【2026-2027年度版】墨田区の人気保育園・倍率ランキング|0歳・1歳で見る競争率

※数値は令和8年4月(一次)入所の認可保育施設利用申込者数(墨田区公式・令和7年12月22日現在)に基づきます。倍率は「第1希望+他園からの流入見込み÷募集見込数」で算出した当サイト独自の推定実質倍率で、合否ラインを保証する数値ではありません。区の資料にある「倍率」欄(併願を含む延べ申込数÷募集数)とは別物です。ランキングは募集3名以上の園で集計しています(募集1〜2名の園は倍率が機械的に高く出るため別枠で紹介)。
墨田区で「人気の園」はどこか。区全体の1歳児は1.59倍ですが、園単位では推定20倍超の世界があります。構図ははっきりしていて、駅近や特色ある園の少数募集枠に、希望が極端に集中する。募集1〜4名の枠に、第1希望だけで数十人が並ぶ園が現実にあります。
ただし墨田区で注意したいのは、上位園の外側も決して緩くないこと。0歳から3歳まで全年齢で申込が募集を上回る区なので、「人気園を外せばどこかに入れる」とは限りません。憧れと現実、そしてボーダー(下限指数)と倍率の両輪で読み分けるための数字を、順に見ていきます。
- 1歳児の推定実質倍率トップ5——最高はタムスわんぱく保育園墨田の約20.4倍(募集3に第1希望42人)
- 募集1〜2名の園はさらに極端——小学館アカデミーひきふね駅前は募集1に約26.1倍
- 0歳児トップ5(ひらがなのツリー 約6.2倍 など)——0歳も人気園は別世界
- ボーダー45点の1歳5園と倍率のクロス——倍率が高い=ボーダーが高い、とは限らない
- 上位園はなぜ選ばれるのか(運営・特色・延長保育)
- 募集が大きく倍率の落ち着いた「現実的な園」と、志望リスト7か所の組み方
① 1歳児の人気園トップ5——少数募集枠に数十人が並ぶ
まずは申込がいちばん集中する1歳児から。区全体で338人分の需要超過がある年齢で、上位園の数字は平均(1.59倍)とは別世界です。
| 順位 | 園名 | 最寄り | 募集 | 第1希望 | 推定倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | タムスわんぱく保育園墨田 | 両国 徒歩11分 | 3 | 42 | 約20.4倍 |
| 2 | ひらがなのツリーほいくえん | 押上 徒歩4分 | 4 | 29 | 約12.9倍 |
| 3 | アスク緑保育園 | 両国 徒歩7分 | 3 | 13 | 約8.9倍 |
| 4 | 押上保育園 | とうきょうスカイツリー 徒歩1分 | 5 | 19 | 約8.7倍 |
| 5 | まなびの森保育園曳舟 | 京成曳舟 徒歩2分 | 5 | 11 | 約7.7倍 |
1位のタムスわんぱく保育園墨田は、募集3名に対して第1希望42人・希望欄のどこかに書いた人は延べ106人。1つの席を10人以上で取り合う計算です。共通するのは、駅からの近さか、保育内容への強い支持——理由は③で見ていきます。
上のランキングは募集3名以上の園の集計です。募集が1〜2名だった園では、小学館アカデミーひきふね駅前保育園が募集1に第1希望12人(延べ59人・推定約26.1倍)、たちばな保育園が募集1に第1希望7人(推定約14.8倍)、うぃず東駒形保育園が募集2に第1希望14人(推定約12.4倍)、両国すきっぷ保育園が募集1に第1希望5人(推定約11.6倍)と、桁違いの数字になります。募集1名では倍率が機械的に跳ね上がるため参考値ですが、「1つの席に十数人」が現実に起きているのは確かです。こうした園は「書くな」ではなく、外れる前提で他の園とセットで書くのが正解です(墨田区は希望園の順位が選考に影響しないため、書くこと自体のリスクはありません)。
② 0歳児の人気園トップ5
0歳児は区全体で1.07倍と、1歳より明確に緩い年齢ですが、人気園に限れば話が変わります。
| 順位 | 園名 | 最寄り | 募集 | 第1希望 | 推定倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ひらがなのツリーほいくえん | 押上 徒歩4分 | 6 | 22 | 約6.2倍 |
| 2 | 小梅保育園 | とうきょうスカイツリー 徒歩3分 | 6 | 17 | 約5.4倍 |
| 3 | アスク緑保育園 | 両国 徒歩7分 | 6 | 15 | 約5.0倍 |
| 4 | うぃず東駒形保育園 | 本所吾妻橋 徒歩5分 | 6 | 21 | 約4.8倍 |
| 5 | まなびの森保育園曳舟 | 京成曳舟 徒歩2分 | 6 | 11 | 約4.7倍 |
ひらがなのツリー・アスク緑・うぃず東駒形・まなびの森曳舟は0歳・1歳の両方で上位——年齢を問わず選ばれている園です。ボーダーで見ると、0歳児で数値が42を超えたのはうぃず東駒形の43と墨田みどり保育園の45の2つだけで、上位園でも0歳の大半は42。つまり0歳の人気園勝負は点差ではなく、42で並んだ同点の優先順位勝負です。ひらがなのツリーの0歳には「子3人以上」、小梅には「子の人数より上」の注記が付いており、同点の決着まで厳しかったことがうかがえます。
③ ボーダーと倍率は「両輪」——45点の園、42のまま26倍の園
墨田区は、園別の申込者数と下限合計指数(ボーダー)の両方が公表される、データの豊かな区です。両方を重ねると、1歳児はこう読めます。
| 園名 | 1歳ボーダー | 推定倍率 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| タムスわんぱく保育園墨田 | 45 | 約20.4倍 | 点数も倍率も最上位の最激戦 |
| ひらがなのツリーほいくえん | 45 | 約12.9倍 | 同上。0歳も区内トップ |
| うぃず東駒形保育園 | 45 | 約12.4倍 | 募集2名の狭き門 |
| キッズガーデン墨田八広 | 45 | 約6.8倍 | 倍率は中位でもボーダーは最上位 |
| 木ノ下保育園 | 45 | 約3.2倍 | 倍率約3倍でも45——倍率だけでは測れない |
| 小学館アカデミーひきふね駅前保育園 | 42 | 約26.1倍 | 倍率区内トップでもボーダーは42=42の大集団の同点勝負 |
1歳でボーダー45が付いたのは、木ノ下・うぃず東駒形・キッズガーデン墨田八広・ひらがなのツリー・タムスわんぱく墨田の5園。45=42+兄弟在園+3で説明できる水準で、上乗せ加点を持つ世帯だけで席が埋まったことを意味します。第一子・共働きの42点では、この5園には構造的に届きません。
面白いのは両極です。木ノ下保育園は推定約3.2倍なのにボーダー45——募集2名の小さな枠を、高い点数の世帯が確実に取りにきた形。逆に小学館アカデミーひきふね駅前は約26.1倍なのにボーダー42——並んだ大集団のほぼ全員が42点で、同点の優先順位(子の人数・住民になった年)で1席が決まった形です。倍率は「並ぶ人数」、ボーダーは「並ぶ点数」。片方だけ見て「届く・届かない」を判断しないのが、墨田区の園選びの基本です。
④ 上位園はなぜ選ばれる?
申込が集まる園には理由があります。上位に入った園の特色を見てみます(詳細は各園ページと公式サイトから確認できます)。
タムスわんぱく保育園墨田(1歳1位・私立)
両国駅徒歩11分、社会福祉法人春和会(桐和会グループ)が運営する認可園。「子ども一人ひとりの生きる力を育てます」を方針に子ども主体の保育を実践し、系列クリニックとの医療連携や英語あそび、裸足保育、自園調理による完全給食が特色。おむつ等の「手ぶら登園」制度があり、子育てひろばと学童クラブを併設します。共働きの負担軽減と保育内容の両取りが、募集3名に第1希望42人という区内最大の集中を生みました。
▶ タムスわんぱく保育園墨田の詳細/公式サイト
小学館アカデミーひきふね駅前保育園(募集1名に第1希望12人・私立)
曳舟駅徒歩3分、株式会社小学館アカデミーが運営する認可園。定員59名。「あったかい心を持つ子どもに育てる」を保育理念に、あそび・せいかつからまなびへつなげる独自の「楽習保育®」で、ことば・もじ・かず・かたち・おんがくなどへの興味を育みます。駅前立地と出版社系ならではの保育プログラムへの期待が、募集1名に延べ59人という集中の背景です。
▶ 小学館アカデミーひきふね駅前保育園の詳細/公式サイト
ひらがなのツリーほいくえん(1歳2位・0歳1位・私立)
押上〈スカイツリー前〉駅徒歩4分、社会福祉法人東京児童協会が運営する2018年開園の認可園。定員60名。建築家エマニュエル・ムホー氏が空間デザインを手がけた、46色46文字のひらがなをちりばめたカラフルな園舎が特色です。東京スカイツリーのふもとという立地で、開所は月〜土7:15〜20:15。0歳・1歳の両方で区内トップクラスの人気、1歳ボーダーも45と、数字がそろって裏づける人気園です。
▶ ひらがなのツリーほいくえんの詳細/公式サイト
うぃず東駒形保育園(1歳45点・0歳4位・私立)
本所吾妻橋駅徒歩5分、WITH GROUP(株式会社WITH)が運営する認可園。定員60名。五感の発達を促す体験型の保育に力を入れ、英語・リズム遊び・運動・知育遊びや園庭でのサッカー活動を実施します。町会主催の行事への参加など地域との交流も大切にし、開所は7:15〜20:15。1歳は募集2名にボーダー45・推定約12.4倍という狭き門でした。
▶ うぃず東駒形保育園の詳細/公式サイト
押上保育園(1歳4位・公設民営)
とうきょうスカイツリー駅徒歩1分、社会福祉法人雲柱社が2009年から指定管理者として運営する公設民営の認可園。園庭から東京スカイツリーが目の前に見える立地で、「子どもを真ん中に」保護者・地域・職員が共に育ち合う保育園を目指します。最大の特色は開所7:15〜22:15、18:15〜22:15の延長保育という区内屈指の長時間対応。駅徒歩1分×夜間帯の延長が、共働き世帯の強い支持を集めています。
▶ 押上保育園の詳細/公式サイト
たちばな保育園(募集1名に第1希望7人・区立)
東あずま駅徒歩3分の墨田区立認可園。定員91名で、令和7年4月に認定こども園から認可保育園に移行しました。園庭と地続きの児童遊園があり春には桜が咲く環境で、戸外での集団遊びや絵本・制作などの表現活動、野菜や果物の栽培・収穫体験を大切にしています。地域に根づいた区立園の安心感が、募集1名に第1希望7人の集中を生みました。
▶ たちばな保育園の詳細/公式ページ
⑤ 現実的な園も混ぜる——募集が大きく倍率の落ち着いた園
上位園は魅力的ですが、憧れだけを並べると外したときに逃げ場がありません。全年齢が需要超過の墨田区でも、募集が大きく推定倍率1倍前後の園は確かにあります。たとえば——
| クラス | 園名 | 最寄り | 募集 | 推定倍率 | ボーダー |
|---|---|---|---|---|---|
| 0歳 | 鐘ヶ淵北保育園 | 鐘ヶ淵 徒歩4分 | 12 | 約0.2倍 | -(空きあり) |
| 0歳 | 中川南保育園 | 東あずま 徒歩6分 | 9 | 約0.4倍 | -(空きあり) |
| 0歳 | しらひげ保育園 | 鐘ヶ淵 徒歩8分 | 9 | 約0.5倍 | -(空きあり) |
| 0歳 | 横川さくら保育園 | 押上 徒歩9分 | 15 | 約0.7倍 | -(空きあり) |
| 1歳 | 横川さくら保育園分園 | 東あずま 徒歩1分 | 15 | 約0.4倍 | -(空きあり) |
| 1歳 | 水神保育園 | 鐘ヶ淵 徒歩5分 | 12 | 約0.9倍 | -(空きあり) |
| 1歳 | すみだ保育園 | 鐘ヶ淵 徒歩4分 | 10 | 約1.0倍 | ▼30点未満 |
| 1歳 | 花園保育園 | 東向島 徒歩5分 | 20 | 約1.1倍 | 42 |
| 1歳 | きんし保育園 | 錦糸町 徒歩5分 | 15 | 約1.3倍 | 42 |
ポイントは募集人数の大きさです。募集1〜3名の人気園は1人の申込で倍率が跳ねますが、募集10〜20名の園は同じ倍率1倍前後でも安定感がまるで違います。花園保育園(募集20)やきんし保育園(募集15)はボーダー42なので同点勝負にはなりますが、席の数だけチャンスがある。水神・横川さくら分園のように「-(空きあり)」で一次を終えた園なら、なおさらです。墨田区の難易度は駅やエリアより、その園にその年、何人分の募集が出たかで決まる面が大きい——新設・定員拡大で募集の大きい園を志望リストに組み込めば、同じ沿線でまったく違う戦いができます。
① 人気園は遠慮なくリストに入れる(希望順位は選考に無関係。4月一次は7か所まで)。② 募集が大きく倍率の落ち着いた園・ボーダー「▼」「-」の園を必ず1〜2園混ぜる。③ そして認証・認可外も並行して見ておく。
墨田区では認可外に預けると調整指数+2が付きますが、育休復帰の+2と択一なので点数の上乗せにはなりません。だからこそ、保育方針の自由度・英語や運動などの特色・0歳から入りやすい柔軟さといった園そのものの価値で選べます。子に合う園が見つかったら、まず一度入れてみるのはいい選択です。費用面も、認証保育所の保育料には0〜2歳児クラスで月額上限80,000円の区の助成があり、実質負担を大きく抑えられます。
▶ 詳しく:認可外・認証・企業主導型の違い
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出典:墨田区「令和8年4月(一次)入所の認可保育施設利用申込者数」(令和7年12月22日現在)「令和8年4月(第一次)利用調整結果〈入所下限合計指数〉」。推定実質倍率・徒歩分・園の特色は当サイトの集計・調査によるもので、公式の倍率ではありません。募集見込数はその後の状況で変動しえます。募集・申込・保育内容は年度で変わるため、最新情報は各園・区の公式資料でご確認ください。