らせます
  • ポピンズナーサリースクール駒形(都営浅草線浅草駅徒歩3分):教育と保育を融合した「エデュケア」。布団やおむつを園が用意するオプションもあり、登園の荷物はお着替え程度で済みます
「2歳まで」の園と「就学前まで」の園がある
認証7園のうち5園は0〜2歳児が対象(3歳以降は認可等への移行が前提)。5歳児クラスまであるのはアスク バイリンガル保育園 浅草橋とポピンズナーサリースクール駒形の2園です。3歳以降も同じ園でと考えるなら、この2園か、下で紹介する0〜5歳対応の企業主導型が候補になります。

③ 企業主導型——地域枠なら勤務先を問わず使える

企業が主体で設ける保育施設で、地域枠として一般の家庭も直接契約で利用できる施設が多くあります。区内は8施設。駅近・少人数の園が中心です。

  • わくわく宝船保育園御徒町(御徒町駅徒歩1分):駅至近の定員15名。「食べたい!」を刺激する食育と、アレルギー情報の個別共有を明示しています。徒歩1分圏の御徒町第2定員5名の超小規模で、大人の目が行き届く環境を重視する家庭に合う規模感です
  • ベベ・ア・パリ保育園新御徒町(新御徒町駅徒歩2分):定員15名。上野公園や御徒町公園への毎日の散歩で五感を育てる方針。空きがあれば一時保育も受け付けます
  • もしもしのほし蔵前保育園(蔵前駅徒歩4分):定員12名で、一人ひとりの好奇心に合わせるパーソナライズ保育。専門講師の英会話・リトミックもあります
  • わんわん保育園(蔵前・新御徒町・田原町・浅草橋の4駅圏):非正規雇用のお子さんの受け入れを公式に掲げる定員12名の園。パート・時短勤務でも相談しやすい存在です
  • パンダ託児所(浅草・観音裏):基本保育7時〜20時に加えて翌朝までの夜間預かりに対応する24時間型。飲食業など夜の勤務がある家庭には区内で貴重な選択肢です。0〜5歳対応
  • プルミエール保育園 浅草橋(浅草橋駅徒歩4分):定員12名。見学から契約までの手順が明示され、月額定額のわかりやすい料金設計です
  • 保育園めでぃぷる北上野(入谷駅徒歩3分):定員8名・1歳児からの受け入れ。読み聞かせ・食育・リトミックを日常に取り入れた少人数の園です

企業主導型は国の助成で保育料自体が抑えられており、区内の例では月3〜4万円台の定額が中心(費用の記事参照)。施設ごとに企業枠・地域枠の配分が違うので、最新の募集状況は各施設に確認を。

④ その他の認可外——夜間・宿泊対応の保育室など

国の指導監督基準に基づく認可外保育施設。認可にはない預け方を引き受けてくれるのがこのタイプです。保育室こどもの城(千束3丁目)は2001年開設の老舗保育室で、月〜土曜は24時間営業・お泊まり保育にも対応。対象は1歳半〜12歳と幅広く、未就学児と小学生のきょうだいを同じ場所に預けられるのは認可にない強みです。月極は1時間あたり約340円の時間ベースの料金で、指導監督基準を満たす証明書も交付されています。

橋場すみれ園のびのびハウス(橋場1丁目)は特別養護老人ホーム内にある施設内託児所。社会福祉法人の運営で定員18名ですが、職員向け枠と地域受け入れの有無など公開情報が限られるため、検討する場合は施設への直接の問い合わせが確実です。同じ「認可外」でも施設の性格は幅広い——見学前に中身を確かめておきましょう。

⑤ タイプを一覧で

タイプ入り方費用(0〜2歳児)特徴
認証保育所(7園)施設と直接契約助成上限 月80,000円都の基準。生後57日〜・7時半〜20時半。5歳まで通えるのは2園
企業主導型(8施設)施設に申込(地域枠)保育料自体が月3〜4万円台中心指数によらず入れる。駅近・定員5〜15名の少人数が中心。夜間対応も
その他の認可外(2施設)施設と直接契約助成上限 月80,000円(証明書交付施設)24時間営業の保育室、施設内託児所など

※助成の対象・要件(月極120時間以上など)は施設・世帯により異なります。3〜5歳児クラスの助成上限は77,000円。詳細は区の最新案内で確認してください。

⑥ 費用:国の給付と合わせて月80,000円まで。「額面の高さ」は効いてこない

台東区の認証保育所等保育料助成制度は、認証保育所または指導監督基準を満たす証明書が交付された認可外保育施設に月極120時間以上通う場合、国の施設等利用給付と合わせて0〜2歳児クラス(住民税課税世帯を含む)で月額上限80,000円、3〜5歳児クラスで77,000円(令和8年度)。区内の認証の保育料は月5〜6万円台が中心なので、月額の大半〜全額が助成の範囲に収まる水準です。認可側も3〜5歳は無償・0〜2歳も第1子からの無償化が進んでおり、「認可か認可外か」を費用で決める必要はほぼ無くなっています。詳しくは費用と助成の記事で。

⑦ 制度上の意味:+8は育休の+7より1点高い——ただし順序はあくまで最後

「認可外に預けると有利」の台東区での正確な読み方
台東区では、認証・認可外等に週3日・昼間4時間以上預けている場合、調整指数1の+8が付きます。育児休業中で復職予定の+7とは択一(「子どもの保育状況」項目1〜13はいずれか1つ・高い方のみ)なので、「+7と+8を合わせて+15」にはなりません。それでも、認可外委託の+8が育休の+7を1点上回るのは台東区の際立った特徴です。
この1点が意味を持ちます。フルタイム共働き+育休復帰の持ち点は40+7=47点。1歳児の数値ボーダーは48点以上が大半で、47点では1点届かないことがある。一方、認可外に預けて復職した世帯は40+8=48点で、ボーダー48点の園にちょうど届きます。
だからといって、点数のために預けるものではありません。順序は①子に合う園か(特色・低月齢からの入りやすさ・預け方の柔軟さ)、②費用(0〜2歳は助成上限80,000円でハードルは低い)、③制度上の意味。子に合う認可外が見つかって、まず一度入れてみる——それが結果として、翌年の認可申込でも1点分有利に働く。この順番で考えるのが台東区の正解です。
▶ 調整指数の全体像はこちら何点で入れる?指数ボーダー

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出典:台東区保育所入所基準(調整指数)、区公式ページ「認証保育所等保育料助成制度」、東京都の届出済認可外保育施設一覧(令和8年6月1日現在)、各園の公式サイト。倍率は令和8年4月一次の申請状況(第1希望のみ集計)をもとにした当サイトの集計です。助成の適用可否は要件・手続きによります。金額・条件は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・各施設で必ずご確認ください。