保活コラム一覧へ

【2026-2027年度版】台東区で保育園に落ちたらどうする?二次調整・毎月の利用調整・認可外という選択肢

保育園に落ちたときの次の一手のイメージ

※出典は台東区『令和8年度 保育利用のご案内』および区公式ページ。日程は令和8年(2026年)4月入園のもので、年度により変わります。結果通知の時期・必要な手続きは区の最新資料・窓口でご確認ください。

一次で内定が出なかった——落ち込みますが、台東区の保活はここで終わりではありません。4月入園には二次調整があり、その後も毎月1日付の利用調整が続きます。しかも台東区は3歳児クラスの第1希望倍率が0.54倍と、3歳から明確に楽になる区。「0〜2歳をどうつなぐか」さえ設計できれば、長期戦の見通しは決して暗くありません。

やるべきことは3つ。二次の締切(郵送・電子1月30日必着/窓口2月13日)までに希望園を見直すこと、認可外・認証の受け皿を自分で確保すること、そして翌年に向けた持ち点の変化——認可外で復職すれば調整+8、40+8=48点——を知っておくこと。順に整理します。

この記事でわかること
  • 一次の結果通知のあとは二次調整へ。締切は郵送・電子が1月30日(金)必着、窓口が2月13日(金)(受付開始はどちらも12月1日)
  • 二次のあとも毎月1日付の利用調整が続く。6か月以上待機で調整+2の加点もある
  • 1歳児の数値ボーダーは48〜53点が大半。47点で並び負けたなら、「空有」や40点・44点で入れた園をリストに足す
  • 認可外・認証で復職すると調整は+8(育休の+7と択一・1点高い)=翌年の持ち点が48点ラインに届く
  • 費用は0〜2歳で月80,000円を上限とする助成があり、受け皿としての現実性は十分

① まず二次調整:郵送・電子は1月30日必着、窓口は2月13日

令和8年4月入園の二次調整は、一次調整のあとの空き枠を対象に行われます。受付は12月1日開始。締切は郵送・電子が令和8年1月30日(金)必着、窓口が2月13日(金)と、方法によって2週間違います。一次の結果通知の時期は本記事では断定しません(区の案内で確認を)が、通知を見てから動ける時間は限られると考えて、「もし保留だったらどの園を足すか」を結果が届く前に決めておくのが台東区での賢い動き方です。

「全滅だったら」を先に設計しておく
二次で希望を広げるならどの園か。認可外で復職するならどの園に見学・申込を済ませておくか。結果を待つ間に「もしも」の動きを決めておくと、通知が届いてからの判断が速くなります。志望の見直しには、「空有(空きあり)」や低ボーダーのクラスが載ったボーダーの記事が使えます。なお、二次に必要な手続き・書類(一次からの申込の扱いを含む)は区の案内・窓口で確認してください。

② 二次のあとも、毎月1日付の利用調整が続く

二次で決まらなくても終わりではありません。台東区の入園は原則毎月1日付で、5月、6月……と各月の利用調整が続きます。区は申請状況や入園可能人数を随時HPで公開しているので、空きの出た園を確認しながら希望を組み直せます。

  • 初めての入園希望月から6か月以上待機すると、調整指数+2(調整27)が付きます。待つこと自体が翌期以降の持ち点を押し上げる設計です
  • 就労状況の変化、認可外に預け始めた、引越しの予定——状況が変わったら区に届け出て、最新の内容で選考を受けること。古い情報のままでは実態より低い指数で並ぶことになりかねません
  • 1歳児クラスの年度途中は空きが出にくいのが実情です。それでも転居・転園による欠員はゼロではなく、月ごとの調整に乗り続けることが台東区では戦略になります

なお、育児休業給付金の延長申請には「入所できなかったことの証明」(不承諾の通知等)を求められるのが一般的です。どの月の通知が必要かを勤務先・ハローワークに先に確認し、届いた通知書は手続きが終わるまで保管してください。通知の名称・発送時期は区の案内で確認を。

③ 希望園の見直し:47点で並び負けたなら、リストの中身を変える

台東区の1歳児クラスは、数値が公表されたボーダーの大半が48〜53点。フルタイム共働き+育休復帰の47点は、この48点ボーダーに1点届きません。保留の多くは「働き方が足りない」のではなく、満点の40点に育休の+7を足しても、構造的に届かない園を並べていたケースです。だとすれば、同じ顔ぶれのリストのまま待っていても結果は変わりにくい。見直すべきはリストの中身です。

「第1希望倍率が低い園」に飛びつく前に——三筋保育園の例
台東区が公表する申請数は第1希望のみの集計で、審査では第2希望以降の方が加わります。三筋保育園の1歳児は募集10名に第1希望2人(0.2倍)でしたが、ボーダーは48点——第1希望では埋まらなかった席が、第2希望以降の48点勢で埋まりました。倍率だけで「ここなら入れる」と判断せず、下限指数表で「空有」かどうか・何点で決まったかまで確認してください。

台東区は希望順位が選考に影響しません(選考指数の高い順)。人気園をリストに残したまま、届く園と「空有」の園を足すことにリスクはありません。

④ 認可外・認証で復職する——受け皿であり、翌年の48点ラインでもある

認証保育所・企業主導型・認可外保育施設は施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。台東区には認証7園・企業主導型8施設などの受け皿があり、生後57日から預かる園、駅徒歩1〜2分の園、夜間対応の施設まで顔ぶれは多彩です。費用面では認証・認可外(月極120時間以上)への助成が0〜2歳児で月額上限80,000円(課税世帯含む)と手厚く、復職の足場としての現実性は十分にあります。

制度上の効き方も正確に知っておきましょう。認証・認可外等に週3日・昼間4時間以上預けている場合の調整指数は+8。育児休業中の+7とは択一(高い方のみ)ですが、認可外委託の方が1点高いのが台東区の特徴です。フルタイム共働きなら40+8=48点となり、1歳児の数値ボーダーで最も厚い48点の帯にちょうど届きます。育休を延長して47点のまま翌年を待つか、認可外で復職して48点で申し込み続けるか——台東区では、この1点差が現実的な分かれ道になります。

そして何より——受け皿のつもりで見学した園が、実は子どもに合っていたというのはよくある話です。コーナー保育でじっくり遊び込む認証、英語漬けの認証、定員5名の企業主導型。子に合う園が見つかったら、まず一度入れてみるのもいい選択です。それが結果として、翌年の認可申込での1点にもなります。
▶ 認可外・認証・企業主導型の違いと選び方費用と助成の詳細

⑤ 長期視点:2歳勝負は避ける。3歳からは楽になる

翌年の設計では、台東区の年齢別の構図を押さえておきます。

クラス入園可能人数第1希望第1希望倍率
0歳児3582280.64倍
1歳児3725231.41倍
2歳児851161.36倍
3歳児158850.54倍

※令和8年4月一次・区全体の当サイト集計。申請数は第1希望のみの集計で、審査時には第2希望以降が加わります。

注意すべきは2歳児。倍率は1.36倍と1歳並みですが、募集が85人と1歳の4分の1以下で、選択肢の狭さでは最も厳しい年齢です。1歳で決まらなかった場合、「2歳の4月にもう一度」だけを頼りにするのは分が悪い。認可外で復職して48点で毎月+翌年4月に申し込み続ける方が、打席の数が圧倒的に多くなります。

一方で3歳児は0.54倍。下限指数表でも3〜5歳児は「空有」「−(募集なし)」が大半で、区全体としては入りやすい年齢です(こども園の3歳児枠は持ち上がりで埋まり募集0の園が多い点だけ注意)。つまり台東区の保活は「0〜2歳の2〜3年をどうつなぐか」の勝負。認可外・認証で子どもに合う環境を確保できていれば、3歳での認可転園も、そのまま認証等で就学前までも、どちらも選べる立場になります。

⑥ まとめ:保留からの動き方

  1. 結果を待つ間に設計する:二次で足す園と認可外の候補を先に決めておく。結果通知の時期は区の案内で確認
  2. 二次の締切を押さえる:郵送・電子1月30日(金)必着/窓口2月13日(金)。手続き・書類は区の案内で確認
  3. リストに「空有」・低ボーダーの園を足す:47点で並び負けたなら、並ばずに入れる園を混ぜる。倍率だけでなく下限指数表で確認
  4. 毎月の利用調整に乗り続ける:入園は毎月1日付。6か月以上の待機で+2
  5. 認可外・認証で復職も本命の選択肢:0〜2歳は助成上限80,000円。復職すれば調整+8=48点ラインで翌年に挑める
  6. 2歳勝負は避け、3歳を出口に:3歳0.54倍。0〜2歳をつなげば、選べる立場に戻れる

関連記事

次の一手を、データで探す
空きの厚い園や認可外まで、地図と一覧でまとめて探せます。自分の指数の確認は点数計算ツールで。

▶ 施設一覧・地図で探す ▶ 保育指数を計算する

出典:台東区『令和8年度 保育利用のご案内』、区公式ページ(令和8年4月保育園入園の申込について)、台東区保育所入所基準(調整指数)、令和8年4月入園申請状況(令和7年11月13日現在・第1希望のみ)、令和8年4月一次利用調整結果〈入所下限合計指数〉。倍率・ボーダーの集計は当サイトの推定を含みます。日程・制度は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。