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【2026-2027年度版】足立区で保育園に落ちたらどうする?申込は9月まで毎月自動選考——次の一手の全て

保育園に落ちたときの次の一手のイメージ

※出典は足立区『令和8年度 保育施設利用申込案内』(申込受付期間・申込有効期間・利用調整基準)および令和8年4月入所の全申込者指数一覧・当サイト集計。日程・制度は年度で変わります。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。

4月入所で内定が出なかった——落ち込みますが、足立区の保活はここで終わりません。むしろこの区は、「落ちたあと」に動きやすい仕組みを持っています。

ポイントは2つ。ひとつは、足立区には「一次・二次」の二段構えがないこと。4月入所に申し込めば、その申込は9月入所分まで毎月自動で利用調整されます。申請を出し直さなくても、5月・6月…と選考が続く。もうひとつは、区が全申込者の指数と審査結果(内定・待機)を園別・年齢別に全公開していること。つまり「自分は何点で、あの園の待機列のどこに並んでいたのか」が実名の園単位で見えます。次にどの園を狙えばいいかを、感覚ではなくデータで組み直せる——これが足立区で落ちたあとの最大の武器です。順に動き方を整理します。

この記事でわかること
  • 足立区に「二次申込」という別受付はない。4月入所の申込は9月入所分まで毎月自動で利用調整される(5月以降も各月受付あり)
  • 足立区の武器:全申込者指数一覧で「自分が何番目で待機か」が実名園単位で見える——次の希望をデータで組み直せる
  • リストの見直し方:待機になった園に固執せず、自分の指数で内定側に並べる園(内定者数が多く内定最低46の園、0歳なら39〜46でも内定例)を混ぜる
  • 待機(保留)の通知の時期・書式は入所月によって異なる。育休給付金の延長に使う場合は必要な月を先に確認
  • 認可外・認証で復職すると、翌年の+2(19番)と優先順位9番につながる。小規模・特定園の卒園児には先行利用調整も
  • 長期設計:0歳は内定1,008人と入りやすい(延べ1,433件)。2歳は内定374人と細る。0歳・1歳での再挑戦を軸に

① まず仕組み:足立区は「二次」がなく、9月まで毎月自動で選考される

他の自治体でよくある「一次で落ちたら二次に申し込み直す」という二段構えは、足立区にはありません。かわりにあるのが「申込有効期間」です。2026年4月入所に申し込むと、その申込は2026年9月入所分まで有効で、期間内は毎月自動的に利用調整されます。4月に内定しなくても、申請を出し直すことなく5月・6月…と選考が続く、ということ。入所は毎月1日付です。

さらに、5月入所以降も各月ごとに新規の受付があります(5月入所は2026年3月18日〜4月10日、6月入所は4月11日〜5月10日…)。年度途中の空きは多くありませんが、「申請を生かしたまま毎月チャンスを待ちつつ、希望園を組み直せる」のが足立区の設計です。まずは、落ちても申請は生きていることを押さえてください。日程の全体像はスケジュールの記事で詳しく扱っています。

② 足立区の武器:「自分が何番目で待機だったか」が見える

ここが足立区で落ちたあとの、いちばん頼れる資料です。区は毎年、保育施設別・年齢別の全申込者指数一覧をPDFで公開しています。各申込者の母・父の基準指数、調整指数、指数合計、そして審査結果(内定/待機)が1行ずつ。つまり、自分が申し込んだ園について「内定は何点まで出て、自分の指数は待機列のどのあたりだったのか」が、実名の園単位で読めるということです。

次の一手を、データで立てる3ステップ
1. 自分の指数を確定する——フルタイム共働きなら46。就労時間は休憩込み・通勤時間は除外で数えます。
2. 落ちた園の一覧を開く——内定の最低点と、自分の指数がその中でどの位置だったかを確認。46の同点帯で優先順位に届かなかったのか、そもそも点数が足りなかったのかがわかります。
3. 「並べる園」に付け替える——同じ46でも、内定者数が多く内定最低が46の園なら内定側に入れる可能性がある。一覧で自分が内定側に並ぶ園を探し、次の月の希望に据える。
待機の通知を見て落ち込むより、一覧で「自分の46が届く園」を1つでも見つけるほうが、次につながります。読み方はボーダーの記事で詳しく解説しています。

③ リストの中身を変える——待機になった園に固執しない

足立区の1歳児は、内定最低指数が46の同点帯になる園が最頻でした。落ちた原因の多くは「点数が足りなかった」というより、46点同士の同点勝負に優先順位で届かなかった、あるいは人気園(内定最低48〜50)ばかりでリストを埋めていたケースです。同じ顔ぶれのまま次の月にかけても、結果は変わりにくい。見直すべきはリストの中身です。

手がかりは全申込者指数一覧の2種類の園。ひとつは内定者数がまとまっていて内定最低が46の園——人気園でも内定枠が多ければ、46で内定側に入れています。もうひとつは、0歳児クラスで39〜46と幅がある園。0歳は育休中でフルタイム満点を積みきれない申込が多く、46に届かない指数でも内定した園が実在します。待機になった1園に気持ちを残すより、一覧を見て「自分の指数で内定側に並べる園」を2〜3園希望に足すのが、足立区の現実的な立て直し方です。

④ 待機(保留)の通知と、育休給付金の延長

育休給付金の延長手続きを予定している人は、ここを正確に
区から届く利用調整の結果(内定・待機の通知)の時期や書式は、入所月によって異なります。「毎月自動で選考にかかっているから、毎月通知が届く」とは限りません。
育児休業給付金の延長手続きには「どの月の通知が必要か」が世帯ごとに違います。必要な月を先に勤務先・ハローワークに確認し、それに合わせて申込・利用希望を設計する——順番を間違えないでください。届いた通知は手続きが終わるまで保管を。通知の要否・様式は入所月で変わるため、区の窓口で確認するのが確実です。
※通知があれば給付金の延長が必ず認められる、という制度ではありません。可否は給付金側の要件によります。

⑤ 認可外・認証で足場を作る——復職すれば、翌年の+2にもつながる

認証保育所・企業主導型・認可外保育施設は施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。ただし結果を待ってから探し始めると4月まで時間が足りなくなりがち。結果の直後から見学・申込を並行させてください。足立区は当サイト掲載で認可外系74施設。なかでも認証保育所は31施設と層が厚く、駅ごとに選択肢があります。顔ぶれは比較記事で紹介しています。

費用面では、認可外保育施設の保育料補助(定期利用補助金)が0〜2歳課税世帯で月額上限80,000円(非課税38,000円、3〜5歳40,000円)。認証には別に利用者助成もあり、区内認証の月ぎめは5〜6万円台が中心なので、復職の足場としての現実性は十分です(費用の記事参照)。何より、預けてみた園が子に合っていたなら、そのまま通い続けることも含めて良い選択です。認可外は「つなぎ」だけの受け皿ではありません。

制度上の道筋も正確に描いておきます。認証保育所等に有償・月ぎめで預けて復職していると、翌年の申込で+2(調整指数19番)が付きます(育休中は対象外)。さらに同点時の優先順位でも「認証等により長く預けている者」が上位項目に置かれ、加点だけでなく順位争いでも効きます。認証保育所等の卒園児が4月に新規申込するなら+4(22番)。加えて、小規模保育・家庭的保育や区が定める特定園の卒園児には先行利用調整(早い時期の申込・内定)や連携施設への優先入所の道もあります。復職が先、加点はその結果としてついてくるものです。

⑥ 長期設計:0歳は入りやすい。2歳は細る——再挑戦は0歳・1歳を軸に

翌年以降の設計では、足立区の年齢別の構図を押さえておきます。2026年4月一次の区全体はこうでした。

クラス内定者数(実人数)延べ申込件数読み方
0歳児1,0081,433内定の絶対数が多く、延べの集中も緩い=現実的な入り口
1歳児1,0993,621枠は0歳並みだが申込が集中=最も締まる
2歳児374709内定の絶対数が1歳の3分の1近くまで細る

※2026年4月入所一次・区公表の全申込者指数一覧より当サイト集計。内定者数は実人数、延べ申込件数は待機となった方が希望したすべての園の一覧に重複して掲載される延べ数です。実際の申込者数(実人数)は延べ件数より少なくなります。

読み取れるのはシンプルな戦略です。2歳の内定は374人と細るので、「1歳で落ちたから2歳の4月にもう一度」だけを頼りにするのは危うい。かわりに、0歳は内定1,008人と入りやすく、指数のハードルも39〜46と相対的に低い。だからこそ、⑤の認可外・認証で復職の足場を先に固めて、+2つきで翌年の0歳・1歳クラスに臨む組み立てが効きます。落ちた年をムダにせず、次の入り口を広くしておく——それが足立区での長期の勝ち筋です。年齢ごとの詳しい構図は年齢の壁の記事で。

⑦ まとめ:保留からの動き方

  1. 申請は生きている:足立区に二次はない。4月申込は9月入所分まで毎月自動で利用調整される
  2. 全申込者指数一覧で「並び」を確かめる:自分が何点で、どの園の待機列のどこだったかを読む。次の希望をデータで組む
  3. リストの中身を変える:待機の1園に固執せず、内定最低46で内定者数の多い園・0歳の39〜46でも内定が出た園を足す
  4. 通知は入所月で様式が違う:育休給付金の延長は、必要な月を勤務先・ハローワークに先に確認
  5. 認可外・認証で足場を作る:補助は0〜2歳課税世帯で月80,000円上限。復職して有償・月ぎめで預ければ翌年+2(19番)+優先順位9番の道筋
  6. 再挑戦は0歳・1歳を軸に:2歳は内定374人と細る。0歳の入りやすさを次の設計に組み込む

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次の一手を、データで探す
内定側に並べる園も認可外も、地図と一覧でまとめて探せます。自分の指数の確認は点数計算ツールで。

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出典:足立区『令和8年度 保育施設利用申込案内』(申込受付期間・申込有効期間・利用調整基準・同点時の優先順位・小規模等卒園後の先行利用調整)、令和8年4月入所 全申込者指数一覧。集計は当サイトの整理を含みます。日程・制度は年度で変わるため、申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。