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【2026-2027年度版】墨田区のエリア別 保活難易度|どの地域が入りやすい?

墨田区のエリア別 保活難易度のイメージ

※倍率は墨田区「令和8年4月(一次)入所の認可保育施設利用申込者数」(令和7年12月22日現在・全103施設)をもとにした当サイトの集計・推定です。エリア区分も当サイトの整理で、公式の区分ではありません。園ごとの差が非常に大きいため、エリア間の相対比較の目安(傾向)としてご覧ください。

同じ墨田区でも、住むエリアで保活の見え方は変わります。区全体の1歳児は1.59倍(第1希望÷募集見込数)の需要超過。これをエリア別に割ると、押上・本所の約2.0倍から、小村井・東あずまの約1.0倍まで、はっきりした傾斜が見えてきます。おおづかみに言えば、区の南側・スカイツリー周辺が締まり、北東部が相対的に緩い——そんな構図です。

ただし墨田区の本当の主役はエリア差ではなく、特定の園への極端な集中。同じエリアの中に、推定実質倍率26倍の園と、募集を第1希望が下回る園が並びます。エリアの数字は出発点にして、園単位まで下りて見ていきます。

この記事でわかること
  • 6エリアの入りやすさ比較(推定実質倍率の中央値+年齢別の需給)
  • 締まるのは押上・本所、両国・菊川、曳舟・向島。緩めなのは鐘ヶ淵・八広、小村井・東あずまという傾向
  • どのエリアにもある「極端な集中園」と「▼・-の受け皿園」の同居
  • エリアの数字を志望リストに落とす組み方(希望順位は選考に無関係)

① 大きな構図:南西に行くほど締まり、北東に行くほど緩む

当サイトでは墨田区の認可保育施設103園を、地理的に6エリアに分けて集計しています。令和8年4月一次の申込状況をエリア別に見ると——

エリア認可園数推定実質倍率の中央値
(0・1歳)
1歳児 募集/第1希望1歳児 倍率
押上・本所133.4倍69/141約2.0倍
両国・菊川293.3倍183/297約1.6倍
曳舟・向島233.0倍103/185約1.8倍
錦糸町92.3倍59/88約1.5倍
鐘ヶ淵・八広191.8倍92/132約1.4倍
小村井・東あずま101.5倍70/71約1.0倍

※「推定実質倍率」は園単位で「第1希望+他園からの流入見込み」を募集見込数で割った当サイト独自の推定値(0・1歳児クラスの中央値)。「1歳児 倍率」はエリア内の第1希望合計÷募集見込数合計の簡易倍率で、別の物差しです。

2つの数字は別のことを教えてくれます。簡易倍率はエリア全体の枠の足り具合中央値は「普通の園までどれだけ希望が波及しているか」。押上・本所は両方が高い=枠も足りず集中も強い、いちばん締まったエリア。小村井・東あずまは1歳児の需給がほぼ均衡(70対71)し、中央値も1.5倍と穏やかです。0歳児で見てもこの傾斜は同じで、押上・本所の約1.3倍に対し、鐘ヶ淵・八広0.83倍・小村井・東あずま0.65倍と、北東部は0歳の募集が第1希望を上回っています

ただし、これはあくまで傾向です。墨田区は0歳児から区全体で需要超過(0歳1.07倍・1歳1.59倍)の区。「緩いエリアに住めば安心」ではなく、「エリアによって、同じ42点で届く園の数が違う」と読むのが実態に近いと考えられます。

② 押上・本所:中央値3.4倍——区内でいちばん締まるエリア

スカイツリーのお膝元。マンション供給で子育て世帯が増え続ける一方、園の数は13と多くありません。1歳児の簡易倍率は約2.0倍と6エリアで最も高く、集中園の顔ぶれも強烈です。ひらがなのツリーほいくえんは1歳児で募集4人に第1希望29人(推定実質倍率約12.9倍・ボーダー45点)、うぃず東駒形保育園が募集2人に第1希望14人(約12.4倍・45点)、押上保育園も募集5人に第1希望19人(約8.7倍・43点)。42点では土俵に乗れないクラスが集まるエリアです。

それでも受け皿はあります。0歳児なら光の園保育学校が募集12人に第1希望4人で、4月一次終了時点で空きあり(「-」)。このエリアで1歳4月を狙うなら、42点で届く園を近隣エリアまで広げて組むのが現実的です。

③ 両国・菊川:区内最多の29園。人気園と「▼」の園が同居する

区南西部の両国・緑・立川・菊川・石原あたり。認可29園と選択肢は最多で、1歳児の簡易倍率は約1.6倍(区全体並み)ですが、中央値は3.3倍と高い——つまり園を選べば景色が変わるのに、希望が一部の園に寄っているエリアです。

同じ徒歩圏に約20倍と「▼30点未満」が並ぶ——エリアの平均値ではなく園単位で見ることの意味が、ここに凝縮されています。

④ 曳舟・向島:区内で最も極端な集中がある

再開発の進む曳舟駅・京成曳舟駅周辺。1歳児の簡易倍率は約1.8倍と押上・本所に次ぐ高さで、ここには区内で最も極端な数字があります。小学館アカデミーひきふね駅前保育園——1歳児の募集1人に第1希望12人、推定実質倍率 約26.1倍。区内の最高値です。ミアヘルサ保育園ひびき曳舟(募集2人・約8.7倍)、まなびの森保育園曳舟(募集5人に第1希望11人・約7.7倍)も駅近の人気園。まなびの森曳舟の1歳児ボーダーは「42・昭和」——42点で並び、昭和から墨田区に住み続けている世帯までで決着したクラスです。

一方、同じエリアの花園保育園は1歳児の募集20人(区内最大級の枠)に第1希望13人で約1.1倍。駅前の新しい園に固執しなければ、枠の厚い受け皿はエリア内にあります

⑤ 錦糸町:同じ園でも0歳と1歳で別世界

認可9園と数は少ないものの、1歳児の簡易倍率は約1.5倍と区全体並み。象徴的なのが横川さくら保育園です。1歳児は募集3人に第1希望13人で約6.9倍なのに、0歳児は募集15人に第1希望3人で約0.7倍——同じ園で、年齢が違うだけで景色が一変します。錦糸町エリアの0歳児は全体でも0.95倍と需給が拮抗しており、「0歳で動く」が特に効くエリアです。ほかでは横川橋保育園(1歳児 募集4人に第1希望13人・約6.5倍)が人気の一角。ちゃのま保育園横川は1歳児ボーダー「▼30点未満」の受け皿側です。

⑥ 鐘ヶ淵・八広/小村井・東あずま:北東部は相対的に緩い

区の北東部は、数字の上では明確に緩めです。鐘ヶ淵・八広(認可19園)は0歳児0.83倍・1歳児約1.4倍、中央値1.8倍。水神保育園(1歳児 募集12人)は4月一次終了時点で空きあり(「-」)、鐘ヶ淵北保育園の1歳児ボーダーは32点、ほがらか保育園も「-」と、42点が無くても入れたクラスがまとまって存在します小村井・東あずま(認可10園)はさらに穏やかで、1歳児の需給はほぼ1.0倍、0歳児は0.65倍と募集が大きく上回ります。横川さくら保育園分園は1歳児で募集15人に第1希望1人でした。

ただし北東部にも集中園はあります。たちばな保育園は1歳児の募集1人に第1希望7人で推定実質倍率約14.8倍キッズガーデン墨田八広は約6.8倍でボーダー45点、クローバーこども園も募集8人に第1希望25人と人気です。「緩いエリア」でも園を選び間違えれば同じこと——ここでも最後は園単位です。

⑦ エリアの数字を、志望リストに落とす

墨田区は希望園の順位が選考に影響しません(先着でも抽選でもなく、合計指数の高い順)。4月一次は7か所まで書けるので、考えるべきは「どの園をリストに入れるか」だけです。

  • 入れたい園は遠慮なく書く:約26倍の園を第1希望にしても、順位づけで不利になることはありません
  • 「▼」「-」や低倍率の園を必ず混ぜる:江東橋分園・ちゃのま横川・水神・ほがらか・横川さくら分園——各エリアに受け皿はあります(ボーダーの記事参照)
  • 0歳で動ける家庭は0歳で:錦糸町・鐘ヶ淵・八広・小村井・東あずまは0歳の募集が第1希望を上回っています。区全体でも0歳1.07倍と1歳1.59倍の差は大きい(年齢の壁の記事参照)
  • エリアをまたぐ:押上・本所や曳舟駅前で厳しければ、鐘ヶ淵・八広方面や大型枠の園まで通園圏を広げる。認可外・認証も含めて土俵を広げる(認可外の記事参照)
「家から近い順」だけで組まない
募集1〜4人の駅近人気園は、ボーダー43〜45点=兄弟在園+3などを持つ世帯が中心の別世界になりがちです。エリアの傾向は出発点にして、園単位の募集数・第1希望・ボーダーで組み立ててください。42点で届く園と「▼」「-」の園を1〜2園混ぜてあるかどうかが、全落ちを防ぐ最大の分かれ目です。

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出典:墨田区「令和8年4月(一次)入所の認可保育施設利用申込者数」(令和7年12月22日現在)、「令和8年4月(第一次)利用調整結果〈入所下限合計指数〉」。エリア区分・推定実質倍率は当サイトの集計・推定で、公式の区分・数値ではありません。区の資料にある「倍率」欄は併願を含む延べ申込数÷募集数のため、本記事の数値とは異なります。園ごと・年度ごとの差が大きいため、実際の難易度は各園・最新の資料でご確認ください。