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【2026-2027年度版】認可と認可外はどう違う?品川区の認証・企業主導型の比較と選び方

認可外・認証・企業主導型の違いのイメージ

※本記事は品川区の公開資料(令和8年度『保育園のご案内』、区の認可外保育施設保育料助成の案内)をもとにした情報です。各施設の特色・受け入れ年齢は当サイトのWeb調査時点のもので、整理には当サイトの解釈を含みます。助成の金額・条件は年度や世帯で変わるため、申込前に区の最新資料・各施設でご確認ください。

「認可外」とひとくくりにされますが、中身はさまざまです。品川区には、0歳から5歳までずっと通える認証保育所、地域枠で住まいを問わず申し込める企業主導型、英語やモンテッソーリで特色を打ち出す認可外——それぞれに、認可にはない持ち味があります。品川区はこの認証保育所の層が厚く、当サイトが特色を調べた認証だけでも17園。認可外はけっして「認可の残りもの」ではありません。

選ぶときの順番だけ、間違えないでください。まず①子に合う園か、次に②費用(品川区には認可外にも保育料助成があります)、最後に③制度上の意味。認可外に月48時間以上預けて就労していると認可の利用調整で調整指数が少し付きますが、それはおまけで、点数がどんどん積み上がるものではありません。だから認可外は点数の道具ではなく、園そのものの価値で選ぶ選択肢。この記事もその順で見ていきます。

この記事でわかること
  • 認可と、それ以外(認証・企業主導型・認可外)の入り方・費用・特徴の違い
  • 品川区は認証保育所の選択肢が厚い区。0〜5歳通える認証、駅近・長時間の認証を種別ごとに紹介
  • 費用:認可保育料は全世帯で無償(延長・実費は別)。認可外には保育料助成(0〜2歳課税80,000円/非課税38,000円/3〜5歳40,000円・月120時間契約などが条件)
  • 認可外に月48時間以上預けての就労は調整指数+2(番号8)——前月までの預け+就労が条件で、積み上がらない
  • だから認可外は「加点のために」ではなく、子に合う園か・費用は見合うかで選ぶ

① まず全体像:認可と、それ以外

保育施設は大きく「認可」と「それ以外(認可外保育施設等)」に分かれます。認可は区に申し込み、指数による利用調整を経て入園。認可外は施設と直接契約するのが基本で、区の選考を経ません。認可の結果を待たずに動ける、低月齢から入りやすい、開所時間や保育内容の設計が柔軟——このスピード感と自由さが認可外の持ち味です。

品川区の認可は、フルタイム共働きの40点(事実上の満点)で多くの家庭が並ぶ同点勝負。しかも品川区は同じ40点で並ぶと税階層(住民税所得割額)の低い世帯が優先され、人気園・1歳では所得の高さで明暗が分かれます。区は園別の申込者数を公表していないため、認可の入りやすさは「何点・どの階層で内定したか」でしか読めません。だからこそ、認可一本に絞らず、認証・企業主導型・認可外まで視野に入れておくことが、そのまま保活の安全網になります。認可のボーダーの読み方は最下指数の記事で詳しく扱っています。

② 認証保育所——品川区の認可外の主役。層が厚く、0〜5歳通える園もある

東京都独自の基準を満たし、施設と直接契約するタイプです。低月齢からの受け入れや朝夕の長時間開所など、働く家庭に合わせた設計が特徴。品川区では認可外の中心はこの認証保育所で、当サイトが特色を調べた認証だけでも17園と、選択肢が厚いのが持ち味です。

0歳から5歳まで、ずっと通える認証

認証は0〜2歳のみの園が多いなか、品川区には就学前まで在籍できる認証があります。3歳で再び保活…という負担を避けたい家庭の有力な選択肢です。

駅近・長時間・特色で選ぶ認証(0〜2歳中心)

  • パレット保育園・不動前(不動前駅 徒歩1分):駅舎内2階にあり、窓から電車が見える立地。縦割り保育と読み聞かせを大切にする0〜2歳の認証です
  • 小学館アカデミーアトレ大井町保育園(大井町駅 徒歩1分):大井町駅直結・アトレ内で雨の日も濡れずに通える認証。遊びと生活から学ぶ「楽習保育®」が特徴
  • 太陽の子東五反田保育園(五反田駅 徒歩3分):「つながり保育」+英語・食育を軸にした認証。子ども・保護者・地域が助け合う保育を掲げます
  • こぐま保育園(旗の台駅 徒歩2分):0〜1歳・定員12名の小さな認証。保護者と保育士が「共育て」する家庭的な雰囲気が持ち味です
  • うみのくに保育園とごし(戸越駅 徒歩4分):戸越銀座商店街の中にある認証。園前の八百屋での買い物や神社参りなど、まちの暮らしを体験できます

③ 企業主導型——地域枠なら勤務先を問わず申し込める

企業が主体で設ける保育施設で、従業員枠のほかに地域枠があり、一般の家庭が直接契約で利用できる施設があります。国の助成で運営され、認可の選考を経ずに入れるのが特徴です。品川区内には地域枠のある企業主導型が複数あります。

  • まほうの保育園東大井(鮫洲駅 徒歩1分):地域枠は住まいを問わず保育の必要性が確認できれば利用可。平日7時〜20時と長めの開所で、英語・リトミック・食育など「おけいこ」が豊富です
  • とごきしゅコスモ保育園(戸越銀座駅 徒歩2分):0〜5歳・定員52名で就学前まで通える企業主導型。2歳児からモンテッソーリ・英会話・リトミックを取り入れます
  • KBCほいくえん大井町(下神明駅 徒歩3分):東急グループが運営し、隣接する民間学童と連携。食育・木育・KBCイングリッシュなど体験型プログラムが充実
  • けめともの家・キッズ西大井(西大井駅 徒歩3分):高齢者施設を併設した多世代型の企業主導型。園児と高齢者がワンフロアで日常的に交流します

企業枠・地域枠の配分や空き、料金は施設ごとに違います。最新の募集状況は各施設に直接確認を。

④ 認可外保育施設——英語・モンテッソーリなど特色で選ぶ

都の認証ではない届出済みの認可外保育施設にも、はっきりした教育方針で選ばれている園があります。指導監督基準に適合した届出施設なら、区の保育料助成の対象になり得ます。

  • ネスインターナショナルスクール五反田校(大崎広小路駅 徒歩3分):モンテッソーリ×バイリンガル。外国人講師が保育活動にも参加し、日常的に英語にふれられる0〜5歳のスクールです
  • ディルーカ御殿山保育園(北品川駅 徒歩6分):オールイングリッシュ×北欧メソッドのインターナショナルスクール。完全英語環境でも毎日45分の日本語授業を設けています
  • コスモアカデミー品川(戸越駅 徒歩3分):体操指導で知られる運営元による「読み・書き・計算・音楽・体操」の積み重ね。生活に合わせて選べるコース制です
  • 伸芽’sクラブ大崎(大崎駅 徒歩4分):受験対応型の託児。平日8時〜20時の長時間託児に、幼稚園・小学校受験を見据えた指導を組み込みます

※上記のほかにも品川区内には認証・企業主導型・認可外があります。園ごとに受け入れ年齢・開所時間・特色が異なるので、気になる園は見学と直接の問い合わせを。

⑤ 費用:認可は無償、認可外には保育料助成がある

費用は、認可外を「価値で選ぶ」ときの現実的な後押しになります。まず認可は、令和7年9月から0〜2歳の第1子もふくめ全世帯で月額保育料が無償になりました(延長夜間保育料・実費は別)。そのうえで、認可外にも保護者の負担を軽くする助成があります。

品川区の認可外保育施設保育料助成(令和8年度・月額上限)
届出のある認可外保育施設・都認証保育所などに預ける区民が対象で、保育料の一部が助成されます。
0〜2歳児・課税世帯:月額上限80,000円
0〜2歳児・非課税世帯:月額上限38,000円
3〜5歳児:月額上限40,000円
主な条件は、児童・保護者が毎月1日時点で品川区に住民登録があること、月120時間以上の月極め契約であること。申請は年4期の期限(6/12・9/11・12/11・3/23)があります。実際の負担は園の保育料や契約内容で変わるので、差引後の金額を確かめて選びましょう。
企業主導型は、認可外助成とは費用の枠組みが一部違います
同じ「認可外」でも、企業主導型は国の施設等利用費(無償化給付)の対象外です。一方で、要件を満たせば品川区の認可外保育施設保育料助成の対象になり得ます。園を比べるときは、その園がどの助成・給付の対象かを最初に確かめてください。認証・届出済み認可外は、保育の必要性が認められれば国の施設等利用費(0〜2歳は非課税世帯のみ42,000円、3〜5歳37,000円)の対象になる場合もあります。

⑥ タイプを一覧で

タイプ入り方費用(めやす)特徴
認可(認可保育園・こども園・地域型等)区に申込・指数で利用調整保育料は全世帯無償(延長・実費は別)フルタイム共働きは40点の同点勝負。同点は税階層で決着
認証保育所施設と直接契約助成上限 0〜2歳課税80,000/非課税38,000/3〜5歳40,000円(区民・月120時間契約が条件)層が厚い。駅近・長時間・低月齢に強く、0〜5歳通える園もある
企業主導型施設に申込(地域枠)区の認可外助成の対象になり得る。国の施設等利用費は対象外指数によらず入れる。地域枠のある施設がある
認可外保育施設施設と直接契約届出施設は区の認可外助成の対象になり得る英語・モンテッソーリなど特色で選ぶ園がある

※助成・給付の対象・要件・上限額は施設・世帯・年度により異なります。金額は令和8年度の水準で、確定額・最新の条件は区・園にご確認ください。

⑦ 制度上の意味:加点の道具にしない

「認可外に預ければ点数がどんどん上乗せされる」わけではありません
品川区では、認可外・認証などに月48時間以上・有償で預けて就労していると、認可の利用調整で調整指数+2(番号8)が付きます。ただし条件があり、入園希望月の前月までに預けていること・前月までに就労していることが必要です。しかもこれは+2どまりで、預けるほど点が積み上がるものではありません。認可外を「点数を稼ぐ手段」として捉えると、品川区のしくみを読み違えます。
子に合う認可外なら、まず一度入れてみるのがいい選択
だから順序は明快です。①子に合う園か——0〜5歳の一貫、駅前の通いやすさ、英語・モンテッソーリ・食育。認可では選べない価値がここにあります。②費用——認可外保育施設・認証なら区の助成で実質の負担が下がる。ハードルは思うより低い。③制度上の意味は、あくまで結果としてのおまけで、点数を積む道具ではない。品川区は待機児童0で「認可に入れないから認可外」という区ではありません。子に合う認可外が見つかったら、まず一度入れてみる——それは「認可までのつなぎ」ではなく、それ自体が良い選択です。
▶ 利用調整指数と調整加点のしくみ▶ 費用と助成の詳しい話

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認可外も含めて、園を見比べる
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出典:品川区『令和8年度 保育園のご案内』(利用調整基準・調整指数・保育料)、区公式ページ(令和8年度 認可外保育施設保育料助成制度)、国の施設等利用費。掲載施設・各施設の特色・受け入れ年齢は当サイトのWeb調査時点の情報で、変わっている場合があります。助成の適用可否・上限額は要件・年度によります。申込前に区の最新資料・各施設で必ずご確認ください。