保活コラム一覧へ

【2026-2027年度版】墨田区の保活完全ガイド|点数・倍率・人気園・認可外の使い方

墨田区の保活完全ガイドのイメージ

※本記事は墨田区の公開資料(『認可保育施設利用申込みのご案内〈令和8年用〉』、令和8年4月一次の利用申込者数・入所下限合計指数、認証保育所保育料負担軽減助成金の区公式ページ)をもとにした情報です。倍率等は当サイトの推定を含みます。申込前に区の最新資料でご確認ください。

墨田区の保活を、この1本で俯瞰できるようにまとめました。スケジュール・点数・ボーダー・人気園・認可外の使い方——それぞれ詳しい記事へのリンクも用意しています。まずは全体像から。

墨田区の保活を一言で言うと、「42点」で並ぶ、0歳から締まる区。0歳児クラスですでに第1希望が募集を上回り、「0歳なら余裕」というよその感覚は通用しません。それでも、数字を読めば打ち手は見えてきます。

結論:墨田区の保活はこう動く
  • 4月入所は一次が郵送・電子12月3日/窓口12月10日締切、結果は2月上旬に文書通知。二次は電子2月18日/窓口2月25日
  • 指数は父母それぞれ20点満点+調整指数。フルタイム共働き40点+育休復帰の+2で42点——これが1歳児クラスの最頻ボーダー
  • 年齢別の第1希望倍率は0歳1.07・1歳1.59・2歳1.46・3歳1.18全年齢が需要超過の区です
  • ただし1歳1.59倍より0歳1.07倍は明確に緩い——それでも0歳で動くのが最善手
  • 人気園のボーダーは43〜45点、最激戦は「△48点以上」。逆に「▼30点未満」「▼40点未満」「-(空きあり)」の園も点在
  • 認可外預けの+2は育休復帰の+2と択一=点の上乗せにはならない。効くのは育休が切れた後の42点維持と、受け皿としての価値。助成は0〜2歳児で月額上限80,000円

① 墨田区の全体像:全年齢が需要超過。「0歳なら余裕」は成立しない

墨田区が公表する令和8年4月一次の利用申込状況には、認可保育施設103施設分の募集見込数と希望順位別の申込者数が載っています(当サイトでは認証・企業主導型なども含めた126施設を掲載)。区全体を年齢別に集計すると——

クラス募集見込数第1希望倍率(第1希望÷募集)
0歳児5786181.07倍
1歳児5769141.59倍
2歳児1602341.46倍
3歳児1321561.18倍

※令和8年4月(一次)入所の利用申込者数(令和7年12月22日現在)より当サイト集計。区の資料にある「倍率」欄は併願を含む延べ申込数÷募集数のため数倍〜数十倍に見えますが、そのまま「落ちる確率」ではありません。需要の実態は第1希望で見るのが適切です。

注目すべきは、0歳児から3歳児まで、すべての年齢で第1希望が募集を上回っていること。「0歳は枠が余っていて、1歳から激戦」という構図の区もありますが、墨田区は0歳ですでに1.07倍。0歳で出せば安全、とは言えません。それでも1歳の1.59倍と比べれば0歳は明確に緩く、結論としては墨田区でも「0歳で動く」が最善手です。2歳は募集が160人と1歳の3分の1以下に細り、3歳も1.18倍——年齢が上がっても逃げ切れない区、と言えます(4〜5歳児はほぼ空きあり)。

② 点数の決まり方:「42点」が事実上のスタートライン

墨田区の指数は合計指数=基準指数(父)+基準指数(母)+調整指数。基準指数は保護者1人あたり最高20点で、フルタイム(週5日・週40時間以上)なら20点。共働きで40点です。墨田区は育休中でも産休前の勤務条件で就労として評価され、さらに育休からの復職予定で調整指数+2。つまり「フルタイム共働き+育休復帰」=42点が、多くの世帯の持ち点になります。

そして令和8年4月一次の園別「入所下限合計指数」を見ると、1歳児クラスのボーダーは42が圧倒的最頻(数値が公表されたクラスの大半)。42点は「有利な点数」ではなく、人気園の土俵に乗るための持ち点です。その上の43〜45点は兄弟在園+3や双子+2などの上乗せ組の世界、最激戦は範囲公表の「△48点以上」。逆に「▼30点未満」「▼40点未満」で入れた園や「-(4月一次終了時点で空きあり)」の園も点在していて、42点が無くても入れる園は実在します。
▶ 詳しく:保育指数(合計指数)の計算方法何点で入れる?指数ボーダー

③ 墨田区のクセ:42点で並んだ先は「優先順位16段階」の世界

同じ42点がずらりと並ぶ。決着は「子の人数」や「住民になった年」まで
1歳児クラスでボーダー42のクラスのほとんどには、下限指数表に「2人/R2-3」「子3人以上」といった注記が付いています。これは同一指数の優先順位(16段階)のうち「養育している子どもの人数」「墨田区に住民になった年」まで見て、ようやく内定が決まったという意味。つまり42点で並ぶのが常態で、同点勝負までがセットの区です。
なかには「42点・昭和から住民の世帯まで」で決着したクラスもあります。転入して間もない世帯は、42点あっても同点で一歩下がる可能性がある——だからこそ、42で確実に届く園と「▼」「-」の園を志望リストに混ぜるのが墨田区の基本戦略です。
▶ 詳しく:同一指数のときの優先順位16段階

④ 保活スケジュール:一次は12月3日(電子)締切・結果は2月上旬

令和8年4月入所は、一次が郵送・電子12月3日/窓口12月10日締切。結果は2月上旬頃に文書で通知されます(一次のみ、内定の有無にかかわらず全員に通知)。二次は電子2月18日/窓口2月25日締切です。

見落としやすいのが年度末。令和8年1月・2月・3月入所の締切も、4月一次と同じ12月3日(電子)・12月10日(窓口)です。「1月入所は年末に申し込めばいい」という感覚でいると間に合いません。入所は毎月1日付で、利用調整会議は毎月15日ごろ。一度出した申込書は令和8年12月入所分まで有効で、毎月の再申込みは不要です。希望園は4月一次で7か所まで書けます。
▶ 詳しく:墨田区の保活スケジュール

⑤ 年齢別の戦略:どの年齢も1倍超え。それでも0歳が最善手

  • 0歳児:第1希望倍率1.07倍。すでに需要超過ですが、全年齢で最も緩く、募集578人と枠も最多。ボーダーも42中心ながら「▼30点未満」〜32点の入りやすい園が一定数あります。選べる余地が最も大きいのは0歳です
  • 1歳児1.59倍で最激戦。第1希望914人に対し募集576人。42点に確実に乗せたうえで、「42で届く園」を志望リストに組み込めるかが決め手です
  • 2歳児:募集は160人と1歳の3分の1以下に激減。倍率1.46倍。2歳勝負は選択肢が最も狭く、避けたい構図です
  • 3歳児:1.18倍。「3歳になれば入れる」とは言い切れず、3歳新設枠にはボーダー48点のクラスが複数出ています。一方で「-(空きあり)」の園も多く、園により二極化しています

1歳の壁を正面から登るより、1.07倍の0歳で動く——需要超過の墨田区でも、これが最も分の良い選択です。育休を早く切り上げる負担との天秤にはなりますが、数字の構図は知ったうえで判断を。
▶ 詳しく:0歳・1歳・2歳、いつ入れるべき?

⑥ 人気園・倍率が高い園:駅近×少数枠に極端に集中する

区全体の1歳は1.59倍でも、園単位では別世界があります。1歳児クラスの推定実質倍率で見ると、小学館アカデミーひきふね駅前保育園が約26.1倍(募集1に第1希望12人)、タムスわんぱく保育園墨田が約20.4倍(募集3に第1希望42人)、たちばな保育園が約14.8倍、ひらがなのツリーほいくえんが約12.9倍、うぃず東駒形保育園が約12.4倍、両国すきっぷ保育園が約11.6倍。募集1〜4名の枠に希望が集中する構図です。

ボーダーで見ても、1歳で45点だったのは木ノ下・うぃず東駒形・キッズガーデン墨田八広・ひらがなのツリー・タムスわんぱく墨田——倍率と点数の両方が裏付ける人気園です。志望リストは「憧れの人気園+42点で現実的に届く園+▼や-の園」の組み合わせで。
▶ 詳しく:人気保育園・倍率ランキングエリア別の入りやすさ

※推定実質倍率は「第1希望+他園からの流入見込み」を募集数で割った当サイト独自の推定値で、区の公式数値ではありません。

⑦ 認可外は「点数の道具」にならない。それでも価値は大きい

+2は育休復帰の+2と択一。効くのは点ではなく「時間」と「受け皿」
墨田区では、認可外保育施設等に月極・月48時間以上預けると調整指数+2が付きます。ただしこの+2は育休復帰の+2と択一(両方には該当できず、認可外預けの側が適用)。つまり「42点にさらに上乗せ」にはなりません。
それでも認可外の価値は大きい。(1) 育休が切れて復職した後も42点相当を維持できる(育休復帰の+2は復職すれば使えなくなりますが、認可外預けの+2がそれを引き継ぐ形になります)。(2) 全年齢が需要超過の墨田区で、現実的な受け皿になる。そして何より、保育方針の自由度・英語や運動などの特色・0歳から入りやすい柔軟さといった園そのものの価値。子に合う園が見つかったら、まず一度入れてみるのがいい選択です。
費用面では、認証保育所の保育料に対する区の助成が0〜2歳児クラスで月額上限80,000円と手厚く、認可保育園は令和7年9月から全児童の月額保育料が0円。認可・認可外どちらに進んでも、費用のハードルはかなり下がっています。
▶ 詳しく:認可外・認証・企業主導型の違い費用と補助

⑧ まとめ:まずやるべきこと

  1. 自分の点数を知る:フルタイム共働き40点+育休復帰+2の42点に乗るか。兄弟在園+3・双子+2などの上乗せがあるか
  2. 同点条件を棚卸しする:42点で並んだとき、子どもの人数・在住年数・非課税/所得・保育士勤務などの優先順位16段階で決まります。転入直後の世帯は特に、42で並ぶ人気園一択のリストを避ける
  3. 「42で届く園」と「▼・-の園」を必ず混ぜる:43〜45点や「△48点以上」の園は上乗せ組の世界。「▼30点未満」「▼40点未満」「-」の園は実在します
  4. できれば0歳で動く:0歳1.07倍もすでに需要超過ですが、1歳1.59倍・2歳は枠が3分の1。墨田区は「早く動く」が最も効く区です
  5. 秋までに見学・書類:就労証明書は勤務先へ早めに依頼。郵送・電子の受付開始は11月中旬、締切は12月3日(窓口は12月10日)です
  6. 落ちても動き続ける:申込書は12月入所分まで有効で、毎月自動的に利用調整されます。二次(電子2月18日締切)もその先も、選考は続きます

墨田区の保活は、42点に確実に乗せて、同点条件を整えて、データを見て園を選ぶ——ここまでやれば運任せではなくなります。墨田区は園別の募集数・希望順位別申込者数・下限指数まで公表される、データの豊かな区。調べた人から有利になります。
▶ 落ちたときの次の一手

まずは、あなたの点数から
就労状況と家庭の事情を入れるだけで、墨田区のルールに沿った指数の目安と、入れそうな園がわかります。

▶ 墨田区の点数計算ツールで確認する / 施設一覧・地図で探す

出典:墨田区『認可保育施設利用申込みのご案内(令和8年用)』、令和8年4月(一次)入所の認可保育施設利用申込者数(令和7年12月22日現在)、令和8年4月(第一次)利用調整結果〈入所下限合計指数〉、認証保育所保育料負担軽減助成金の区公式ページ。倍率・ボーダーの集計は当サイトの推定を含みます。制度は年度で変わるため、申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。