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【2026-2027年度版】港区で保育園に入れなかったら?2次調整・毎月の利用調整と受け皿

港区で保育園に入れなかったときの次の一手のイメージ

※本記事は港区の公開資料(令和8年度『保育園入園のごあんない』の申込スケジュール・利用調整基準、令和8年4月1次利用調整の園別・クラス別の内定最低指数、認証・認可外の保育料助成の案内)をもとにした情報です。日程・制度は年度で変わり、助成額は令和7年度案内の水準です。手続きの詳細は区の最新資料・窓口でご確認ください。

希望した認可に内定が出なかった——落ち込みますが、港区の保活はここで終わりません。不承諾の通知が届いたのは、多くの場合「入れる園がない」からではなく、40点で並んだ同一指数の勝負で、その園の内定ラインに届かなかったから。つまり絶望する話ではなく、園選びと動き方の問題です。

やることは順番に整理できます。①4月2次に希望を組み直す(結果1/30のあと、締切2/9・結果3/3)、②それでも決まらなければ毎月の利用調整を使い続ける、③並行して認可外・認証で復職の足場を作る、④育休を延ばして待つなら「育休の延長を許容できる申込」も選べる——ひとつずつ見ていきます。

この記事でわかること
  • 4月入園には1次と2次の2回。1次結果は令和8年1月30日発送、2次は締切2月9日・結果3月3日発送
  • そのあとも毎月1日付で利用調整が続く(申込は有効期間内なら毎月の選考対象)
  • 不承諾は「40で並んで届かなかった」ことが多い。「22点以下」「40未満」で入れた受け皿園を希望に混ぜれば入り口は広い
  • 認可外・認証は直接契約で結果を待たずに動ける受け皿。区の助成で実質の負担が抑えられる(令和7年度案内の水準)
  • 「育休の延長を許容できる申込」(−40)は、他の調整指数を打ち消す特別な選び方。意味を理解して選ぶ
  • 港区に認可外を利用したことによる加点はない。認可外は加点の道具ではなく、子に合う園かで選ぶ

① まず仕組み:4月は1次と2次、そのあとは毎月

港区の入園(利用開始)は毎月1日付で、4月入園には1次と2次の2回の利用調整があります。1次で内定が出なくても、次があります。

令和8年4月入園郵送・電子申請窓口申請結果のお知らせ
4月【1次】令和7年11月21日(金)必着令和7年12月2日(火)17時令和8年1月30日(金)発送
4月【2次】令和8年2月9日(月)必着令和8年2月9日(月)17時令和8年3月3日(火)発送

1次の結果が1月30日に届き、そこで内定が出なくても、2次の締切は2月9日。年明けの短い期間ですが、1次の結果を見てから希望を組み直して2次に臨めます。2次の結果は3月3日発送です。

4月2次でも決まらなければ、5月以降は毎月、利用調整が続きます。各月ごとに締切と発表日があり、空きが出た園について選考が行われます。

令和8年の利用希望月(例)申込締切日結果発表日
5月令和8年4月3日(金)令和8年4月17日(金)
6月令和8年5月7日(木)令和8年5月19日(火)
7月令和8年6月5日(金)令和8年6月17日(水)

※港区『令和8年度 保育園入園のごあんない』の受付・発表日程より抜粋。以降の月も毎月受付があります(医師の意見書が必要な方は締切が約1か月前倒し。医療的ケア児クラスは別日程)。全体の日程はスケジュールの記事で扱っています。

② 待機通知書と、申込の有効期間

「待機通知書」は、育休延長を確約するものではありません
港区では、4月1次で保留となった方への保育所入所待機通知書や、待機児童向け居宅訪問型保育事業の結果が令和8年3月3日に発送されます。育児休業給付金の期間延長などでこの通知が必要になる家庭もありますが、「待機通知書があれば育休が必ず延長できる」と断定はできません。延長の可否や必要書類は、勤務先・ハローワーク・区の窓口の案内によります。必要になりそうなら、発行のタイミングと使い方を早めに区へ確認しておくと安心です。
申込は「有効期間内なら毎月の選考対象」
港区の認可申込は、入園を希望する年度の3月入園の申込みまでが有効期間で、取り下げない限りその間は毎月の利用調整の対象になります(希望園や希望月を変えたいときは変更の届出を出します)。つまり1次で内定が出なくても、2次・毎月の選考対象に含まれ続けます。ただし翌年度4月以降も引き続き希望する場合は、あらためて再申込みが必要です。求職・出産・就学などは認定期間に限度があるため、自分の申込がいつまで有効かを区の案内で確認しておきましょう。

③ 「40で並ぶ→同一指数で決着」を踏まえて、希望を組み直す

2次や毎月の利用調整に臨むときは、その時点で空きの見込める園に希望を組み直すのが基本です。港区は園別の申込者数を公表していませんが、園別×クラス別の「内定最低指数」(そのクラスで内定した人のうち、いちばん低かった指数)が毎年公開されています。これが希望の組み直しに使えます。

港区の不承諾の多くは、40点(共働きフルタイム)で並んだ同一指数の勝負で、その園の内定ラインに届かなかった結果です。港区は基準指数がフルタイム就労で保護者1人20点、共働きで20+20=40点、そこに育休復帰への一律加点がないため、多くの世帯が40点にそろいます。人気園ではこの40点が横並びになり、最後は同一指数の優先順位(13段階)で決着します。だから「入れる園がない」のではなく、「その40点で、その園に届かなかった」というのが不承諾の実体です。

「22点以下」「40未満」で入れた受け皿園を、希望に混ぜる
園別の内定最低指数を並べると、40より低い指数でも内定できたクラスが数多く実在します。1歳児だけでも、グローバルキッズ虎ノ門保育園(神谷町駅 徒歩2分)やふたばクラブ港南保育園(品川駅 徒歩4分)は「22点以下」みつばち保育園(白金台駅 徒歩6分)は26点、ニチイキッズ芝公園保育園(芝公園駅 徒歩2分)は28点で内定しています。「港区保育室」である芝公園二丁目保育室も1歳児が28点でした。人気園を希望に置くのは自由ですが、こうした入り口の広い園を必ず希望に混ぜておくと、保留を避けやすくなります。読み方は内定最低指数の記事で詳しく扱っています。

※内定最低指数は令和8年4月1次利用調整の参考値で、年度・園・クラスで変わります。「22点以下」は、内定最低指数が22点以下だったことを区が一括で表記したものです。同一指数でも優先順位により内定とならない場合があります。

④ 認可外・認証で足場を作る——結果を待たずに動ける受け皿

認証保育所・認可外保育施設・企業主導型は、区の選考を経ない受け皿です。施設との直接契約なので、認可の結果が出た後からでも動けます。ただし結果を待ってから探し始めると時間が足りなくなりがち。結果の直後から見学・申込を並行させてください。当サイトが特色を調べた受け皿の園を、いくつか紹介します。

  • ポピンズナーサリースクール広尾(広尾駅 徒歩4分):教育と保育を融合した「エデュケア」を0〜5歳で受けられる認証。月〜土の7時30分〜20時30分(夕延長21時まで)と長時間です
  • ゆらりん東麻布保育園(赤羽橋駅 徒歩1分):駅から徒歩1分の認証。通いやすさが魅力です
  • はなさかす保育園(赤坂駅 徒歩2分):TBSテレビが設置する企業主導型。従業員枠のほか地域枠で申し込め、8時〜22時と長時間です
  • 広尾シュタイナーこども園(広尾駅 徒歩7分):シュタイナー教育と手作り給食を軸にした認可外のこども園(1歳〜就学前)

費用面では、認証・届出済みの認可外は港区の保育料助成の対象になり得ます。認証は差額助成方式で、認可が無償のため月220時間までの基本保育料が助成の対象となり、実質の負担が抑えられます。認可外〈証明書あり〉は0〜2歳が月額上限100,000円・3〜5歳が月額上限97,000円の助成です(いずれも令和7年度案内の水準)。令和8年度の最新の金額・条件は区公式で必ず確認してください。復職の足場としての現実性は十分です。何より、預けてみた園が子に合っていたなら、そのまま通い続けることも含めて良い選択です。認可外は「つなぎ」だけの受け皿ではありません。詳しくは費用の記事認可外の比較記事を参照してください。

港区では「認可外に預けても点数は上乗せされません」
区によっては、認可外に預けて働いていること自体を認可の点数に加える仕組みがあります。港区の調整指数を精査しても、「認可外を利用したことによる加点」に相当する項目はありません。同一指数の優先順位でも、認可外の利用は直接評価されません。だから受け皿を選ぶときは、加点のためではなく、子に合う園か・費用は見合うかで選ぶ——復職が先で、翌年の点数を積む道具にはしない、というのが港区での正しい向き合い方です。

⑤ 育休を延ばして待つなら——「育休の延長を許容できる申込」

0歳での入園を急がず、育休を延ばして1歳4月や翌年度をねらう選択もあります。港区には、その待ち方に対応した調整指数の項目があります。

「育休の延長を許容できる」を選ぶと、他の調整指数は付きません
港区の調整指数には、「希望する認可保育園等に入園できない場合、育児休業の延長も許容できる世帯」(−40)という項目があります。これに該当する申込みでは、ほかの調整指数を一切適用しません。つまり、加点があっても打ち消され、育休延長を前提とした申込みとして扱われます。「どうしても今年入りたい」のか「延長も選べる」のかで、申込みの意味合いが大きく変わる項目です。育休をしっかり取って復職したい家庭に向いた選び方ですが、選ぶ前に意味を正しく理解しておきましょう。指数のしくみの全体像は指数の記事で扱っています。

この申込と、認可外に預けて復職する道——どちらが自分に合うかは、育休給付や職場の状況、費用も含めて総合的に判断してください。育休給付金の延長手続きで書類が必要になる場合の詳細は、勤務先・ハローワーク・区の窓口で確認するのが確実です。

⑥ まとめ:保留からの動き方

  1. 4月は2回、そのあとは毎月:1次(結果1/30)で不承諾でも2次(締切2/9・結果3/3)があり、5月以降も毎月1日付で利用調整が続く
  2. 申込は有効期間内なら毎月の選考対象:入園希望年度の3月入園申込みまで有効。翌年度4月以降を続けて希望するなら再申込みが必要
  3. 「40で並ぶ」を踏まえて組み直す:不承諾の多くは同一指数の勝負。「22点以下」「40未満」で入れた受け皿園を希望に混ぜれば入り口は広い
  4. 認可外・認証で足場を作る:直接契約で結果を待たずに動ける。区の助成で実質の負担が抑えられる(令和7年度案内の水準/令和8年度は区公式で確認)。子に合えば、それ自体が良い選択
  5. 育休で待つ選択も落ち着いて:「育休の延長を許容できる申込」(−40)は他の調整指数を打ち消す特別な項目。意味を理解して選ぶ

港区は、1次で決まらなくても動き続けられる仕組みがそろっています。落ち込む時間は必要ですが、2次、毎月の利用調整、認証・認可外という受け皿、そして育休の待ち方を組み合わせれば、次の入り口はまだ開いています。
▶ まず全体像:港区の保活完全ガイド

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出典:港区『令和8年度 保育園入園のごあんない』(申込スケジュール・利用調整基準・同一指数時の優先順位・育児休業の延長を許容できる申込・認証保育所や認可外の保育料助成・待機通知書の扱い)、令和8年4月1次利用調整の園別・クラス別の内定最低指数。整理は当サイトの解釈を含みます。日程・制度・要件は年度で変わり、助成額は令和7年度案内の水準です。内定最低指数は参考値で、同一指数でも優先順位により内定とならない場合があります。申込前に区の最新資料・窓口で必ずご確認ください。