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【2026-2027年度版】江東区の保活完全ガイド|点数・ボーダー・申込データの正しい読み方

江東区の保活完全ガイドのイメージ

※本記事は江東区の公開資料(『令和8年度江東区保育園等入園のしおり』、令和8年4月一次の施設別申込倍率表・入所指数ボーダー表、認可外保育施設等補助の区公式ページ)をもとにした情報です。集計には当サイトの整理を含みます。申込前に区の最新資料でご確認ください。

江東区の保活を、この1本で俯瞰できるようにまとめました。スケジュール・点数・ボーダー・申込データの読み方・認可外の使い方——それぞれ詳しい記事へのリンクも用意しています。まずは全体像から。

江東区の保活で最初に知ってほしいのは、「公表される申込データは"延べ"」だということ。区が公表する申込倍率は第1〜第5希望の延べ(重複を含む)で、1歳児は3.93倍と出ます。でも、実際に「何点で入れたか」を示すボーダー表を見ると——0歳はほぼ全園24点(共働きフルタイムの素点そのまま)、1歳の最頻ボーダーは26点。数字の見た目ほど、怖い区ではありません。

結論:江東区の保活はこう動く
  • 指数は父母それぞれ12点満点・合算24点+調整指数。1歳児クラスのボーダー最頻値は26点(=24+育休復帰+2)、人気園は27〜28点。0歳はほぼ全園24点
  • 4月入園の一次は郵送10月14日〜11月20日必着/窓口10月21日〜11月20日。結果は1月23日発送。二次は11月21日〜2月13日で結果3月2日発送
  • 区公表の申込倍率(第1〜第5希望の延べ・重複を含む)は0歳3.22・1歳3.93・2歳2.77・3歳1.46。延べは1人が最大5園に数えられるため、実際の競争はこの数字より緩い
  • 募集の絶対数が大きい区。令和8年4月一次だけで全体5,202人・1歳児1,658人の募集
  • ボーダー表では「残(空きあり)」が579セル、「なし(全員入所)」が68セル。入りやすい園も広く実在します
  • 認可外・認証への預け加点は+2(2人以上は各+3)で、育休復帰の+2とは択一。区の認可外補助は0〜2歳児で月額上限80,000円

① 江東区の全体像:募集の絶対数が大きい。申込データは「延べ」で読む

江東区は、施設別×クラス別の申込倍率と、入所指数ボーダー表(内定した方の最低利用指数)を毎年公表する、データの豊かな区です。令和8年4月一次(認可保育施設213施設)の区全体の数字はこうなっています。

クラス募集(入所可能数)申込(第1〜第5希望の延べ)区公表倍率(延べ)
0歳児1,0403,3493.22
1歳児1,6586,5163.93
2歳児5491,5192.77
3歳児6299201.46
4歳児5761750.30
5歳児750690.09

※令和8年4月一次の区公表資料(施設別申込倍率表)より。申込数は第1〜第5希望の延べ人数(受託・転園希望を含む)で、1人の子が最大5園分カウントされます。実際の競争はこの数字より緩く、実態は後述のボーダー表(何点で入れたか)が正確です。

まず押さえたいのは募集の絶対数の大きさ。1歳児だけで1,658人、全体で5,202人という規模です。そのうえで倍率の読み方。「1歳3.93倍」は延べ——併願5園ぶんが全部足された数字なので、「4人に1人しか入れない」という意味ではありません

「江東は4倍だから絶望」は誤読です
実際に何点で入れたかを示すボーダー表を見ると、景色は変わります。0歳児クラスで数値ボーダーが付いた79園のうち65園はボーダー24=共働きフルタイムの素点で入れており、24を超えた園はわずか3園。さらに全クラス合計では、利用調整後も空きが残った「残」セルが579、申込者全員が入所した「なし」セルが68あります。延べ倍率の見た目と、点数の現実は別物。江東区は「正しくデータを読めば、届く園がちゃんと見つかる区」です。
▶ 詳しく:何点で入れる?指数ボーダー

② 点数の決まり方:父母合算24点+調整指数。1歳は「26」が実質ライン

江東区の指数は利用指数=世帯基準指数(父)+世帯基準指数(母)+調整指数。基準指数は保護者1人あたり上限12点で、フルタイム(週40時間以上・月20日以上)なら12点。共働きフルタイムで24点です。希望園の順位は選考に影響せず、利用指数の高い順に内定します。

そして1歳児クラスの実質ラインが26点。カラクリは育休復帰の調整指数+2です。育休中でも基準指数は「就労中と同じ」(外勤に準じて最大12点)で評価され、1歳児クラス以降の育休復帰にはさらに+2が付く——つまり「フルタイム共働き+育休復帰」の26点が、1歳の多数派の持ち点。ボーダー表でも、1歳で数値ボーダーが付いた138園のうち103園が26で、人気園は27〜28(きょうだい在園+2などの上乗せ帯)です。
▶ 詳しく:保育指数(利用指数)の計算方法

③ 江東区のクセ:育休復帰の+2は「1歳児クラス以降」しか付かない

0歳児クラスに育休加算はない——だから0歳のボーダーは24で止まる
育休復帰の+2(調整指数12番)が付くのは1歳児クラス以降の申込だけ。0歳児クラスには付きません。だから0歳は共働きフルタイムの素点24が事実上の上限で、ほぼ全園のボーダーが24に並びます。裏を返せば、0歳は「加点勝負」ではなく「同点勝負」——24点で並んだときは優先順位(区民・ひとり親・子の人数・在住期間など12段階)で決まります。
もうひとつの重要ルールが、育休復帰+2と認可外預け加点+2/+3(調整14番)は重複しないこと。育休対象の子はそもそも14番の対象外で、「育休中に認可外に預けて両取り」はできません。
▶ 詳しく:調整指数18項目と重複ルール

④ 保活スケジュール:郵送は10月14日〜11月20日必着。結果は1月23日

令和8年4月入園の一次は、郵送が令和7年10月14日〜11月20日(必着)、窓口が10月21日〜11月20日。結果は令和8年1月23日(金)発送です。二次は11月21日〜令和8年2月13日受付で、結果は3月2日(月)発送。入園は原則毎月1日付で、4月に限らず毎月利用調整があります。

注意したいのは育休復帰の条件。入園月の月末までの復職が必須(復職証明書を復職後2週間以内に提出)で、復職しないと原則退園です。4月入園なら4月末までに復職——復帰時期は勤務先と早めにすり合わせを。
▶ 詳しく:江東区の保活スケジュール

⑤ 年齢別の戦略:0歳は素点24で届く園が広い。1歳は26が標準装備

  • 0歳児:募集1,040人。ボーダーはほぼ全園24=共働きフルタイムの素点で届き、24を超えた園は3園だけ。点数の壁が実質ないのが0歳です。同点勝負になった場合に備え、優先順位(後述の12段階)で自分の世帯がどこに立つかは知っておきましょう
  • 1歳児:募集1,658人と枠は全年齢で最多。ただし申込も最も集中し、ボーダーは26が最頻。育休復帰の+2で26は「標準装備」になるため、差がつくのは27〜28の人気園帯です。一方で、1歳でも空きが残った園(「残」)が53園、全員入所の園も6園。26で届く園+空きのある園を組み合わせれば、現実的に戦えます
  • 2歳児:募集549人と他年齢より細ります。ボーダーは24〜26が中心。ただし「残」も81園あり、枠は細るがゼロではないのが江東区の2歳です
  • 3歳児:区公表倍率(延べ)1.46と明確に緩みます。数値ボーダーが付いた園は29園だけで、「残(空きあり)」が112園。4歳・5歳はほぼ全園に空きがあります

まとめると——0歳は「点数より枠と同点勝負」、1歳は「26を確保して園選びで勝負」、2歳は「選択肢が細る前提で早めに動く」、3歳からは楽になる。1歳の募集が1,658人と大きいので、「0歳で入れないと終わり」という区ではありません。育休を1歳まで取る計画も、江東区では十分成立します。
▶ 詳しく:0歳・1歳・2歳、いつ入れるべき?

⑥ 集中の構図:湾岸(東雲・豊洲・有明)と亀戸・白河の駅近に人気が集まる

区全体では届く園が広くある一方、園単位では申込が極端に集中する一角があります。1歳児の区公表の申込倍率(第1〜第5希望の延べ・重複を含む)を募集3人以上の園で見ると、東雲キャナルコート ナーサリースクール27.0・毛利19.33・ひまわりキッズガーデン東雲15.67・グローバルキッズ西大島園14.25・しののめYMCAこども園13.67・豊洲めぐみこども園13.0・ポピンズナーサリースクール亀戸12.5・アスクもんなか12.0——湾岸(東雲・豊洲・有明)と亀戸・白河エリアの駅近に上位が並びます。

ボーダーで見ても構図は同じ。1歳で区内最高のボーダー28が付いたのは、白河かもめ・白河・毛利・東雲キャナルコート・さくらさくみらい豊洲・コビープリスクールかめいど・おはよう保育園亀戸・まなびの森プチ・ナーサリー西大島・小名木川・城東の10園。26の標準装備では届かない園があることは、志望順を組む前提として知っておきたい事実です。

※延べ倍率は重複を含むため、実際の競争はこの数字より緩くなります。なお猿江(43.0)など極端な数字の園は募集1〜2人のケースで、「競争が激しい」というより「そもそも枠がない」状態。倍率の大小で語れる帯ではありません。実態はボーダー表で確認を。

▶ 詳しく:人気保育園ランキングエリア別の入りやすさ

⑦ 認可外・認証の位置づけ:受け皿であり、選択肢であり、結果として+2/+3

子どもに合う園なら、まず入れてみるのがいい選択
認証保育所や認可外保育施設には、保育方針の自由度・英語や運動などの特色・0歳から入りやすい柔軟さといった園そのものの価値があります。認可の結果待ちの「保険」としてだけ見るのはもったいない存在です。とくに湾岸の人気園帯では、認可の枠の絶対数に対して申込が集中するため、認可外・認証が現実的な受け皿になります。
費用面では、江東区の認可外保育施設等への補助が0〜2歳児クラスで月額上限80,000円、3〜5歳児クラスで月額上限77,000円(課税状況によらず)と手厚く、実質負担はかなり抑えられます(上限額・条件は年度で見直されるため区公式で確認を)。認可側も令和7年9月から全児童の月額保育料が無償(給食費込み)になっており、どちらに進んでも費用のハードルは下がっています。
制度上の事実としては、認可外・認証等に月極(月12日・1日4時間以上)で預けて復職している場合、認可申込で調整+2(2人以上は各+3)が付きます。育休復帰の+2とは択一なので「両取り」はできませんが、認可外で復職して翌期の認可を狙う道は、江東区でも制度としてきちんと機能します。点数のために預けるものではなく、順序は「子に合う園か」が先です。
▶ 詳しく:認可外・認証・企業主導型の違い費用と補助

⑧ まとめ:まずやるべきこと

  1. 自分の点数を知る:基本は父母12点ずつの24点。1歳児クラスなら育休復帰+2で26、認可外預け+2/+3は育休+2と択一。きょうだい在園なら+2
  2. ボーダーと照らす:0歳はほぼ全園24、1歳は26が最頻で人気園27〜28。持ち点26なら「27〜28の園だけで埋めない」が鉄則。「残」「なし」の園も必ずリストに混ぜる
  3. 延べ倍率に振り回されない:区公表の申込倍率は第1〜第5希望の延べ。実際の競争はこの数字より緩く、実態はボーダー表で読む
  4. 秋までに見学・書類:就労証明書は勤務先へ早めに依頼。郵送受付は10月14日開始、締切は11月20日必着です
  5. 認可外・認証も並行して見る:0歳から入りやすく、補助も手厚い。子に合う園が見つかれば、それ自体が良い選択です
  6. 落ちても動き続ける:二次(2月13日締切・結果3月2日)、その後も毎月1日付の利用調整が続きます。認可外で復職すれば翌期は+2/+3で臨めます

江東区は、施設別の申込状況もボーダーも公表される、データで戦える区です。「延べの倍率」と「点数の現実」を区別して読む——これができれば、保活は運任せではなくなります。
▶ 落ちたときの次の一手

まずは、あなたの点数から
就労状況と家庭の事情を入れるだけで、江東区のルールに沿った指数の目安と、入れそうな園がわかります。

▶ 江東区の点数計算ツールで確認する / 施設一覧・地図で探す

出典:江東区『令和8年度江東区保育園等入園のしおり』(利用調整=基準指数・調整指数・優先順位)、令和8年4月一次の施設別申込倍率表(申込数は第1〜第5希望の延べ・受託/転園希望含む)、令和8年4月一次 入所指数ボーダー表、認可外保育施設等補助の区公式ページ。ボーダー等の集計は当サイトの整理を含みます。制度は年度で変わるため、申込前に区の最新資料で必ずご確認ください。